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 霧照の芒 美瑛

 前日が雨で星の見える夜。そして、朝霧。気温も低く、旭川から霧模様でした。この撮影場所の背後にも霧が立ち込めてきて、かなりの濃霧といった感じでした。そうなると、丘上の木々も隠れてしまい、十勝岳連峰や大雪山連峰の尾根だけが見え、少し粘ったのですが木々がつくる光芒も見えないという状況でした。そうなると、やはり近景が主役にということで、この写真となりました。
 そして、今朝は朝靄程度で、上富良野からは這うような霧がありましたが、伸びてこなかったという状況で、やはり気温10℃以下なのでしょうか。

 10月となり季節は中秋から晩秋へと移ります。例年だと下旬には初雪ということですが、台風がもたらす暖かい空気が10日〜2週間ほど、季節の進度を遅らせているとのことです。とはいえ、初雪に備えて冬タイヤの装着を来週あたり予定しています。豆も一部刈られているようですが、これからどこにニオ積みがされるか、日々楽しみです。上記写真の丘は、今年は秋まき小麦ですので、違う場所での「ニオ積み朝霧光景」の予想を立てたり、秋まき小麦の曲線のある畝を探して、初雪での撮影を予定しています。そして、初雪の青い池も楽しみとなります。また、これから落葉松の紅葉もどんどんと進みますので、冬前の最後の彩りを味わう短い時期となります。

 これから寒くなりますので、早朝撮影には、手袋、フードのついた上着、朝露で濡れる草地用の防水靴・長靴が必要になります。手袋は、釣り用の親指や人差し指が出るものが、カメラ操作には便利です。もし、用意していなければ、釣り店に行くか、東川町道の駅付近にモンベルがありますので、そこにあります。また、カメラ・レンズも濃い霧の場合に濡れたりすることもありますので、何かかぶせるもの(レジ袋、タオル、手提げ袋でも)があればいいかもしれません。