PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

季節の狭間

写真についての個人的なメモです!

季節の狭間に

 北海道の10月は季節の狭間。9月下旬からの高山での紅葉がどんどんと下界に降りてきて、大雪山連峰や十勝岳連峰には冠雪へと変わってきています。そして、過日の初雪では、まさに秋と冬が同居するような光景が見られました。


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 冬の雪一面で葉のない木は寂しいものですが、この時期は美しさと共に移りゆく時間の流れを感じる時期です。ひと雨ごとに寒さを増して紅葉を落としていき、木々たちは冬を迎える準備をしているのでしょうね。

 美瑛では、まだ豆やビートの収穫をまつ畑が多いようです。畑のそばに山積みされたビートの山が見られますが、豆はまだ刈られていないようです。今年もニオ積みに雪が降る光景を見ることができるでしょうか。


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冬へ向かう

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 十勝岳 凌雲閣展望デッキより 
 朝焼けの山肌の色を求めていきましたが、生憎の雲でした。しかし、上記のような不思議な雲の流れに紫色の雲色と山肌を見ることができました。寒々とした山肌との対比を切り取ってみました。

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 山麓の紅葉 上記と同じ十勝岳山麓より
 山頂付近の紅葉はすっかりなくなり、山腹がいい感じになりました。白い幹の木はダケカンバでしょうか。その木の下の緑が白っぽくなっているのは、霜でした。

 東川写真塾後、切り取りの再チャレンジということで、2度ほど訪れています。この日は、少し暖かい日が続いていたとはいえ、道の両側には10cm程度の除雪の小山が残ったままでしたで。
 雪山や紅葉の山麓から何を見出して、切り取るのか、なかなかうまくいかないものです。雪の山頂の方は、朝陽を浴びればまた違ったものが見えるのかと、日の出時刻ぎりぎりに凌雲閣に到着でしたが、生憎の雲で、ご覧のような紫の色で終わりました。しかし、いつもは遥か数十キロメートル先から眺めていたのですが、この時期、冠雪と紅葉という季節の狭間といういう感じで面白いものだと思いました。

 美瑛の丘の紅葉はもう少し先という感じです。何しろ落葉松がまだです。紅葉の方はより南にある富良野の方がいいかもしれません。
 
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