
過日の朝も期待外れの天気でしたが、5匹のキツネを見かけました。例の尻尾の毛が先だけにあるキツネも遠方に見ることができました。遠くでもちょうど丘の稜線上ということでシャッターをきりましたが、やはり少々ピンぼけです。APS-Cカメラなので450mm程度の換算の望遠となります。


構図 右に木(枝が空に伸びている)があるのをトリミングしたので、キツネが中央となり、やや不満なものとなりました。青い山並みに薄いピンクの空で、空をもう少し入れたかったのですが枝の関係でこれがギリギリでした。これをさらにトリミングすると画素数が足りなくなってしまいます。まあ、これがキツネの大きさの最小だと思います。この辺りの構図的なものは、キツネを中央や三分割上に置くとかという「安定感」もありますが、山並みやピンクの空、雪原の比率でキツネの位置をそれからずらして変化を与えるというようなことが考えられます。

APS-Cが手放せないのは、フルサイズ用のレンズでは焦点距離が1.6倍になることです。ただカメラ自体も古くて画素数も2000万以下ですので、トリミングは厳しいというところです。買い換えの予定は未定です。
過日の『情熱大陸』で上田大作という動物写真家が紹介されましたが、カメラはソニーでレンズは200-600mmでした。動物撮影となるとこれぐらいは必要です。キャノンでは単焦点でないと600mmはないようですし100万以上もします。EF100ー400mmでのフルサイズでは物足りなくなります。ミラーレス用だとRF100-500mmがあります。いずれも、20後半から30万越えのレンズとなります。このRFレンズとR5の組み合わせだと、いざというときにはR5のクロップ機能で1.6倍で800mm相当が利用できるということにもなりそうです。ソニーも同様でしょうか。
さて、上田氏にもどると、面白いのはキャンピングカーでの生活と言うことです。車内での煮炊き、就寝と、撮影現場付近に停めて連泊するのでしょう。番組でも待っいた被写体に会えずにも夕方になり、「こんなこともあります」というようなことがあったので、翌日もまた同じ箇所で待つということでは、現場に宿泊することが不可欠なのかもしれません。