叙情的光景 アオサギ湖面に佇む
ここ数週間、美瑛を離れて撮影を行っています。丘の光景から水辺や海辺の光景は、とても新鮮なものです。撮影が終わるのが午後7時半頃で、早朝3時過ぎ起きの撮影もありますので一泊の車中泊が必須です。狭い軽自動車で、なんとか続いています。
<手順14 「ノイズ軽減」でノイズを取り除く>
次にノイズを軽減させます。露出やシャープネスの調整を先に行わないと、先にノイズを消しても露出を変えたり、シャープネスをかけた時点でノイズの目立ち方が変わってしまうためノイズ低減処理をシャープネスの後にもってきます。
ノイズには白黒のザラつきのように見える「輝度ノイズ」と、赤や緑の斑点のように見える「カラーノイズ」があります。片方だけでも構いませんし、両方でも構いません。
ノイズは軽減させるほど解像感が落ちてしまうということになりますので、徹底的にノイズを軽減させるというよりも、解像感と低ノイズのバランスをとりつつ調整することになります。
「輝度のディティール」はしきい値を設定します。この数値を上げるとディテールは保持されますがノイズ軽減の適用範囲は弱まり、値を下げるとノイズ軽減の適用範囲広がりますが、ディティールが失われやすくなります。
「輝度のコントラスト」は値を上げるとコントラストは保持され、画像のコントラストは残りますがスムーズさが失われやすくなります。逆に値を下げると輝点のコントラストを下げるためスムーズになりますが、コントラストが失われる場合があります。