
霧の淡景の最後です(忘れてました)。太陽の高度も上がり、霧も白くなり薄くなったので、霧が流れてくる方へと移動してみました。丘の下へと下がり、霧が流れ込んでくるような場所です。

霧の中に入ると、密度の濃い層が地面と空中を漂っているのが見えます。次の写真には光芒も見えますが、霧の流れや状態がよくわかります。この後は、どんどんと霧散して薄くなって行きました。



霧シリーズでしたが、面白い光景がみられました。これだから霧に惹かれるのです。撮影の拠点は美瑛の丘や山々が見渡せる有名な場所です。まずはここから霧の発生状況を確認してから撮影を始めます。時には4、5人は集まるようですが、いつ見切りをつけてどこへ移動するかはそれぞれです。流れいく北へ、流れ込んでくる南へ、または、東へとなります。丘の間にまだ霧が残っていれば白虹も追えるかも知れません。
霧から次の撮影となると、太陽高度も上がって白い光となります。光の変化ということではもう終わりですので、いつものようにキツネに会いに行こうというのが、昨年11月あたりからの行動パターンとなっています。この日は、別々の場所で2頭の子ギツネに出会うことができました。

今日は最高気温の37.6℃で、江丹別では38.4℃と観測史上1位。体温よりも高い気温となりました。私は地下でDIYだったので、そんなことはつゆ知らずでしたが、2時に部屋に入るとうだるような暑さです。エアコンもいつもはエコ運転でしたが、「冷房」にしました。
この猛暑の原因はというと、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が被さって、2つの暖房器があるような格好になったからだといいます。