1m以上もの降雪や最大風速40m以上もの台風並みの低気圧がさった北海道ですが、まだ、風雪等の余波が残っているようです。除雪車や手での除雪では追いつかない積雪。除雪中にも積もってくるという中で多くの方々が難儀をされたようです。数年前、暴風雪で車が立ち往生になり、救助も呼べずに亡くなった方々もおられ、TVでは、外出を控えるように、やむなくの外出の際は、防寒着や長靴、スコップ、牽引ロープ等の準備をと、何度も放映されました。今季も亡くなる方がないようにと祈ります。今回も「陸別」の写真をアップします。やはり朝なので太陽も入れた写真となります。

Rikubetsu17s

 日の出は7時頃と急いだのですが、ここ内陸山間部では、7時40分頃でした。
 霧氷と日の出、そして、雪原の陰影‥と、今年初めての日の出光景を撮影することができました。

Rikubetsu15s

 初めての土地は、やはり撮影場所の選定が難しいものです。いつもは、グーグルのストリートビューで事前調査?するのですが、山間部の町では幹線道路ぐらいしか見られません。今回はとにかく町の東部の丘陵地帯を走りました。陸別の西部にある畑?の平坦地らしきところを避けました。また、水蒸気が発生しやすい川にも目星をつけたのですが、小さな川で、凍結・積雪となっていて、ダイヤモンドダストは期待しませんでした。
 これらの写真は、帰路についてから見つけた場所です。喜び勇んだのか、道幅も狭く、三脚は設置せずに手持ち撮影でした。いつもは、パンフォーカスでかなり絞る設定ですが、この時はF8、シャッター速度は1/3000を上回り、露出補正を変えての撮影に専念しました。手持ちでは、撮影位置を変えやすいので、ダイヤモンドダストも含め300枚以上の撮影となりました。使用カメラはいつもの3台。広角系、標準系、望遠系と、ひっかえとっかえです。日の出時、しかも、厳寒期ではレンズ交換もいたましい瞬間ですから‥。朝陽を撮ると、やはり満足感があります。この日、帰宅までの走行距離は400km近くなりました。お気に入りの写真が撮れると、疲れも少ないものです。

 今週末もと思いましたが、あいにくの雪と零下10℃ほどですので、期待薄です。週末は、降雪の美瑛ということになります。