PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

淡景

写真についての個人的なメモです!

霧の淡景 その3

 同じ林を中心に時刻とアングルを変えて撮ったものです。現像の仕方もありますが、表情が変わります。


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 陽の上昇による光の角度や色、そして、霧の状態が変化しているのがわかります。霧の色も最後は白くなってきて、このシリーズの最初の一部分だけが朱色、赤みを帯びる光景へと繋がります。

霧景 2 (霧の淡景 その1)

 霧の景色もなかなか気に入ったものが撮れないのは、他の場合と同じでしょうか。濃すぎても薄すぎてもダメです。今回の霧は少し薄いものでしたが、前回書いたように幾筋もの流れがあって結構広範に発生しました。また、白虹も追ってみましたが、それほどの高度がなかったせいか地面近くのものしか見られませんでした。丘を這うように漂っていたのですね。

 太陽光の変化での霧の色はあまり大きく変わらなかったのですが、淡い色彩で現像を楽しむことができました。もちろん、レンズとカメラを通しての画像ですので、実際に見えるのかと言えばそうではないこともありますが、いわゆる「表現」も含めて、現在の個人的には納得できるものができあがったように思っています。数回に分けて投稿します。

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                   日の出前の大雪山連峰と霧

 このコロナ禍の一般的な情報も、陰謀論的な情報も、どちらもイライラするものばかり。緊急事態宣言が終わって陽性者数が急増すると「リバウンド」と騒いでいるマスコミですが、リバウンドなんて予防的な自粛を期待して意図のものなのに、緊急事態を解除すべきではなかったというような論調で使われます。この陽性者増加も2週間前の緊急事態時の結果のものなのですけれど。

 さて、自然の光景だけはこんな理屈は通りません。今回の写真は、【ファンタジック 霧の淡景】
と称してみました。ふわふわとするような淡い色彩の霧の景色となります。

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