PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

オルチャ渓谷

写真についての個人的なメモです!

羨望の丘

 前田真三氏が美瑛の丘を観たときに西欧の丘と感じたらしいですが、世界には美瑛よりも広大な丘があります。
 1つは、イタリアのトスカーナ州にある世界遺産「オルチャの谷」。2つ目がアメリカのワシントン州tと近隣州にある「パルース丘陵」です。下の写真をクリックすると、500pxで大きな画像でみることができます。さらに、写真の中の左右にある<、>をクリックすると他の写真をみることができますので、ご堪能ください(PCで)。

★オルチャ渓谷

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★パルース丘陵

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 「世界の丘」と題してこれらの写真を集めていると、ドルチャなのかパルースなのかわからなくなります。とにかく桁違いのスケールの田園地帯です。
 特徴的な木もあるようで、木と丘、林と丘、さらに、霧や虹、夕陽・日の出、季節での変化で様々な姿を見せてくれるようです。とは言っても、交通の便がよくなく、オルチャの方は日本人タクシードライバーに案内してもらうこと。パルースはレンタカーしかないようです。

5月の緑

五月の囁き4 copy

 美瑛5月 朝焼けから少し白い光へと変わり,牧草や秋まき小麦畑を照らす。
 一瞬,外国へ来たのではと錯覚する時である。憧れの地の写真の1つを真似て,絵画風にしてみた。

 憧れの地は,イタリアのオルチャ渓谷,そして,アメリカワシントン州のパルースです。美瑛よりも広大な地に大きな丘が連なる地方です。広大な緑の明暗,曲線。はたまた,光芒や朝夕のオレンジ色に染まる大地は圧巻としか言いようのない光景です。とはいえ写真だけですが,そこに身を置いて,カメラを構えることを想像するだけでもゾクッとしてしまいます。実際旅行となると,ツアーもなく全くの個人旅行となるようです。まあ,写真だけで我慢んというところです。

 朝のこうした斜光は久しぶりです。最初は朝霧確認でパッチワークの丘方面にいきましたが,薄い靄ということで,パノラマロード方面へと,美馬牛で変更して,まずは新栄の丘へ向かいました。月曜というのにカメラマンが2人もいました。日の出を待っているようです。まだ,大雪山の右端ぐらいからの日の出ということを確認してから,赤い屋根の家へ。ここは畑が粗起こし状態ということでUターンし,拓真館方面へと移動。途中で千代田の丘の見晴らし台が見える場所や赤い屋根の小屋を展望できる丘等で撮影しました。この場所で撮影する際にも本州からの先客カメラマンお二人がいました。

 さて,逆光も撮影しましたが,光が強くて彩度が落ちます。こうした斜光だと大丈夫です。しかし,いざ液晶ビューでみると,色が薄くなっていました。この日は,日中は17,8℃はあったのですが,早朝はマイナス気温で,霜が降りていました。この画像にはない下の部分なども霜が降りていて,光が拡散してしまうために,色が薄くなるようです。また,逆光気味の麦畑を撮ったのですが,空気が若干緑色がかっていました。また,春は乾燥が激しいために空気が揺らぐせいで色がはっきりしないということもあ考えられます。こうした場合は,やや色彩をあげるか,コントラストをあげる。また,明瞭度もあげると回復するようです。さらに,色彩では,特定の色の彩度をあげるスライダーもLightroomにはありますので,そちらをあげたほうがいいかもしれません。
 
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