PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

1本の木

写真についての個人的なメモです!

Trees in the misty morning

 ここのところ気温30℃越えが続いています。滅多に使わないエアコンが大活躍ですが、半地下の車庫に入ってDIYに凝っています。半地下なのでそもそも外気温よりもひくく、扇風機を回せば快適空間となります。車庫もDIYの棚が3面になって、大工用品やキャンプ用品等も整理がつき、車を出せばDIY作業室となります。

 現在はカタカナの「エ」を逆にした1脚のサイドテーブル作成中です。作業台として試作したものから、妻が作りだして、4脚ほどになりました。そして、新作はダボ止めや木ねじをダボで隠して、見た目のよいものを作成中です。


 さて、こんなに暑いと濃霧注意報もなく、霧もでないかと思われますが、この暑さで積乱雲も発達して雷・雨となって、わずかですが翌朝には霧が発生することもあります。それが次の写真です。

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 一面の霧というよりも筋状の霧です。方角的には東から西方向へ漂っていました。そして、山間部にはうっすらと靄がかかったようになっていました。


 さて、タイトルの写真を3枚投稿します。1本の木だと何かストーリー性がありそうです。


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 一面の霧に丘が隠れ、1本の木が浮かび上がります。


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 日の出後のうっすらとしたきりの中の木が直射日光を受けています。こっちの方が清々しい感じ。

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 こちらは日の出前、朝焼けの霧を背景に林をシルエット風に。


 オリンピック開催中です。否定的なコメンテーターがいたTV局も放映しているのが面白いです。悪いのは政府で、選手には関係ないという論法でしょうか。それにしても、この大会にかける思いが伝わるような選手の競技と勝負の行方です。東京の感染者(事実はPCR検査陽性者)が誰かの予想通りに2800人を越えてきました。「オリンピックの中止はあるのでしょうか」と総理に質問した記者がいたようですが、相変わらず野党的な質問です。多くの利権と国際政治がからんだオリンピックが日本だけの事情でやめられないことは世界的な常識でしょうか。「日本の常識は世界の非常識」というのがマスコミやある野党に当てはまることのように思います。
  
  ※ 7/26現在の世界の感染者数

kansen1

 最近の重要な話題としては、連合傘下の「全トヨタ労連(約35万人)」が「旧民主党系が集う立憲民主党からの離反(連合内の意見)」となったようだ。連合は一応は冷静さを装っているが、他の組合にも影響をおよぼすのではと内心警戒しているかもしれない。やはり共産党への接近や国会質疑の有り様などで、労働組合員に不信感が広がっていたという。全トヨタ労連は政党と言うよりも個人の活動・方向性を重視していくそうだ。時には与党連携もありうるとすれば、野党のこれまでの姿勢にも変化をもたらせることもありうるだろうか。

淡彩の夜明け

 モノクロ化  僅かな朝焼けの空。非常に微妙な薄いオレンジとピンク色の空で、全体的にハイキー調のカラー画像に仕上がりそうでした。それに、画面の左右に紫の色かぶりが「かすみ除去」をするとできてきます。

 ということでモノクロにしてみました。これも、ローキー調や雪原の表情を出そうとすると紫かぶりが浮き上がってくるというもので、結局はこのような仕上がりとなりました。

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 それと四隅の周辺光量が残っていますが、これは画像を小さくすると強調されます。
この木もいろいろと撮ってはいますが、今回は山頂と木を合わせてみました。この木1本だけが存在すると山の全景が撮れるのですが、右横には木がポツンポツンとあります。

 「木」や「モノクロ」の写真を撮るとマイケル・ケンナを思い出します。木の前で数時間も過ごし、いろいろな角度から、また、シャッター速度も変え、長時間露光もあるそうです。そして、曇りの日などを「いい天気!」と呼ぶそうです。彼は1枚の撮影に時間をかけ『光』を蓄積しつつ、「光景に時間を重層化(私個人的な言葉)」しているらしいです。1秒の何分の1という瞬間を撮るのではなく、変化を眺めながら、それを写し込むというようなスタイルなのです。水面はあくまでも滑らかで、雲海などはその動きが見えるような作品です。

物語性のある光景

ロール物語3

 丘物語 

 好きな木の1つで,今年はロールの時期と重なったために何度か訪れ,下草の色や雲の様子を見て撮影しました。これは初めの方のものとなります。朝夕の光や霧好きとはいえ,こんなスッキリとした夏の光景も,心がスカッとするやら,1本の木のおかげでおとぎ話でも想像したくなるような詩的な光景かと思います。

 久しぶりに500pxを覗いてみました。いつもながら,自然風景では絶景的な箇所が多くて世界の広さ,多様さを感じました。好きなイタリアのオルチャ渓谷の作品も多くなったようです。また,表現的には絵画的なものが目に付きますが,現像ソフトやレタッチソフトを駆使して,自己を精一杯に表現しているように思います。まあ,絵画的というのも1つの楽しみ方でもありますが,色彩感覚にも少し違ったような印象も持ちます。世界各地での土地柄や気象,太陽高度の違いで実際にそう見えるかもしれませんが,個人的にはどうも落ち着かない,ストンと感性に落ちないものもあるようです。海外生活もなく,ずっとこの地で大都会でもないですので,感覚が古いのでしょうか。もしくは,受容できる感性が硬直してきたのでしょうかね。 

   
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