PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

コロナ禍

写真についての個人的なメモです!

北海道が「まん防」へ

 札幌も「まん防」決定です。本日の感染者は403人で初の400人越えです。
 人数だけではそうではなさそうですが、100万人単位に変換して他府県と比較するとかなりの数になるそうです。

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 北海道累計では

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(いずれも「陽性患者数」と言う不思議な言い方です)

 ところが、治療終了者(死亡も含む)を見ると、感染者よりも多くなっています。

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 その累計では、まだ治療中の方が3000人ほどいるのがわかります。

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 医療崩壊を防ぐと言うのが狙いかもしれませんが、いわゆる感染者数ばかりの報道で、治療終了者数を報道することはないようです。ワクチン前ですが、感染者よりも治療終了者数が上回っていれば少しは安心でしょうか。しかし、3000人程が入院、介護施設等での待機、宿泊施設や自宅療養だと思われますので、入院治療が長期化しないこと、待機組の早期入院治療も重要で、ワクチン接種が早急に行われることが望まれるところです。


 <いろいろな率> コロナ禍 北海道版(5月7日現在)

・陽性者率(PCR検査で陽性になる人)    7%
・患者率(陽性者の中で症状のある人)    9%
・重傷者率(患者の中で重傷になる人)  1.2%
・死亡者率(陽性者の中で死亡にいたる人)3.4% (死亡者累計 約900名)

 PCR検査では、100人中7人しか見つけられないと言う結果です。ひょっとしてそこに擬陽性がいるかもしれないのでより少なくなります。それより問題なのは偽陰性です。本当は陽性なのに陰性と結果がでる場合です。この場合は市中感染を広げることになります。むやみやたらに検査をして、安心した擬陰性者がコロナウイルスを広めるということです。

 次は患者率ですが、PCR検査陽性者の内、軽症や中症の症状の人は9%です。そして、重症者はPCR検査陽性者の内1.2%。そうなると、症状が出て患者となるのは陽性者の10%ほどです。これらの人は死亡する可能性はゼロではないですが、死亡者に入りません。
 そして、最後が死亡者率(致死率)で、これもPCR検査陽性者の内3.4%ということです。そうすれば、患者と死者を含めると13%以上がコロナ感染して患者となったり死亡する割合となるかもしれません。

 最後に全国版ですが年齢別のコロナ死亡者割合です。変異種が置き換わることで変わるかもしれませんが、圧倒的に70歳以上です。基礎疾患があったり、免疫機能も弱くなったりと、病気には弱い年代とも言えるでしょう。

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PCR検査陽性者と感染者 その前に

 連休での勤務もありそれ以外は自宅謹慎に努めています。コロナ関連のSNSも見ていますが、気晴らしにプライム・ビデオも。「シグナル」という番組が韓国版(元版)と日本版ででていますので、交互に見ています。ストーリーや演技等の比較も面白いかなということです。

 さて、周知していることですが、不思議な事実? 厚生労働省や県では検査結果を「陽性者」として発表しているのですが、マスコミでは「感染者」となっています。どこでどう変わったのかは探し出せないのですが、厚労省では「PCR検査陽性者は感染を確定するものではない」と言っているのですから間違いないことです。

 どうしても、何らかの目的があって読み替えしているとしか思えないのは私だけでしょうか。

 PCR検査の発明者

 PCR検査は、WHOが有効だとして推進してきました。この検査方法はキャリー・バンクス・マリス博士が開発して1987年に論文掲載され、1993年にはノーベル化学賞を授与されたそうです。単なる検査方法という意味ではなく、彼の発明は、生化学と分子生物学び中心的な技術で、ニューヨークタイムズは「生物学を2つの時代に分割する非常に独創的で重要なもの」と評しています。ノーベル賞受賞前は不遇な研究状況だったようです。この研究と受賞で一躍有名となりましたが、2019年8月に亡くなっています。生前には「PCR検査を感染症の診断に使ってはならない。使い方によっては誰でも犯人にすることができる」と講演会で繰り返し発表していたようです。

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 ドロステン教授
 さて、今回のコロナ騒動で一躍有名なのは、武漢の新型ウイルス向けにPCR検査を開発したドイツのドロステン教授です。2020年1月末にWHOで採用が決まったのが、論文が科学雑誌に掲載される前とか聞きますので、どんなコネクションがあったのかは不明です。さらに、12月末で中国での死者数わずか数人の時点で、ドロステン教授は新型コロナが世界的感染症になると予想し1ヶ月も満たない中で開発したらしいのです。この論文に対してドイツで感染症専門家や科学者らがコロナ調査委員会を組織し、検査の欠陥を告発し、撤回を求めているとのことです(大阪日日新聞電子版 2021年1月7日コラム)。

 発明者や今回の検査方法論文やWHO採用については、上記のような課題があります。さらに、「無症状者からも感性する」という論文もでたことで、自宅謹慎などが推奨されることにおいても、その元もドイツからの論文だそうです。


 (引用は大阪の松下医院HPから)

 ドイツからの論文を引用して無症状者からも感染すると言っています。無症状者からは効果的な感染予防策を取っていない人0.3%に感染が確認されたそうです。0.3%といえば1000人に3人です。感染予防策をとっていない濃厚接触とは、お互いにマスクを付けず1mほどの距離で15分以上同じ空間に居ると言うことです。15×1000÷60÷24=10.42となります。1000人の人と1mの近距離で15分ずつ一睡もせずに対面して10日頑張れば3人に感染させる計算です。3日半頑張れば1人に感染させます。今現在日本では人が集まる所でマスクを付けていない人を見ることはほぼありません。したがって無症状者からの感染確率は0(零)%です。
接触感染も0(零)%と考えてください。これは武漢からの報告ですが、無症状のPCR陽性者300人の自宅へ行き、100か所、合計30,000か所のサンプルをPCRで調べたところすべて陰性だったそうです。無症状者はその辺にウイルスを付けることは無いと言う事です。
 
 つまりは、無症状者の感染力はほぼゼロに近いということです。しかし、一時はとんでもない騒ぎでした。


 いろいろな疑問が残る中、コロナ禍も今は新しい段階で、「変異株」での増加が話題になっていますし、マスコミも盛んに騒ぎ立てています。

 一時期、中国からのトイレットペーパーがこなくなるとして買い占めが起こったり、予防に納豆がいいとか、うがい薬がいいとか、海外ではメタノールを飲むといいという噂が広がって死者も出したことがあります。さらに、感染源が中国であることから、アジア人排斥、人種差別的な暴行さえ起こっています。
 これは「インフォデミック」と呼ばれるものです。

 インフォデミック
 「情報の急速な伝染(Information Epidemic)」を短縮した造語で、2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した際に一部の専門家の間で使われ始めた言葉。その意味は「正しい情報と不確かな情報が混じり合い、人々の不安や恐怖をあおる形で増幅・拡散され、信頼すべき情報が見つけにくくなるある種の混乱状態」です。
 
 市民や国民の一部からこうしたインフォデミックが起こるのは致し方ないとしても、マスコミが公共の電波を利用して拡散しているとしたら一体誰が止められるのでしょうか。ネットに疎い高齢者はテレビが情報源です。芸能人やお笑いタレントをどんどん採用し、三面記事化させたワイドニュース番組で騒いでいるのです。

コロナワクチン価格!?

 昨年度末にYahooニュースにワクチン価格が出ていました。

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 まずはEU価格と非EU価格に差があります。また、EUから離脱した英国は価格が高くなっています。この表の中で、EU購入価格(ベルギー外相ツイート)とありますが、ツイートで漏らしてすぐに削除されたとのことです。価格公表は契約時の守秘義務違反だそうで、製薬会社が怒ったらしいです。従って、日本でも公表はされないということになりそうです。ちなみにアストラゼネカは「原価販売」を謳っているらしいですが、EU外では価格が異なりますので、疑わしいと言えば疑わしいです。他のワクチンも相対的には879円から3932円と価格差があります。仮に高い方の3000円として1.3億人分の2倍となると、薬代だけで7800億円です。ワクチンにしても移送費(陸路、空路)、保管、冷却装置購入維持費などがかかりますから、日本のコロナ対策のための総額307兆8千億円(国家予算の約3倍)の一部から出されるのでしょう。
 (ちなみに中国製のワクチンの価格は、BBC情報で1回約6400円。中国で6億人が月収15000円というのですから、その接種価格がいかに高いことがわかります。)
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 世界には、自国で開発したワクチンを無償提供する国があるそうです。すでに69の発展途上国に配給されていて、冬季オリンピックを開催することからIOCにも無償提供を申し出ているとのこと。日本では使わないと言っていますが、南米のある国では政府高官が内緒でその国のワクチンを接種していて問題になったらしいです。この無償提供する国の北にある大国でもワクチンを使った外交が行われているそうですし、人口100人当たり99人接種という最も接種率が高い国も、高値で購入し余ったワクチンでワクチン外交を行っていると聞きます。そうなれば、日本は「ワクチン開発、ワクチン外交では敗戦国」だという酷評もあるくらいです。先進国では、それこそ国民を守るのは「国防」問題ですから、コロナ以前にも開発と確保に努めたようです。国防というと、すぐに軍事だと歪曲するのが日本ですから、少なくても国会議員さんにはそうした危機意識を共有してもらいたいです。

 コロナワクチンについても他力本願から自力へと、ワクチン開発が進むことを願って止みませんし、これから数年先以降の未知のウイルス対策にも備えてもらう開発技術の向上が必要です。

コロナ 世界的に見て

 年度が開けてもコロナ禍は深刻になっているようです。変異株の流行でしょうか。案の定、世界ではコロナパストートのようなことが広がりつつあり、日本では慎重な導入を検討中とのことです。国際的には政治の世界ではどうにかして経済活動を動かさなければならないという動きでもあります。接種をしたという証明やPCR検査をした結果なども無料アプリですぐに提示できるという流れが多いようです。それを提示すればスポーツ観戦や国際的移動などを可能にしようということに使われるようです。日本では健康上で接種できない人や16歳以下への差別的な扱いにならないかと懸念しているようで、国際的な流れからは遅れをとるとの批判もあります。

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 この表は2021年1月現在のもの。アメリカを筆頭にほぼ先進国、南米大陸も3桁、4桁の死亡率です。感染者数についてはその実施率が違い参考にはなりませんが、このパンデミック時期ですので、死亡の際はPCR検査が行われているようで、コロナ死亡者数や100万人当たりの死亡率は精度が高いと思われます。日本は人口が億を超えているにもかからわらす100万人当たり2桁の数値です(1億を超えるのは世界で12、3ケ国です)。何と素晴らしい国が日本です。その原因を色々と考えているようですが、以前に東アジアでは似たようなものが過去に流行っていて免疫ができているのだとか、日本では家庭内では靴を脱いで上がりますし、マスクにしろ衛生習慣が高い、BCG接種にも関係があるのではと考えられています。

 ですので、よくやっているというのが日本です。政治がいいのか、それよりも民意が高いのか。政府に欧米のような人権を制限するような権限がないので、民意が高いとしか言いようがありません。それも地方でしょうか。まだ、地域との結びつきの多く、他者との共存や信頼性の高い、しかも、自制心、共存性の高い意識のある地方に死者数が少ないのはこの理由でしょうか。
 
 北海道ではいち早く緊急事態を今の知事が発令しましたが、それは感染者数の人口比率が高いということで判断したのであって、単なる感染者数ではないのです。問題は人口比率でのみ比較ができるということであって、人数のみで多い少ないは無意味です。そもそもPCR実施数でさえ違うのですから、何を公正な根拠として感染者数のみを強調するTVの真意がわかりません。良く言えば怠慢ですし、悪く言えば情報操作です。「ニュース」というのは事実であるかもしれませんが、今の現状では真実ではないと思うのです。ニュースは「話題性」であって、「真実性」ではないのです。

 極端な言い方ですが、今のTVはピカソの絵と同じです。見た目は派手(ニュース性)ですが写実性はなく抽象的です。TVは「一喜一憂」で視聴率を高めることが最優先のように思えてならないのです。ですから、コマーシャルが入って無料で見ることができるのです。

雑感 コロナ禍

 コロナ禍も1年以上が過ぎました。変種ウイルスが増えて今後はこのウイルスによる感染の波が来るといっています。イギリス型とかブラジル型、フィリピン型とか言っていますが、日本では水際対策をやっているのになぜ海外のが入ってくるのか不思議です。さて、このようなパンディミックは初めての経験です。

 写真とは関係なさそうですが…。コロナ禍について

 最初は「渦」と思っていたのですが、「禍」だそうです😂 「わざわい」と呼びますが、もう一つ「災い」がありますが、違いがあるそうです。「災」と言うのは、防ぎようのない天災をさして、「禍」は、人々の努力や工夫によって「防ぐことができた」被害と言うことらしいです。日本語は意味深いですね。
 さて、写真のメモですが、おそらくは経験のない戦争と敗戦(太平洋戦争=別名第二次世界大戦)以来の国難ということになりそうですのでメモる必要があるでしょう。

 私が「武漢ウイルス」として情報を得たのは、1月末ころでしょうか。年末年始の家族での海外旅行から帰って疲れもなくなった頃です。中国からのYouTubeでは、悲惨な状況が多く伝えられ(後日は削除)、日本のYouTuberが騒ぎ始めました。弁護士等の仕事をやめてまで武漢に入り込み、現状を伝えた人もいましたし、警官などが狙っていて逮捕されるず寸前のような状況で現状の悲惨さを訴えた人もいましたがやがて行方不明。このような人が数人いました。皆「逮捕覚悟」「拘束覚悟」だったようです。中国から公式の感染者や志望者が出るようになってもまだ続き、その数に疑問を持つ中国人の意見も多く聞かれました。そして、中国政府の情報遮断、報道規制が強まります。お馴染みのYouTubeが削除されていくのです。武漢のロックダウンも突然おこなわたそうですが、不思議にもそれを知ってか、ロックダウン前に数万人も脱出したことも別な方法で伝えられています。その別な方法というのは海外での協力で情報を迂回させるような方法でしょう。もはや中国の歴史からは削除されないことになっている天安門事件(1989年4月)以降の民主化を進めた亡命中国人組織や、同国での不当な臓器移植をさせられた気功集団法輪功の海外関係者などの協力で流れた映像と考えられます。

 上記の情報はマスコミは知ってはいたでしょう(私でさえ知っていたのですから)。しかし、そうした情報からのTV報道は全くありません。武漢の海鮮市場ではなく武漢の研究所からの漏洩かもしれない、あるいは細菌兵器だったのではと言ういわゆる陰謀論も先進国では可能性の1つとして報道がなされたりしていても、全く触れないのが日本の有名マスコミと言う状況でもありました。

 有名マスコミのほとんどは恐怖心を煽り政府を叩いて批判ばかりと言うのが流れでした。野党もコロナよりも〇〇問題に安部叩きにやっきになっていたように思います。国民の心配よりも自民党潰しに躍起になっていたと言うことです。政府はどうか言えば、習近平来日が気になったのか、中国からの旅行者をとめませんでした。そして北海道での感染者増加です。この裏には自民党の幹部等に親中派がいて、安倍総理は阻止できなかったと暴いたのもSNSで、主要マスコミから外れた評論家でした。実際、自民党や知事で中国にマスク等を送った人がいましたが、その後深刻なマスク不足が訪れました。

 従って、マスコミと違う視点を知るにはYouTubeのようなSNSしかないのが現状でしたし、今もです。本当におかしいのはマスコミ=特にTV放送です。
 海外で報道されていることにも目をつぶっているのです。武漢の研究所あるいは中国政府に雇われた米国有名大学教授が細菌研究にかかって逮捕されたニュース。各国が武漢ウイルを拡散させたとして数百億ドルの損害賠償を求めると言うことも報道はされませんでした。イギリスかどこかの大学研究で、遺伝子から武漢ウイルスの起源は8、9月頃と言う論文、エイズウイルスとの人工的な遺伝子操作のあるウイルスである可能性があるとしたインドの学者の論文もです。
 そこには誰も年間の交通事故死亡者数よりも低く、インフルエンザの感染者や死亡者、はたまた、自殺者数よりも極めて少ないという日本での感染の状況は報道しません。全く異常で、冷静さや論理性、報道の多様性は感じられませんでした。あるテレビ局ではPCR検査が少ないから増やせと毎回のように力説していましたが、PCR検査の信頼性については最近になって解除(?)されたようです。そもそもそれを開発した教授が検査誤差や問題があることは、去年の早い時期にSNSでは出されていました。この誤差というのは信頼性もそうなのですが、体内の免疫によって死滅した残骸か、増殖中の生きたウイルスかも判断できないそうです。つまり、死滅したウイルスにも陽性反応を示すと言うことです(厳密には遺伝子の破片だそうで、ウイルスそのものを検査するものではないようです)。しかも、ウイルス1、2個の残骸や欠片があっても数百倍に増殖させて陽性、陰性をみるそうで、ドライブスルーのような検査方法にも問題があると言うことです。

 有名マスコミは意図的に情報操作を行っているとしか言いようのないのが日本、というのが実感です。かってはTVに出ていた某博士は、武漢ウイルスではない件で、世界の論文からの引用もして、様々な指摘をしていたのですが、そうしたマスコミから追放されたと言っています。それとマスコミ用のコメントやSNSでのコメントを変えていると言う評論家もいます。つまり、様々なことが先進国等で流されてはいても、日本では報道規制がかかっているような状況なのが今のマスコミだというのです。日本政府なのですか。報道のお偉い方なのですか。それとも、スポンサーからなのですか。と疑いを持つのです。ジャーナリストや評論家を自称していても、どうも偏りがあるような言い回しが今でも気になるのです。


 SNS上でしか、マスコミ以外の多様な情報を得たりすることはできないのです。

 最近気になっているのは、待望の「ワクチン」です。国産はどうなっているのか? 開発の進捗はどうなのかは、詳細は報道されません。また、海外の製薬会社からのワクチンですが、その購入金額でさえ、我々の税金から支払われるにもかかわらず一切触れてはいません。野党もマスコミも追求していないようです。ワクチン開発も、日本は医療は高い水準の先進国であるはずなのに、どうして遅れているのでしょうか。一部には治験に時間がかかると言う情報ですが、進捗を報道しないのも不思議です。それでいて、中国製ワクチンを打った中国の病院勤務の日本人医師を登場させて、「安全です」のような宣伝を行っているのがマスコミです。中国では反政府的な言論はできません。もしわかれば、その医師は逮捕か、国外追放になるのです。これは報道も同じで、中国駐在の記者には報道規制がかかっています。そうしたことも、マスコミは積極的には報道しませんので、あたかも自由主義社会のような誤解を与えて「安全」という中国政府の宣伝をしているのです。

 さらに自分として驚くのは、遺伝子組み替えの農作物でさえ認可制になっていて、場合によると輸入禁止・使用禁止まであるのに、今回の遺伝子組み換えを速成で作った人類史上初めてのワクチンを身体に直に注入するということに、報道の多くの人が疑問をもって、各国に情報を集めて報道しないのが不思議です。

 それはコロナウイルスには効くけど、副作用という直近の問題がありますが、長期的には人類存続に影響をあたえるのではないかという危惧のことです。極端な話「バイオハザート」映画のような変異かもというのは私の妄想ですが、「恒久的な不妊」をもたらすかもしれないと警鐘をならす海外や日本の学者や医者がいます。しかし、全く報道されません。政府も日本医師会も言いません。野党も追及しません。この件については正式な論文もないらしく製薬会社のいいなりというのが事実のようです。

 というのも各政府がとにかく事態収集の切り札であるワクチンを急いでいるので、第三者の研究者が客観的にその薬の短期的長期的影響を研究する安全性への配慮もないとのことです。
 長期的に見るとメッセンジャーRNAワクチンの人体実験であると警告した学者もいるそうですし、製薬会社ファイザーの元副社長兼最高科学責任者であった学者は、そうした危惧があるとして欧州薬品庁に即時研究停止を申請したそうです。これもファイザー内部で何かあったのでしょうね。危惧よりも今の事態の解決をもくろむ政治的圧力があったとしか思われません。

 先のバイオハザードは極端ですが、その危惧として「恒久的な不妊」に先に触れましたが、そのもととなるのが、今世紀初頭に発見されたシンシチンというウイルス性遺伝子だそうです。これは母胎の赤ちゃんと母親を結ぶ重要なタンパク質を作っていて、人類やほ乳類が約1億年以上前にウイルスを体内に取り入れて胎盤を作り、母体とは異質な赤ちゃんと母体と結びつけて成長させ出産するということで子孫を存続させてきたと言われる極めて重要なものだそうです。考え見ると血液型が違うのに拒否反応を起こさないのが母子関係で、それを可能にするタンパク質を作りシンシチンなのです。そして、その他にも様々な有益なウイルスが人類や哺乳類に入り込んで重要なタンパク質を作っていると遺伝子解析からわかったことだそうです。

 そして、今回の新たな遺伝子組み替えによるメッセンジャーRNAワクチンが、それらのウイルス起源のものを攻撃し破壊することによって様々な異変を起こさないのだろうかということに危惧を持っているからです。この有益なウイルスを消したり、何かの免疫系に変化を与えて胎盤形成ができなくなることがないかを危惧しているということなのです。
 つまり、こうしたことは分からない、今はとにかくワクチンが必要だとして大量に作らせてとりあえず許可を出して接種を優先していることなのです。医学者としては当然の懸念です。しかし、政治は違うということです。国民の希望もありますがとにかく目先の問題を解決することが優先。あとは政権や人が変わるので今の自分には関係なくなるだろうとの判断でしょう。それに拍車をかけるのが野党、マスコミというのが実態かと思われます。
(こうした有益なウイルスとほ乳類の関係については、ある日本人医師も言っていることです。http://www.hikawadainaikaclinic.com/info07txt88.htmを見てください。このコラムはおもしろいです。)

 さて、長々とした雑感でしたが、現実社会は「奇奇怪怪」で魑魅魍魎の世界です。マスコミ不信を抱かせるマスコミが、政府不信を叫ぶのです。報道の自由を標榜しながら偏ったような報道をするのです。偏った報道をするのも自由ということを言っているかのようです。いつから人の揚げ足をとったり、不安感を煽るマスコミになったのでしょうか。TVはまるで三面記事ばりにキッキと騒いで不安をあおり、お笑い番組で笑いを取ってただの週刊誌に成り下がって、情けない感じになります(とは言え、考えると昔からです)。将来を見据えた、多様な真剣な思考番組はスポンサーがつかないかもしれませんね。文科省は自主的創造的な人づくりとは言っても、マスコミは考えない人をつくっているかのように繰り返し繰り返し、長時間のサブリミナル効果をやって、一つの方向へと誘導しているようです。

 さて、コロナ禍は、ひょっとして、写真への再復活の大きな原因の1つではないのか。

 嫌気をさすマスコミ、堂々巡りのコロナ報道、したり顔の似非(エセ)ジャーナリストや評論家、お笑い芸人やタレントの真顔でのコメンテーター振り、何かが違っているのです。

 風景写真にも現実の忠実性がありますが、表現性が大事。しかし、実際の現実は事実の積み上げですが、その事実も主観だらけの報道で、事実さえ見えないこともあるのが現実社会。グラフィック、イメージ戦略優先のポスターみたいなものや奇抜性、話題性があれば尚更よしとするような風潮。さらにはバーチャルな世界も描けるのが映像世界です。そこに登場する生の人間の頭の中も実はバーチャルで、事実なんてどこにも見当たらない誇大情報を流して、仮想現実を作っているのではないかと思うのです。

 こう言うのを厭世的な考えと言うのでしょうか。見なければいい、知らなければいいのです。しかし、かえって偏らされて流された方が楽なのかもしれません。でも、自分があるから、それでは生きられない。だから、何か夢中になったり、我を忘れるようなことに没頭できる生き方生が一番なのかもしれません。これは「逃避」でしょうか。
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