PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

APS-C

写真についての個人的なメモです!

動物と風景

 過日の朝も期待外れの天気でしたが、5匹のキツネを見かけました。例の尻尾の毛が先だけにあるキツネも遠方に見ることができました。遠くでもちょうど丘の稜線上ということでシャッターをきりましたが、やはり少々ピンぼけです。APS-Cカメラなので450mm程度の換算の望遠となります。

IMG_9071


 構図  右に木(枝が空に伸びている)があるのをトリミングしたので、キツネが中央となり、やや不満なものとなりました。青い山並みに薄いピンクの空で、空をもう少し入れたかったのですが枝の関係でこれがギリギリでした。これをさらにトリミングすると画素数が足りなくなってしまいます。まあ、これがキツネの大きさの最小だと思います。この辺りの構図的なものは、キツネを中央や三分割上に置くとかという「安定感」もありますが、山並みやピンクの空、雪原の比率でキツネの位置をそれからずらして変化を与えるというようなことが考えられます。

 APS-Cが手放せないのは、フルサイズ用のレンズでは焦点距離が1.6倍になることです。ただカメラ自体も古くて画素数も2000万以下ですので、トリミングは厳しいというところです。買い換えの予定は未定です。

 過日の『情熱大陸』で上田大作という動物写真家が紹介されましたが、カメラはソニーでレンズは200-600mmでした。動物撮影となるとこれぐらいは必要です。キャノンでは単焦点でないと600mmはないようですし100万以上もします。EF100ー400mmでのフルサイズでは物足りなくなります。ミラーレス用だとRF100-500mmがあります。いずれも、20後半から30万越えのレンズとなります。このRFレンズとR5の組み合わせだと、いざというときにはR5のクロップ機能で1.6倍で800mm相当が利用できるということにもなりそうです。ソニーも同様でしょうか。

 さて、上田氏にもどると、面白いのはキャンピングカーでの生活と言うことです。車内での煮炊き、就寝と、撮影現場付近に停めて連泊するのでしょう。番組でも待っいた被写体に会えずにも夕方になり、「こんなこともあります」というようなことがあったので、翌日もまた同じ箇所で待つということでは、現場に宿泊することが不可欠なのかもしれません。

マクロ撮影 2

マクロ綿毛

 タンポポの綿毛から太陽を覗いた写真 綿毛の中にレンズを入れる感じで撮りました。

  というわけで、何か代わるものとして見つけたのが、現在使用しているオリンパスのTGシリーズです。光学ズームは4倍まで、デジタルズームだと10倍以上もオーケーです。首からのストラップにすれば手軽にとれます。カメラ自体が軽いので、小さい三脚でもオーケーです。防水なので濡れても心配なしです。シャッターはタイマーで、手押しの際の振動を抑えることができます。とは言え、結晶を求めて撮りに行くということはなく、雪景色の合間にという感じです。市街地よりも山間部、丘陵部がいいものが撮れるようです。ただ、真上からの写真は、記録的な印象が強くて、白くない何かの上‥木の葉、木とうのがいいのですが、とにかく降雪地帯なので、雪に埋もれていることが多く、白の中の白では上手く撮れません。車のボンネットや窓ガラスが手っ取り早い感じです。
 さて、マクロ撮影の魅力は、なんと言っても、肉眼を越えた倍率の世界です。見えにくい世界をのぞけることです。拡大された形、表面の状態の面白さと、ボケ味のある色彩の世界がいいなぁを思います。花撮影をやり始めた時は、花の図鑑のような感じでとっていたのですが、マクロ撮影の本、確か江口慎一氏の撮影技法等の写真集を見たときにはかなり強い印象を受けました。花の一部を、どのように切り取るのか、いい勉強になります。おそらく接写リングを使っているでしょうね。
  まだ、風景に未練がありますので、高齢になって自家用車からも離れれば、テーブルフォトの機材も揃えて、この世界にはまろうかとも思っています。
 そこで、一眼レフで手軽ということでは、
 ・フルサイズ用マクロレンズとAPS-Cとの組み合わせで倍率を稼ぐと言う方法です。キャノンだと1.6倍になります。そして、撮影画像サイズをフルサイズにして、トリミングすれば2倍以上にはなると思います。

 ※接写リングを使わないでとなると、5倍まで可能なレンズというのがキャノンにあります。MP-E65mm   F2.8 1-5×マクロフォトというものですが、一部のカメラしか5倍までのAE撮影にはならないとこのこと。しかもそのカメラはプロ用?で高価です。やはり、接写リングでいくしかないようです。
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