曇りという生憎の天気予報でしたが、ようやく釧路湿原に行く機会ができました。

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 今回は、1泊2日とも曇り空でしたので、湿原東部の事前調査といった感じとなりました。赤い矢印地点が訪問地点です。

  湿原に来たという感じでは、やはり「細岡展望台」がよかったでした。また、幹線道路から離れて行く途中も、達古武湖と若干の湿原光景を横目にしながら、狐にも出会えた細道がいい感じでしたし、湿原を流れる釧路川を目の前にできるカヌーの乗降場?もありました。

 細い道を行くと展望台手前に駐車場・トイレがあり、そこに停めて徒歩で行ったのですが、入り口近くには3台ほど車が駐車していて、まだ2、3台ほどは駐車できるようなスペースがありました。
 入り口からすぐに展望台でしたので、数年前に行った湿原西側にある釧路湿原展望台よりもはるかに楽でした。ここは、釧路川が蛇行した前景や中景に湿原が広がり、その果てに雄阿寒岳、雌阿寒岳などを望むことができる場所です。

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   秋色の湿原

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 翌日も曇りということで帰路に向かおうと思ったのですが、午前4時半に目をさますと日の出方角がわずかに赤くて、雲が薄い状態なので、急遽細岡展望台を目指しましたが、到着する頃には朝焼けもなくなり曇りと行った状況でした。
 さらに、駐車場付近で若い雄鹿に出会い、近づいても逃げないようでしたので、森に帰るまで30分間ほど撮影することができました。


 この細岡展望台は、晴れの朝夕の光でどうなるか、はたまた、霧発生でどうなるか、行きやすい場所なので、またの機会を楽しみにしたいと思います。


 キャノンのAPS-Cに70-300mmレンズでの撮影。APS-Cカメラということで、フルサイズ用レンズを装着すると、レンズ倍率が約1.6倍になりますので、約110〜480mm相当となります。このぐらいで切り取らないと、手前の林や空までも余計に写ってしまいます。