PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

写真についての個人的なメモです!

釧路湿原 その4 鹿の続き

 鹿も身近に見ると、非常にかっこいいものです。細い脚に、お尻の白毛がいいですね。これが駆けると、ピョンピョンと跳ねるように走るのですから、非常に大きな脚力があるようです。

 秋の紅葉の中だと、茶色の毛並みが目立たないようです。夏季の緑の中だとカラーでもいいかもしれませんし、積雪の中もいいかもしれません。

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 角の枝分かれが2つ(2又)なので2歳でしょうか。これが3つ、4つと増えてくるそうです。しかも、春には抜け落ちて成長していって、秋には骨化して立派な角になるそうです。この鹿も来春には抜け落ち、成長して3又の角になるのでしょう。角は最終的に4又で終わり、それ以降はそれが大きく立派になってくるそうです。

 さて、カラーからの現像ですが、上のカラーはそのままの現像に近いものです。2つ目のモノクロも、カラーをそのままモノクロにしたものです。3枚目は、カラー現像の際に、背景の奥側をブラシで
暗くし明瞭度も落としたものです。明瞭度もマイナスにすると形状がボワっとしてきて、ボケの効いた中で暗さを調整できます。本当に真っ黒から、よく見ると幹や枝がわかるような暗さまでの幅が出てきます。鹿の背中部分の枝がわかる部分は、そのままに近い明るさですので、対比がわかるかと思います。

 これは鹿の背景を暗くする方法ですが、もう一つは、全体を暗くして、鹿を明るくするという逆の方法もあります。この方法だと脚の後ろの茂みも暗くなります。

秋風青池

 大雪山・十勝岳連峰も冠雪し、紅葉が下界にも一気に降りてきました。過日は三国峠が降雪で、夏タイヤの自家用車では無理との判断で、久しぶりに狩勝峠で帰ったばかりです。
 刻一刻と初冬が近づいています。旭川市街でも、今日午後3時過ぎには雲間から見え隠れする太陽光の中でみぞれが降りました。予報は今夜から降雪なのですが、翌朝の美瑛予報を見るとマイナス気温ながら曇りのようです。美瑛の丘の降雪はどうでしょうか。

 青い池 こちらも久々の訪問。観光シーズンは過ぎたにもかかわらず多くの観光客です。紅葉と青とのグラデーションを想定して行ったのですが、風が出てきて、漣がたっていました。風の強さによってはキラきたとした反射も綺麗ですが、よく見ると湖面の一部に風がくるような模様が綺麗なことに気づきましたので、湖面を睨みながらの撮影を繰り返しました。

 秋風吹く青い池 2枚ご覧ください。

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 雪が降ってシャーベット状になり、湖面に白い雪が残って作る青と白の模様を思い出します。

今は雪の中

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 秋の美瑛 千代田の丘手前より

 この秋の撮影です。霧の発生がなく、山麓が霞がかっているような状況でしたので,近づく意味でここにやってきました。
 美瑛の塔と言えば、美馬牛小学校のが有名です。やはり丘なみや丘の林が波立つような中にあるということで、絵になるのでしょうか。美馬牛小を入れたフレーミングから焦点距離を広げると後方の右上に、この千代田の丘展望台の塔を見ることができます。位置的には、三愛の丘の奥というところです。

 過日、東側の道路を通った際に、雪で通れないと思いきや、4WDでの轍があったので、思い切って突き進んでみました。車の腹をこすりながらですので、やはり、この手前50mほどの地点のぬかるみで立ち往生しました。運良くバックができきたので、道幅が広そうなところまでいき、切り返しのために轍の両側を除雪して(側溝があって落ちると脱出不可能ということもあって)、何とかもどることができました。やはり大型の4WDにはかないませんでした。
 市街地側から入ると、三愛の丘を過ぎたレストランまでは除雪され、冬でもそこまでは行くことができます。 また、この写真の奥下に牧場があり,道路も除雪されていますので、下からの塔は撮ることができます。

秋緑

オータム・グリーン

 美瑛9月 新栄の丘から 

 約2週間ぶり,退院後の撮影となりました。病室の窓から見えるわずかな緑と空を見ては美瑛を思うこともあり,これも一つの薬と思いながら点滴治療してきました。病状としては平行線で悪化を防ぐ程度の入院結果で,これからもまずい液薬などを飲みながら回復を待つというような長期戦になりそうですが,撮影にはまったくの支障はありません。

 予約していた10月の東川町の写真塾も,天人峡の旅館が過日開業(台風で幹線不通)で実施されるという案内もきて安心しました。3日間,美瑛の写真家:高橋真澄氏の講師ということで,秋の東川や美瑛,富良野方面の撮影や夜の講座が楽しみです。 

 久しぶりの撮影では,雲間からの光に眩いほどの秋蒔き小麦や牧草の緑が鮮烈でした。マイルドセブンの丘の奥には,丘上の林に伸びるひまわり畑がきれいでした。豆葉もいい感じに色づいて収穫が近づいているようで,ニオ積み光景が楽しみです。

 さて,フルサイズ機での新レンズですが,第一印象では発色が鮮やかな感じがします。また,描画性もAPS-C機70-300mmレンズよりもかなりいい感じですし,ボケもきれいです。これだと,ダイヤモンドダストがきれいに撮れるのではないかと期待大です。これを主役にしないということはないなぁという,初風景撮影でした。
 新システム的には,フルサイズ機70-200mm,APS-C機で17-40mmレンズ(フルサイズ換算27-64mm)もしくは,70-300mmレンズ(フルサイズ換算112-480mm),フルサイズミラーレス機16-35mmレンズとなりそうです。標準ズームの24-105mmは冬眠になりそうな感じです。 
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