
そして、遙か遠くの丘の辺りがうっすらと赤味を帯びて、雨が降っているのを見ました。

それがこれです。妙な形の明るさがありますが、モノクロ現像でようやく捉えたものです。ここだけが明るいといった感じの光景です。確かに雨が降っているのも確認できます。モノクロでは粒子の粗さも指定ができるので、少々荒目にしました。やや弱めの光の降臨といった感じです。


緩やかな丘に雲間からの光が差した光景です。これもほんの3,40秒のことでした。最初に見つけたときは画面の右の刈られた麦畑だけが明るい状態で、停車し直ぐに撮影を開始した中の1枚です。
このような時は、例の新しい雲台(3代目)が実に役立ちます。車からカメラと三脚を持ち出してカメラを設置するまで10秒以内で撮影体制に入れます。望遠の三脚台もアルカスイス製のものにも変えたのが正解です。この光もやがて消えてから、キツネ狙いとなって、2匹のキツネに出会いました。