PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

美瑛

写真についての個人的なメモです!

冷霧漂う

 久々の写真投稿です。すでに時期外れですが…。


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 1月下旬から2月上旬の冬にも霧が発生します。丘の下にある樹木が霧に隠れていて、丘の上にもうっすらと霧が漂っています。日の出前の南の空があからんでいて、短い色の変化の中で朝が明けていくことになります。

冬黎明の景色

 手袋をはめた手がかじかんでしまう久々の凍れ。今回は美瑛から富良野の空知川までの山道、丘陵をめぐってきました。やはり未明での西の空が色づくのがいい感じだと思いました。日の出方角の色もいいですが、光が厚い空気層を通過して醸し出すピンク色がいい感じでした。

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 「 Moment of  prayer 」と題してみました。最近はこんな色彩やシンプルなものに心が惹かれます。
祈りたくなるような瞬間という感じですが、天地の境目のラインあたりから精霊が現れるのではないかという錯覚さえ感じる時でした。

写真 黎明幻想

 久々の写真投稿です。相変わらず美瑛通いですが、美瑛らしい光景から離れて辺りを見回しています。


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 大晦日と新年は家族でカラオケもしながら過ごしました。「新年らしい」光景の投稿もできませんが、1月7日に撮影したものです。

最大の濃霧

 いくら濃霧注意報とはいえ、いつもいく丘々は全く霧の中。日の出約1時間前に到着したが視界は2、30mだろうか。日の出近くなっても、その明るささえもわからない。国道を挟んだ両側の丘々が全くの霧の中ということで、あちらこちら移動して撮影できたのは、2時間以上も経ったあとになってしまった。最初の撮影が下の写真。ようやく霧の切れ目につくことができた。ここも標高は高いが、かなりの量の霧と想像できる。

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 そして、この先で撮ったのが次の写真。感覚的には美瑛の美沢方面だと思うですが、下界に見える光景はまさに雲海そのものでした。ここから戻って、1枚目の写真の場所へと行きましたが、3、40分ほど待ちましたが、霧が晴れる気配がなくて帰宅しました。

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降雪 秋と冬の狭間で

 <今年初の雪撮影>
 先週は平地にも降雪があったのですが、所用があって無撮影でした。そして、昨日は…。
  
 この雨が雪に変わるのを期待して、やや遅い早朝に出かける。暗い中に降雪場所についても光量が決定的に不足するので撮影には不向きと考えたからです。

 美瑛市街に入っても雨。そうなれば向かうところは山方面である。ビルケの森では雪が降っていたが、降雪量と明るさは不十分と判断して1時間ほど様子見する。

 ビルケの森駐車場には、キャンピングカー1台に、2台の乗用車。まだ舗装道路は暖かくて積雪には至らないが、笹や低木には雪が載ってきて久々の雪景色が新鮮に見える。


 青い池には4人ほど先客が。恒例のライトアップ準備のためのコードやちょっとした台がヤグラの上にあって、午前7時を過ぎる頃には、ライトアップ設置の作業員4、5名がやってきた。

 まだ落葉も多くはないので、湖面は綺麗な方である。久々に見ると、立ち枯れの木々がやけに近くにあると錯覚する。風も弱くて、雪粒がつくる波紋がわずかに見えるほど、静的なイメージにあう状況となりました。

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 もう1段回、淡くしてみるとこんな感じです。(30インチモニタで現像しています。画面が小さいと色が濃く出るので、こちらの方がいいかも知れません。)

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 今年も青い池は、台風もなく倒木はなかったようで、ひとまずは安心です。真夏の青い池もいいですが、それよりも紅葉が湖面の色を引き立たせます。そして、それ以上に、紅葉に積雪、降雪が入った光景が好みです。これからは、紅葉も終わって湖面が落ち葉で乱れますので、それを覆い隠すようなジャーベット状態から湖面が完全凍結する前まで、湖面に模様ができるのが楽しみです。とはいえ、駐車場が有料なので、ちょうどいい時期にタイミングよく撮影できるかが問題です。

 さてもう1枚は、降雪にポイントを当てて、少しカリッとしたものです。
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 撮影が終わって見ると、カメラも三脚もカメラバッグ、服もすっかり濡れていました。非常に溶けやすいのが今頃の雪です。気温の低下とともに、降雪と溶解が繰り返されていくうちに地面や水面が凍り付き、ついに溶けなくなる状態となって降り積もってくるのです。 

Golden Mist

 久々の黄金色の霧というか、光景です。


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 手前の丘のシルエットと大雪山連峰がシルエット風でいい感じでした。これは日の出直後で、実際は写真では表せないように眩しい光景です。望遠レンズではないと、太陽の直射光が入りレンズフレアーがたくさん出るかもしれません。この後は太陽高度が上がってきて霧も薄くなり、白い光線へと変化してきます。


 前にも書きましたが、ホワイトバランスはオートでもなく、太陽でもありません。ケルビン値で細かく調整して肉眼に近いものを心がけています。簡易の計測値では、未明の7000台から徐々に6000台へと変化してきます。

Came back mist

 今年の初雪は何日だろうか。例年10月が初雪の時期なのがここ道北の気候です。秋蒔き小麦や豆の鬼積みに降りかかる雪景色は、静寂の象徴です。夏場は通っていなかった青い池方面への移動も多くなりそうです。

 今日は濃霧で9時以降も発生していいました。珍しいことです。寝不足で出発したせいか、霧が晴れていくのを観察しようと霧中に移動したり待っていたのですが、トイレ欲求や空腹もあって街中のコンビニに駆け込み、軽食を摂っていたら眠気を催して帰宅となりました。10月最初の写真を!


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 久々にここの写真を撮りました。リターンということもあり、珍しくたった一人でした。ここは一度晴れてしまい霧を追って他の場所に行ったのですが、まさしく濃霧の中となり、晴れそうもなくて、逆戻りしてみたら、西の谷から北へと流れ込んでいた霧が、なんとこの場所に流れこんで来たのです。
経路からすると北に流れる霧が南へと逆流してきました。状況を観察すると、北へと流れ込む霧が行き場を塞がれて流れ込んできたという感じです。

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 日の出前はこんな様子で、手前の霧が薄くなってきて、奥にある上富良野方面からの流れくる霧の移動速度が極めて遅くて、変化を期待できなくて移動したのです。上富良野方面も一面に霧でした。それがあちらこちら移動しているうちに、西の山の裾野を経て、ここに逆流して戻って来たということでした。

霧の中の塔

 霧が多くても塔が霞むし、少なければ塔以外の人工物が見えるというような画角、フレーミングですが、ちょうどいい霧具合(?!)でした。


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 三角の塔は美馬牛小学校です。下の写真は、前田真三氏の作品です。もう20年よりも前のものでしょうか。私のものよりもアングルは上になります。林の間も離れていて霧が立ち込める空間、前景が暗くなっているなどからすると、スクエアながらもゆったりとした、広々とした感じがします。

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秋の霧

 霧と霜注意報のでた最低気温5℃という中で撮影してきました。最近の霧は拡散しているようだと漏らした某プロですが、低く地を這うような霧も見ることができました。やはり今年の猛暑が影響して大地の地温が高かったのが拡散するような霧の原因なのでしょうか。

 まずは同じ写真をモノクロとカラーで。


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 朝焼けに染まった大地と霧ですが、地を這うように流れてきました。
 次は同じようなフレーミングですが少し時間が経った異なる箇所のもの。

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 霧の光芒が見える場所が厚い霧で覆われてきています。時間が経てば異なった様相が現れてくるということです。

 ただ、低い霧だけではなく、薄い霧がかなりの高度で覆っているのが分かりますし、さらにその上にもまた薄い霧という様相です。境目があるのが面白いですね。

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 「秋の霧」と題しましたが、このような変化のある霧は、秋の美瑛・上富良野撮影の面白さです。平日でも旭川ナンバー以外の方も撮影しているようです。

霧と雲と

 過日の写真を。


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 日の出後の霧と雲の合わさったような光景です。早朝よりかなりの霧に加えて曇り空が覆ってきましたので、日の出を見ることはできませんでした。そして、しばらくしてから雲間から日光が差し込んできた際の撮影です。空に舞い上がっていく白い霧と迫り来る低い雲、中間に横たわる雲という組み合わせです。かなりダイナミックな動きでしたが、カラーでは十分に引き出すことができなくてモノクロにしました。

 早朝の出発後は星も見えていたのですが、空が赤らむ頃には雲が南からやってきました。さすがは秋の空で変わりやすい天気というところです。

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 しばらくすると、霧も少なくなり雲も覆いかぶさってきました。遥か遠くの丘が赤く染まって、低い雲が雨をもたらしているようです。

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