PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

日の出前

写真についての個人的なメモです!

ブルーアワー

 雲もなくまったくの快晴の夜明けというのは少々味気ないですが、赤みが帯び始めて濃くなり暗い空を青にかわっていくさまは、ほのぼのとした気持ちになれます。薄い靄が大雪山・十勝岳連峰の裾野に漂っていましたが、太陽がでてくると眩しさばかりです。霧があると日の出後も楽しむ時間はあるのですが、こんな晴天だと太陽の強い光で、東の山々はまるで光のカーテンがかかって薄い存在となります
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 一番高い山が旭岳。2291mである。そして、特徴的なオプタテシケ山を中央においた景色。

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 今は旭岳とこのオプタテシケ山の中間あたりから太陽が昇ってくる時期(見る場所で違う)。これからは旭岳にだんだんと寄ってくることになります。これらの写真は4時20分頃です。気象台の日の出時刻は、山の地形等を考慮しない理論上の地平線を想定しているようで、この日は4時34分日の出でしたが、実際に山の稜線から顔を覗かせるのは10数分後となります。

日の出前の光芒

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 日の出前

 今朝は、上富良野方面には霧があるものの靄程度の発生となりました。クリスマスツリーの木、新栄の丘、拓真館から、三愛の丘へと、靄方面へ移動はしていたものの既に霧散していました。写真のように、東には雲もあり、日の出は5時50分ごろとなりました。

 この撮影では、前景のタンポポの綿毛を入れてはみたものの、ここにピントを合わせると、光芒が薄くなりますあので、雲のわずか下に合わせて明るい面で測光。なおかつ、露出補正もマイナス側に何段か変えて撮影しました。いずれもタンポポ部分は暗くなりますが、その中でも光芒がしっかり出ているものを選んで、シャドウ部分をプラス側にして明るくしてあります。 また、光芒を強調する意味もあり、ホワイトバランスをややプラス側にして赤みを帯びるように補正してあります。肉眼的というよりも、印象的な仕上がりの強い写真となります。手振れ補正のある広角レンズ使用で、バリアングル液晶ビューのカメラですので、地面近くでの手持ち撮影となります。

 東川写真塾が5日から2泊3日であります。天気の方が心配で、予報では5日午後からの撮影開始日が晴れで、翌日から雨模様となっています。台風18号の影響が出てくるのでしょうか。雨中での撮影準備もしなくてはと思っています。防寒カバーはあるのですが、レインカバーがありませんので、その代わりのビニル袋かシャワーキャップ、それとガムテープでも用意しようかと思っています。それと、長靴も必須ですね。 
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