PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

上富良野

写真についての個人的なメモです!

秋の霧

 霧と霜注意報のでた最低気温5℃という中で撮影してきました。最近の霧は拡散しているようだと漏らした某プロですが、低く地を這うような霧も見ることができました。やはり今年の猛暑が影響して大地の地温が高かったのが拡散するような霧の原因なのでしょうか。

 まずは同じ写真をモノクロとカラーで。


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 朝焼けに染まった大地と霧ですが、地を這うように流れてきました。
 次は同じようなフレーミングですが少し時間が経った異なる箇所のもの。

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 霧の光芒が見える場所が厚い霧で覆われてきています。時間が経てば異なった様相が現れてくるということです。

 ただ、低い霧だけではなく、薄い霧がかなりの高度で覆っているのが分かりますし、さらにその上にもまた薄い霧という様相です。境目があるのが面白いですね。

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 「秋の霧」と題しましたが、このような変化のある霧は、秋の美瑛・上富良野撮影の面白さです。平日でも旭川ナンバー以外の方も撮影しているようです。

冬へ向かう

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 十勝岳 凌雲閣展望デッキより 
 朝焼けの山肌の色を求めていきましたが、生憎の雲でした。しかし、上記のような不思議な雲の流れに紫色の雲色と山肌を見ることができました。寒々とした山肌との対比を切り取ってみました。

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 山麓の紅葉 上記と同じ十勝岳山麓より
 山頂付近の紅葉はすっかりなくなり、山腹がいい感じになりました。白い幹の木はダケカンバでしょうか。その木の下の緑が白っぽくなっているのは、霜でした。

 東川写真塾後、切り取りの再チャレンジということで、2度ほど訪れています。この日は、少し暖かい日が続いていたとはいえ、道の両側には10cm程度の除雪の小山が残ったままでしたで。
 雪山や紅葉の山麓から何を見出して、切り取るのか、なかなかうまくいかないものです。雪の山頂の方は、朝陽を浴びればまた違ったものが見えるのかと、日の出時刻ぎりぎりに凌雲閣に到着でしたが、生憎の雲で、ご覧のような紫の色で終わりました。しかし、いつもは遥か数十キロメートル先から眺めていたのですが、この時期、冠雪と紅葉という季節の狭間といういう感じで面白いものだと思いました。

 美瑛の丘の紅葉はもう少し先という感じです。何しろ落葉松がまだです。紅葉の方はより南にある富良野の方がいいかもしれません。
 
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