
とりあえずはディスプレーのみと、Spyder X Proを購入しました。新型はレンズらしきものも付いていてなかなか高級感のあるものでした。取説もなくアプリのダウンロードの説明のみで、機器のシリアルを入れてからやっとアプリのアクティベーションができました。

iMacの5Kですが、Winに比べてOS上で色管理を行っているということで購入したのですが、数ヶ月も経つと変化するものなのですね。
さて、Win10の方のディスプレーですが、輝度が弱くなって買い換え時期かと思っているのですが‥。
もう一つの方式は,ハードウェア・キャリブレーションと呼ばれるものです。これは,モニター内を直接制御するために階調もそこなわれることがありません。これには,専用のモニター(カラーマネジメント対応モニター)が必要となりますし,これも専用のソフトウェアとセンサーを使います。もっと高価なものになると,センサーが内蔵されていて,自動的にキャリブレーションを行うものもあります。これらは,いわゆるプロ用,ハイアマチュア用となります。安めの価格にしても,モニター5万円以上,ソフトと外部機器で4万円以上となります。プロ用となると20万円もします。
しかし,やはりこの方式はモニター内部システムから補正するので,ソフトウェア・キャリブレーションよりも色などの精度が高いですし,時間が時間が短いのが特長です。
個人的には,先にキャリブレーション・ソフトとセンサーを購入し,Winデスクトップ・モニターやMac Book Proをキャリブレーションしてきました。デスクトップのモニターも古く検討したのですが,PC自体も最新のものにということで悩み,Macの5Kを購入して今に至ります。これもキャリブレーションして,さらに,Win用のモニターをキャリブレーションして,デュアルモニターで使用しています。しかし,このWin用が古くて微調整してもiMacには合わないので,いろいろと調べているわけです。
キャリブレーションをして正しい色をだすには,やはり「カラーマネジメント対応モニター」と呼ばれるものが安心ですが,今使っているインチ数からすると,24インチ以上となると10万円近くなってしまうのが悩みどころです。
さて,今まで使っているPCとモニターを生かすには,まずは,先ずキャリブレーションのソフトとセンサーの導入からどうでしょうか。
印刷用に調整できませんが,Web用であれば,X-Rite社の「ColorMunki Smile」が一番安いでしょうか。キャリブレーションソフトもついています。もう一つはDatorcolor社の「Spyder Express」です。それぞれの会社からは数種類ほどだしていますが,価格に応じて汎用性(印刷用設定,環境光測定)とともに精度が高くなります。印刷もと考えるならば,より高価なものとなるかもしれません。
そして,これを防ぐのが,「(モニター)キャリブレーション」ということです。このためには,専用のソフトとモニターの色温度や明るさを測定するセンサーが必要となります。また,出費ですね。ノートPCやモニター一体型では別途購入となります。デスクトップ型でモニターが別の場合は,多くの出費となりますが,キャリブレーション内蔵のモニター購入が最適だと思います。
私は,Datacolor社のSpyderを購入してキャリブレーションを行っています。価格的には中位ほどのものです。実際は,CDソフトを入れて,画面の指示通りに,センサーをモニター中央にぶら下げたりすれば,あとは自動的に修正し,そのデータに名前をつけると,次回起動の際にそのデータ(モニタプロファイル)を自動的に読み込んでくれます。また,一定期間放置しておくと,「キャリブレーションしてください」の旨の表示もでてきます。どのくらいの期間かは不明ですが,200〜300時間毎には必要らしいです。ちなみに,色温度は6500k,輝度は100cc/cm2,ガンマ2.2が推奨値だそうです。そして,プリントする場合は,商業印刷で色温度5000k,輝度80cc,ガンマは同じだそうです。そうなると,自家製印刷の「写真」となると…。どこかに書いてあった5500kとのことです。プリントアウトの際は,商業用は3原色ですが,自家用となると6〜9色なので,この違いがでてくるのでしょうね。