PHOTO MEMO by FES
写真についての個人的メモ
シルエット
写真についての個人的なメモです!
10月
5
逆光の花 光芒
光芒の写真です。これはまさに逆光でなければ撮れない写真です。
林の向こうにある太陽からの光線が、霧に包まれた木々をすり抜けて光と影でつくる光芒です。
極端な明るさのために、木々はシルエットになり色もディテールも失います。霧の中を通り抜ける光がゴールド一色で染まります。
丘に立つ位置からは、霧の撮影のほとんどは逆光や半逆光となります。一時期広角で太陽の入った写真を撮りましたが、ほとんどは逆光や半逆光です。
下の図は、太陽の位置と撮影する位置での光の関係を描きました。実際には、これに太陽の高度(高さ)が加わります。
太陽を被写体の背にしたり、カメラレンズ(フレーミング)に入ると、逆光や半逆光となります。特にこれを避けるには望遠系でカメラレンズに入らないようにすればいいでしょう。長いレンズフードなので、レンズフレアーを避けることが出きます。とはいえ、フレーミングでどうしても入る場合は、日除け傘や板などで防ぐことができます。簡易的にはハーフND(10cm✖️15cm)の黒ケースでを左手で持って代用しています。たまに、風の強い日や、風雪の日は傘を使っています。これも左手で持っていますので、少々不便な時もあります。
上の図に「立体感」とありますが、太陽が被写体の左右(斜め上)にある時は「影」をつくることになるので、被写体の立体感を得やすいことになります。何も真横でなくてもその前後で構わないのですが。
さて、半逆光から逆光の範囲ですが、順光や半順光とは反対に、色やディテール、立体感が損なわれるような被写体の状況となります。思い切ってシルエットととして撮影するか、HND(ハーフND)で現場で補正するか、現像時に補正して明るく、色彩も強めにするなどでやや回復させる方法があります。これも調整次第です。
タグ :
#逆光
#半逆光
#順光
#半順光
#シルエット
記事検索
My Home page
Feskanda.Wix
最新記事
古代人のこころと自然観 その24 長江文明 2
古代人のこころと自然観 その23 長江文明
古代人のこころと自然観 その22
古代人のこころと自然観 その21 土偶の意味から神話へ
古代人のこころと自然観 その20 土偶の意味
古代人のこころと自然観 その19 縄文の先祖信仰
古代人のこころと自然観 その18 三内丸山遺跡その2
古代人のこころと自然観 その17 三内丸山遺跡その1
古代人のこころと自然観 その16 縄文の生活
古代人のこころと自然観 その15 太陽と蛇
カテゴリー
写真考 (130)
写真 (314)
撮影技術 (63)
その他 (128)
現像 (64)
タグクラウド
4月
6月
Lightroom
RAW現像
scene
Silver_Efex
アニミズム
ウクライナ
キタキツネ
キツネ
キャリブレーション
クリシェ
コロナ
コロナ禍
コンセプト
ススキ
ダイヤモンドダスト
テーマ
トリミング
パンフォーカス
ホワイトバランス
マクロ撮影
モノクロ
ライトアップ
主観
光
光芒
写真
写真考
冬
初雪
十勝岳連峰
古代人
哲学の木
夕陽
大雪山連峰
客観
手順
撮影技術
日の出
春
朝焼け
朝霧
東川写真塾
構図
樹氷
狐
現像
秋
紅葉
縄文時代
美瑛
落ち葉
虹
表現
表現性
解釈
読み解く
車中泊
逆光
過焦点距離
釧路湿原
降雪
雪
雪原
雲
霜
霧
霧氷
青い池