PLフィルターによる池と睡蓮、落ち葉の撮影は非常に面白く、来年はシーズンを追って撮影してみたいと思います。今年の撮影ツアーの大きな収穫です。

 今回は、モノクロが1点、それと、色の再現と背景を暗くするというよりも、PLフィルター調整の中で面白いものを2点紹介します。

 モノクロは、睡蓮や落ち葉の色がよく出ているものをあえてモノクロにし、かつ大胆なトリミングを行いました。他は、水面は暗くなっているのですが、睡蓮や落ち葉の反射がきつくて本来の色以上にメタリックに近い色を出しているものを現像してみました。この2点は、PLフィルターの使い方の中で、水面や太陽との角度、偏光のかけ具合で変わって来るだろうと思います。



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 残秋 モノクロ(日本画を意識して)



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 残秋 カラー 
 紅葉の色が残りつつ、睡蓮がメタリックがかっているもの

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 残秋 カラー
 睡蓮への光が強くよりメタリックになっているもの

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 残秋 カラー
 ホワイトバランスも変えて、よりメタリックにしたもの。

 こうしたカラーは肉眼ではみられないものですが、PLフィルター+現像で作られるカメラ、写真の世界の1つだと思います。あとは好みの問題でしょうか。