PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

撮影技術

写真についての個人的なメモです!

足跡

 夏季間にはキタキツネに出会うことはほとんどない。しかし、冬の早朝となると車道にも足跡を見ることができる。丘にも続いているのをよく見かける。そして、ある場所に毎回出没することがわかるようになると、マジックアワーが過ぎたり、全くの曇天等で撮るものもなかったりすると休憩も兼ねて立ち寄ってみることもある。

 なかなか近づけないことが多いが、この日は余程空腹だったのか、車から降りて移動しても逃げることはなかった。遠くからは見たことのある捕獲の様子が撮れた。
 とは言え、風景撮影と動物撮影はカメラ設定も異なる。手持ちが基本となるので、ISO感度やシャッターモード、オートフォーカスモードなどを設定し直すことが必要なのだが、つい忘れてしまう。風景設定で動物撮影となるとやはり思ったようには撮れないものである。とは言え、まあまあかな?

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 見事なジャンプで、口先から雪中に入っていくのである。キツネも犬の一種なので嗅覚は強いとは思うが、このジャンプ前は左右に首を振って聞き耳を立てるような動作があった。最後は聴覚なのだろう。
 まあまあとは言え、やはりピントが甘い。手ブレである。焦点距離300mmほどで、シャッターが1/250だとぶれてしまう。絞りを2段以上開けると、草やガードレールがもっとボケて、キツネも精細になってよかったかと思う。
 まだ、他の設定もあるようだ。風景の絞り優先からシャッター速度優先もそう。ISO感度もあげれば手ブレは防げるだろうし、フォーカスエリアも広めだったらよかっただろう。カメラ1台を動物専用にできれば楽なのだが。

季節の狭間もラストに

 マイナス気温の朝を迎える日が少しずつ増えてきました。降雪があってもまだ湿気が多くて枝や葉にくっつき、枝も重そうに垂れ下がってきます。また、風があると幹にもつき、風の方角がわかるということになります。

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 共に曇り空の下での撮影です。絞りをマイナスにすると暗くなりますので、プラスにしています。1/3〜2手前までの間で白とびを注意して撮影しています。

 上の写真は背景が明るいので、枝や葉の雪が少し暗めになります。下のようなどんよりの暗い曇り空では、光が少し弱目で柔らかいために、雪の明暗が細かく出るようにして、立体感が出るようにし、下の写真では落葉松白樺林が主なので、地面上の雪は白とびさせるくらいの感じで調整しました。
 しかし、ファインダー内で雪原の割合が多い場合や、雪原の表情(狐の足跡があったり、キラキラ輝く場合など)を出すときは、マイナス補正となります。

 現像に関すると、曇り空の場合はすんなりと雪の白さを出しやすいかと思います。光が弱いために、雪同士での光の反射が少なく、青さが少ないと感じています。 


弥生霧景3

 昨シーズン3月 日の出直後と朝霧発生時のもの

 光があると影が青くなりますし、その周囲では雪も青味を帯びます。さらに、光を直接受けるところでは朝焼けの赤い光となっています。カメラではホワイトバランスを「K(ケルビン値)」にでもして調整しなければ出ない微妙な色と思っていますが、現像でうまく出していけると思います。ただ、記憶ではやや濃い目ですし、カメラ内でのピクチャースタイル(キャノン)設定次第では、見た目以上に鮮やかな色のJPEG画像となりますから、注意が必要です。
















現像の妙 

 最近、現像について考えています。どんな仕上げがいいのかということです。

 RAW保存なので、現像ソフトは必須です。カメラメーカーのものは基本使いません。3社のカメラを持っていることもありますし、カメラメーカーのものは機能的には簡単ですが、細かい補正には向いていないようです。
 
 最初に書いた疑問の点ですが、現像ソフトについては

 ・「補正」という意味での、元データを撮影時に見たようなものにする機能はもちろん、さらに突っ込んでいけば、「加工」という見た目以上の効果を増すこともできる力さえあります。下記の写真は、このブログの5月にあげたものから、現像例を更に付け加えてみました。好き嫌いはあるでしょうが、これ以外にもいくつもできるというのが、現像ソフトの力と言えます。

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 ・その分、どのような現像をするのか、どの範囲?!で補正を行うというのが、現像時に思うことなのです。私の中のスタンダードがないということです。基本的には「見た目に近づけたい」と思ってもいますが、それも案外難しいというところです。

 ・何しろ見た目とはいえ、その記憶は、絶対音階ならぬ絶対色調のようなもののない限り不明瞭です。したがって、RAW保存以外に,カメラ設定でのホワイトバランスを変えてjpeg保存もして参考にはするのですが・・。
 ・撮影時のホワイトバランス、その色はどうきめるのでしょうか。ホワイトバランスの中にある,太陽や雲などは大変おおまかです。
  Canon   太陽=5200K  くもり=6000K 日陰=7000K

 従って、重要なホワイトバランスさえあわせれば、複数枚のpeg画像を比較しながら正しい色を見つけるこがができると考えますま空、木、地面、物でそのホワイトバランスが違うようですので、これが今のところベターでしょうか。
 
 題名に「現像の妙」とは書きましたが、この様々な加工ができることが、何となく表現の幅でもあるかと思っていますが、自分なりに正しい色と、それに基づく自分のスタンダードを持ちたいと願っています。
 


  

パンフォーカスの話 復習

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 前回は、被写界深度がミリ単位になってしまい、マクロレンズのようなはなしになりましたが、今回はパンフォーカスの話です。

 「近焦点から、遠焦点が無限遠になるまでを被写界深度にする」というのがパンフォーカスですが、レンズの焦点距離と絞りの関係で変化します。その例が下記の表です。一応、F値が大きい方で撮影することがおおいので、F11とF16の場合です(これは計算式からの数値です)。この表の上に、「過焦点距離」というのがありますが、ここの距離にピントをあわせると、パンフォーカスになりますという数値です。
 
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 上の表は、「F値が11」の場合で、ピントを置く距離(過焦点距離)と近焦点を一覧にしましたので、広角レンズ16mmの場合だと、70cmのところにピントおけば、手前30cmからパンフォーカスできるということです。焦点距離が大きくなると、過焦点距離も遠くなってきます。
 ・ これでパンフォーカスができるとはいえ、注意するのはフレーミングです。フレーミングされたファインダー内画像の下の部分に、近焦点より手前が入っていれば、少々ボケるということになります。従って、近焦点よりも遠くの地点から、奥の方を撮らなければなりません。
 ローアングルで撮影すると、近焦点より手前のボケたものも入ることがありますので、表現上で考慮する点だと思います。

 F値を小さい数値にすると、過焦点距離と近焦点が遠くなります。また、F値を大きくすると、近くなるという関係です。

 自然風景写真では、パンフォーカスで、しかも、人間の立ち位置での目線から、というのは、前田真三氏の基本姿勢だったと聞きます。拓真館での写真でもF値が大きい数値のものが多かったです。彼の写真集から、使用したレンズの焦点距離を割り出した人がいて、広角はあまり使用せずに、中望遠が多かったというような結果だったということです。

 某プロ写真家が「パンフォーカスにするためにF16で撮影」というのがありましたので,その場合のも表にしてみました。F値の小さい絞りでもパンフォーカスにできますが,あれこれと絞りを悩むことなく,光景や構図などに集中した方がいいですということでしょうか。

 朝夕の薄暗い中での撮影では,当然にシャッタースピードが遅くなることから,三脚必須,レリーズ必須でしょう。それと,レンズに手振れ防止機構がある場合は,誤作動でブレることもあるということで,それをオフにするのも重要かと思います。

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被写界深度の話 復習

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 今回は、被写界深度の復習です。 次回はパンフォーカスです。

 物理的には、ピントを合わせた点(焦点)がピッタリなのですが、肉眼で見た場合に「ほとんど焦点が合って見える範囲」を被写界深度と言います。そして、焦点よりも近い位置を近焦点といい、遠いものを遠焦点といいます。この近焦点と遠焦点の間が被写界深度というわけです。

・肉眼で見て焦点が合っている被写界深度は、F値=絞りによって変化し、F値が小さいほど、範囲が狭く、F値が大きい数値ほど範囲が広くなります。

 例えば、レンズの焦点距離を70mmにして、F値8.0で1m先にピントを合わせると、近焦点が約95.6cmで、遠焦点が105cmとなり、被写界深度は約9.1cmです。F22にすると、近焦点88.5cm、遠焦点115cmとなり、被写界深度が26.2cmと長くなるというわけです。

・同じF値にして、レンズの焦点距離を変えると、焦点距離が長いほど、被写界深度が狭くなります。F値の場合とは反対です。

 例えば、F8.0に固定して、レンズ焦点距離140mmで1m先にピントを合わせると、近焦点98.9cm、遠焦点が101cmで、被写界深度は、たったの2.1cmとなり、上記の70mmレンズデータ9.1cmの1/4になります。70mmの3倍の210mmにすると、被写界深度はなんと1cm以下の0.8cmとなります。(理論値です。私の70-200mmでは最短撮影距離は1.2mですので。)

 こうなるとボケを堪能する世界かもしれません。この辺りは、90mmや100mmのマクロレンズの世界の話になるかもしれませんが、このレンズでも焦点を遠くに置いて、十数メートル先、数十メートル先、百メートル先となるとパンフォーカスの話となってきます。


 

冬の日の出 F4.5

新栄冬の朝

 新栄の丘 冬霧で赤い屋根の家が隠れる

 先の「マイナス12℃」の写真よりも,少し前の写真です。雲のような冬霧が,赤い屋根の家を横切るときを狙ってみました。ずっと外で待機している人もいましたが,三脚とカメラを設置して構図を決めらた車の中で様子見をしてからの撮影です。零下10℃を下回ると,やはり寒くなります(まだ,慣れていません。極寒時は零下10℃が少し暖かく感じますが。)。足元は底厚の防寒靴でいいのですが,特に指先で,3本の指がでる手袋ではやはり冷たくなります。これが零下20℃を下回ると,冷たさを超えて痛くなってきますので,極寒時は使い捨ての小さい懐炉があるといいです。

 さて,この写真はいつもの風景写真のカメラ設定とは異なります。F値が4.5というものです。逆光なので絞りこむというのが通常ですが,開放よりも数段上で解像度もいいと言われる数値で,どうなるかを試してみました。
 フォーカスは手前の木の先です。直線距離で100mと読んだので,レンズ約90mmの焦点距離なので,被写界深度は手前37,38mからの雪原,奥は山の稜線で無限大ということになります。いわゆるパンフォーカスということです。
 絞り込んだ際との違いは,太陽とその周辺の描写かと思います。絞りこむと光条が出てきたり,そのために太陽周辺に筋状の模様と周囲とのコントラストができてくるのですが,開いた分,意外と柔らかな感じがでています。いつもは,逆光専用のα7rでがっちりと絞って,光条をだしたものが定番なものですので,これはこれで,逆光で太陽を入れる際の参考になるかと思いました。

 もう一つ。風景写真というとパンフォーカスで,絞りこむのが常道です。しかし,絞りこむと,光とレンズの性質から,回析現象が起きて,ブレたような写真になるということで,F8からF14,15ぐらいまでというのも聞きます。絞り込みについては,ナショナルジオグラフィックでの技術書では,ブレが判明でるまでの大きな印刷はしないことから,F22,F32と最大に絞りなさいとありますので,回析現象は肉眼の識別能力を度外視した理論であるかもしれません。
 著名な女流作家の人はF16で撮影とか言っているそうです。心意・論拠は不明ですが,素人向けには「F値の設定をあれこれと悩むよりも,パンフォーカスはこのぐらい絞り込んで,風景写真を撮ってみては?」ということだと思います。しかし,F4.5でも,F2.8でもパンフォーカスができることも,カメラ・レンズの性質を知るには大事でしょうし,それで何らかの表現が変わるならば,試してみる価値があるということでしょうか。
 次回から、被写界深度やパンフォーカスについて復習してみます。
 

雪のWB

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 雪原

 一昨日の美瑛での撮影です。雪の下はおそらく秋まき小麦です。テレビの報道でもあったのですが、豆の刈り取りも終わらなく、雪に埋もれて収穫が出来なく困っていると聞きました。美瑛でもそうした場所が見られました。昨日は雨も降りましたが、今日は深々と降る雪で心配です。
 
 さて、雪原の撮影となってきましたが、白い部分が多くなると、画像が暗くなります。したがって、露出補正をプラス側にしますが、白飛びを考えなくてはなりません。雪原の陰影、動物の足跡なども出したい場合は、露出補正も控えめです。場合によっては真っ白で飛ばしていいということもありますが、それはRAW現像での補正、調整で処理した方がいいでしょう。上の写真の場合は、陰影が出ていたのでプラス1/3の露出補正です。

 そして、さらに問題なのは、ホワイトバランスです。雪の白に、WBのスポイトを合わせればいいという場合もありますが、なかなか見たような(思ったような?)雪原にはならないことも多いものです。
 上の画像にしても、私のモニターで、光が当たる部分は「白」、影はやや青みがかった灰色で表しましたが、他に撮ったものでは、このように白くならないこともあります。無理に白くすると、他の部分が妙な色合いになるので、赤みがかったり、青みを帯びたもので済ませます。
 これは雪原が同じような色彩をしている場合で、撮影の時間帯にもよりますが、丘の重なり、傾斜が異なる斜面がある場合では、光の当たり方が異なることから、微妙な違いが出ることがあります。白、赤み、青みと、斜面やくぼみなどで異なることがあります。それはむしろ自然的かと思っていますので、その微妙な色合いを大事にしたいと思っています。

 雪が青みを帯びることについては以前書きました。これは積雪がフワフワしていて空気を含んでいる場合に、雪の結晶を通した光が乱反射して青くなるというものです。しかし、一面に真っ青というのではなく、くぼみや日陰、ものの影で特に青く見ることができます。こうした場合は、白と青という雪の色となります。赤みを帯びるのは、朝夕の斜光です。朝焼け、夕焼けもまた一面に色づきますので、いい撮影時間帯でしょうか。  

降雪の青い池

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 雪降る青い池

 3度目の夜の撮影。前回は降雪を逃したのでそのリベンジということで行きました。この日も少し待ってからの降雪となりました。旭川市街ではやや粒の大きい降雪でしたが、やはり寒さもあってか小さい雪でした。やはり降雪があると、少しは情感を出せるでしょうか。また、位置によっては、降雪のダイナミックな動きのある光景も撮影することができます。

 <穏やかな降雪光景>
 前掲の写真は、上向きの照明から離れた位置で、入り口側の方となります。立ち枯れよりは、暗い降雪表現ですので、立ち枯れの脇役となるでしょうか。こうした撮影は、立ち枯れや雪原への照明が強いと、その明るさに負けて、降雪の空が暗くなります。したがって、立ち枯れ・雪原への照明が、照らし始めか、暗くなる前となります。これも、やはり照明のタイミングを掴んだシャッターが大切ですが、撮りながら粘るしかないでしょうか。絞りは開放よりも2、3段絞って、ISO感度も200〜400を行ったり来たりとしています。この写真はシャッター速度は1.3秒、ISO250、F5.6でした。

  <フラッシュ> 
 この日初めてフラッシュ撮影をしてみましたが、白い雪粒が強い印象となりましたので、少々違和感を覚えました。立ち枯れよりもかなり目立つことになりますので、お勧めできないかと思います。

 <ダイナミックな降雪の撮影>
 これはやはり照明に近い、入り口側から一番遠い位置となります。今回は、シャッター速度にして1/25から4秒まで試してみました。1/25秒でしたら、ISO感度は3200にもなりました。こうなると、降雪のラインが短くなってしまします。これはこれで不思議な感じですが、流れた感じなるのは0.5秒辺りですので、1秒以上は必要かと思います。絞りをそのままにして、ISO感度調整でやってみるといいかと思います。風の変化で、乱れ降るようなダイナミックな降雪光景を撮ることもできると思います。

 青い池ライトアップで降雪をどのように入れるのか、「穏やかさなのか、ダイナミックさなのか」を考えながら撮影するのも面白いかと思います。言い忘れましたが、AFでは無理ですので、 MFマニュアル・フォーカスです。フォーカスポイントを選んでピントを決めておけば、あとはISO感度を変えて、雪の光跡の長さを調整するだけとなります。 

青い池ライトアップ初日

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 青い池ライトアップ開始 入口方面の撮影

 いよいよ開始されました。午後からの降雪でいい初日を迎えたようですが、出遅れてしまって、降雪は1分ほどで終わってしまいました。旭川市内が降雪でも約40km離れたこの箇所の天候とは異なるようです。今年のライトアップの目玉は「降雪をよく見せる」というものらしいですが、少々気落ち気味の撮影でした。しかし、長時間露光となりますので、ライトの変化とともに、どのタイミングでシャッターをきるのか、ホワイトバランスをどうするのかと、あれこれと考えながらの楽しいひと時でした。
 
 少々気になったのは、左下から伸びる木の影でした。全面凍結で雪がのるとしたら、もっと影が伸びることになるかと思います。
 これを避けた構図にするのか、立ち枯れの影とともに、低いアングルからの構図にして目立たなくするのか、さらに、この影の目立たない間に撮影が終わるようなタイミングのシャッター速度にするのか、考え所です。

 広角系〜標準系のズームを持参しましたが、この影を避けるとすれば、空の部分も入ることになりますので、場所を選んで、降雪の様子も入る方がいいかと思います。ローアングルでも空が入りますので、降雪時がいいですね。かといって、望遠系では広さ、奥行き感が出にくいということで、フレーミングが難しくなりそうです。
 照明の変化がありますので、シャッタータイミングをいつにするのか、さらにシャッター時間(絞りやISO感度)調整をする必要があります。なるべく見た感じを撮るのならば、ISO感度を高くして、F絞り値を開放に近い方にするというのもあるでしょうか。ISO感度を高くして撮ると、現像時での補正の自由度がなくなり、露出をプラス補正したり、シャドーを明るくする場合は、「荒れ」が出やすいので注意が必要です。
 

 その他、現地トイレがなくなり、2km手前のビルケの森のトイレが使えます。トイレしか照明がついていないので、青い池に行く前に済ませておいた方がいいでしょう。撮影時、あるいは見るだけにしても、突然暗くなったり、通路も薄暗いので、懐中電灯がいるかと思います。  

雪降る

 白い雪。これから否応なしに眺めることになるものですが、紅葉あるいは秋まき小麦の緑を背景にすると、個人的には暖かく幻想的でもあります。もう少し大粒だと雰囲気も感じてもらえるのですが、2点掲載します。拡大してご覧ください。

降雪の丘2

降雪の丘4

 累積降雪量
 北海道の豪雪地帯の1つである、名寄市の北、音威子府村(おといねっぷ)では1日に腰ほどの量が降ることもあります。シーズンの平均累積降雪量が13mというもので、旭川市が7mほどですので、おおよそ2倍となります。ちなみに、13m越えは、音威子府、朱鞠内、幌加内の3箇所です。音威子府の経験では、風もなく深々と降ると、100m先が真っ白という感じでした。

 降る雪を写すには、背景に黒っぽい林や森があるといいでしょうか。それと、フラッシュの強制発光が一番いいかと思います。その際は、レンズフードを外した方が満遍なく光が当たりいいかもしれません。もし、雪の量を増やしたり調整したい場合は、三脚使用で何度も撮影したものを選んで、比較明合成しての作品作りというのも面白いと思います。ソフトについては、無料・フリーがあります。

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