
偽装工作(?)が成功したのでしょうか。お座りをやめて、接近するように斜め横に移動してきたのです。ようやく私の射程距離内となり撮影することができました。

雪面に鼻をつけるようにして聴覚に集中しています。10m以上前には低木と枯れ草があり、その下には餌があるかもしれないからでしょう。この頃になると雪面にも微かに陽の赤みが出てきていました。また、素晴らしいジャンプかと思いましたが、いなかったようです。木のそばに着くと「まだいたのかい?」とでも言うように私の方を向いてから、車道を10数m歩いて丘を下って見えなくなりました。
移動の読みと偽装工作。もし井上プロだと、どうするのでしょうか。彼だと地面に寝転がったりして安心感を与えてジャレ合えるようにするのでしょうね。彼の著書「北国からの手紙」は面白いですよ。
