PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

稜線

写真についての個人的なメモです!

久々の日の出

 昨日は大雪の除雪で妻と2人で丸一日がかり。今日も続いています。今日はうって変わっての晴天です。早朝5時前に起きて、撮影に行きました。幹線道路は除雪の最中で、所々ガタガタの算盤道路です。

 久々に夜明け前のブルーアワーと日の出を見ました。雪原は昨日の大雪と風のために風紋ができていたのですが、煩しそうな凸凹模様でした。
 遠方にキツネも見かけたのですが、警戒されたらしくて、そのまま会えずに帰宅。帰ってからすぐに、除雪に取り掛かりました。

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 全くの逆光です。林越しにして弱めて雪面も捉えたのですが、雪原は煩わしいマダラ模様なので消すために超アンダーにしました。すると稜線に沿った雲が現れてきたので、さらに調整した結果の写真です。
山の稜線に沿って昇っていく雲を強調しました。 

稜線 物語を生み出す創造性

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  「りょうせん」 十勝岳連峰の一部なのだが,何かを思わせる稜線

 わずか3,40kmの南への移動ですが,山々に昇る日の出の位置が異なり,面白い形を見せてくれます。投稿サイトでは同じ連峰のオプタテシケ山を3枚投稿しましたが,山頂の一部にピラミッドのような三角をのせている山です。妙に惹かれていたのですが,さすが自然と共に生きていたアイヌの人々の伝承にもこの山が登場していました。特徴的なその三角を,槍の先と見たようで,雌阿寒岳との壮大な離婚騒動を想像させたのです。離婚の恨みから両山が槍を投げ合ったというものです。雌阿寒だといえば噴煙を上げている火山ですが,この喧嘩で受けた 傷がこの火口だというのです。壮大ですし,生活が狩猟中心だったこともうかがわせるものです。また,この雌阿寒からオプタテシケ山まで,直線距離で110kmも離れていますので,この伝承は,アイヌの人々の移動の広さや広範な交流を物語ものでもあるようです。

オプタテシケ1

 オプタテシケ山 山頂のピラミッド
  こうした稜線や景色から,新しい物語を生み出せるような創造性を持ち合わせているのだろうかと,述懐するのです。
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