
今日は霧が2度ほど時間差でやってきた感じです。勿論、流れる場所は異なるので、もう霧がなくなるということでキツネを追いかけるのですが、また、逆戻りしたり、流れる方向へと移動したりと、霧を追ってみました。


光芒はモノクロの方がよくわかります。逆光気味の撮影なので霧に反射する光をよく表現することができるように思うからです。これは霧も霧散していく前で、陽も高くなってきて気温が上がり、霧も上昇しかけています。

これは太陽を入れてみたカラーです。光芒という光線よりも、樹影という印象のものです。美幌峠の上川地方への道路で見かけそうな光景です。次は少し妙なものです。

上部の霧だけに色が付いているものです。どのような原理なのかはわかりませんが、何か神秘的な感じがします。


アイヌが縄文人かどうかは別として、日本列島には3万8千年前から人が住み、あの有名な縄文式土器を創った縄文人は1万6500年前から3000年前にいたといわれています。実用性の薄く、恐らく祭儀用かと思われる土器は、死者を送ったり祭ったり、自然災害を鎮めたりするために創られたのではないかとされます。今の野生動物がそうであるように、食料確保や生産だけに追われる生活から、食料の余剰と蓄積ができ、固い石を鏃にするような専門的な分業なども可能になったり、祭儀のような精神的な高まり=文化ができあがったきた時期でもあるかと思います。1万年以上もかけて同じような文化が続いてきたのは驚異的だそうです。しかも、縄文人は生産性の豊かさから多くの人口を築き上げた珍しい「種族?」だそうです。この時代に、先のアミニズムの形ができたのではないでしょうか。


