6月の20日頃は1年のうちで日の出が1番早い時期になります。
過日は前夜から美瑛に入り込み車中泊して霧を撮ってきました。以前に投稿した時はもっこりとした濃い霧でしたが、今回は淡く広範にわたる霧という感じでした。淡い霧で幾筋も流れて、光の加減での変化が十分に楽しめた撮影でした。
特に今回は、日の出後に一部の場所だけに朱色に染まった霧というのも発見することができました。
ご覧のようにおよそ200m程度の幅で朱色に光る霧というものです。立ち位置を変えて撮りましたが、どうも太陽と私の延長線上に見られるようでした。どうして、こんなことが、と思いましたが不明です。
【おさらい 太陽光の変化】 太陽の光は時間帯によって変化します。太陽光の色の変化は下図のようです。
数値はケルビン値です。赤はろうそくや白熱灯の光で、青いのはいわゆる蛍光灯の光です。日の出前の空が明るむのは漆黒から青になり、朝焼けがはじまります。それからどんどんと変化して白色となり、やがて青い空にように青さが増していき、その後、これらの逆となって(上図の色変化)
漆黒の夜となります。風景が時間と共に変わるゴールデンアワーのいいところは、朝焼けからのオレンジから黄色への変化です。さらにこれに霧の濃淡が加わってくれば、二度とないような光景となるわけです。
先ほどの一部だけ朱色という現象は不可解です。同じケルビン値で光っているのですから、一部だけというのは霧が影響しているのかも知れません。
さらに、光は虹のように7色(実際にはその途中のグラデーション的な色もあり無数)とされますが、レンズやそのコーティングを通すので、画像的には緑色や紫といった部分も現れることがあります。全体的な色相調整してもなかなか消えないこともありますので、頭痛のたねです。
過日は前夜から美瑛に入り込み車中泊して霧を撮ってきました。以前に投稿した時はもっこりとした濃い霧でしたが、今回は淡く広範にわたる霧という感じでした。淡い霧で幾筋も流れて、光の加減での変化が十分に楽しめた撮影でした。
特に今回は、日の出後に一部の場所だけに朱色に染まった霧というのも発見することができました。
ご覧のようにおよそ200m程度の幅で朱色に光る霧というものです。立ち位置を変えて撮りましたが、どうも太陽と私の延長線上に見られるようでした。どうして、こんなことが、と思いましたが不明です。
【おさらい 太陽光の変化】 太陽の光は時間帯によって変化します。太陽光の色の変化は下図のようです。
数値はケルビン値です。赤はろうそくや白熱灯の光で、青いのはいわゆる蛍光灯の光です。日の出前の空が明るむのは漆黒から青になり、朝焼けがはじまります。それからどんどんと変化して白色となり、やがて青い空にように青さが増していき、その後、これらの逆となって(上図の色変化)
漆黒の夜となります。風景が時間と共に変わるゴールデンアワーのいいところは、朝焼けからのオレンジから黄色への変化です。さらにこれに霧の濃淡が加わってくれば、二度とないような光景となるわけです。
先ほどの一部だけ朱色という現象は不可解です。同じケルビン値で光っているのですから、一部だけというのは霧が影響しているのかも知れません。
さらに、光は虹のように7色(実際にはその途中のグラデーション的な色もあり無数)とされますが、レンズやそのコーティングを通すので、画像的には緑色や紫といった部分も現れることがあります。全体的な色相調整してもなかなか消えないこともありますので、頭痛のたねです。