キタキツネ
<手順16 「補正ブラシ」で細部を補正する>
いよいよRAW現像最後の作業です。
「段階フィルター」や「円形フィルター」といった範囲指定補正フィルターに加えて、Lightroomには「補正ブラシ」というものがあります。
「補正ブラシ」はブラシで指定した部分を補正することができるため、よりきめ細かい部分補正を行うことが可能です。例えばキタキツネの毛並みを強調するためにシャープネスだけをかける、背景を暗くするのに使ったり、部分的に露出やホワイトバランス、色彩、かすみの除去等さまざまな補正を行うことができます。
補正ブラシを多用していくと、LRソフトの動きが鈍くなるという現象を経験していますので、より広範囲に適応できる段階フィルターや円形フィルターをうまく組み合わせて使っていく必要があります。
現像後は、「書き出し」と言って、画像形式(jpeg,tiff)、画像サイズを決めて保存することになります。この際、画像に著作権を表すウォーターマークも入れることができるのがLightroomということになります。
特に書きませんでしたが、トリミングもできますのでLightroomでの現像を楽しんでください。