
あまり寒くもないのにブルーの影が現れていました。こうしてみると、やはり晴天の方がいい色を見ることができます。この後、夕陽に染まっていけば、冬の最高の色彩の変化を見ることができるのにと残念がっています。


冬のホワイトバランスは、ケルビン値(色温度)でやっています。既定の「太陽」や「曇り」ではなかなか「雪の白」が写せないからです。ところが日の出や日没前でもかなり色温度が変化しますので、シャッターチャンス前には試し撮りしてある程度合わせています。
ケルビン値については、以前に記載してあります。人間の肉眼のホワイトバランスはカメラよりも優れているので、それを細かく補うのがケルビン値です。スマホ・アプリでケルビン値を計測するものもあるので、どれくらいの数値かはそれらを使うと肉眼に近いホワイトバランスにすることができます。

RAWで撮影すれば気にしないで「オート」でもいいですが、撮影時の記録として大事だと思います。現像では、雪の色も白に拘ったり、寒さを強調するのに「青」にすることがありますが、その他に写っているものも青味がかると不自然になりますので気を付けたいところです。