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 Silver Efex起動の直前の画面


 このステップが終わるとSEが起動します。灰色のウインドウが出ましたが、LRでの画像をどのようにして、SEで編集するかを選択する場面となり、3つの方法があります。

 ほとんどは1番上の「LR調整でコピーを編集」を使います。LRで現像され、補正が施された画像が自動的にJpegファイルとして保存されて、それを元画像としてSEで編集したものが上書きされて残ることになります。

 ・LRでRAWファイルを現像する場合は、これしか選択できません。

 LRで、JpegやTiffなどのファイルを現像した場合は、チェックされた以外の上から2つ目や3つ目の項目を選択することができます。

 ・2つ目の『コピーを編集」というのは、LRでJpeg等を補正した場合に、それをコピーしたものをSEで編集することになります。つまり、何度もSEで現像した結果を残すことができるということです。

 ・3つ目の「元画像を編集」というのも、LRでJpeg等を補正した場合に、その画像を元画像として編集することになります。この場合は、元画像がSEで編集された結果で「上書き」されますので、SEでの様々な編集結果が残りません。

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 自動保存が終わると、SEが起動して、この画面が現れます。

 すでに標準のモノクロで「ノーマル」(プリセット)に変換されて起動されます。

 プリセットパネルが左、調整パネルが右側となります。プリセットは30種類上あります。調整パネルのスライダーや選択項目も多いです。プリセットはクリックするだけです。

 調整パネルでは、「グローバル調整」として露光量やコントラスト、ストラクチャ(明瞭度)があります。円形のみですが「部分調整」ができます。これはLRの円形フィルターに似ています。カラーフィルターやフィルムタイプ、モノクでも若干色をつけたようなトーニングといったモノクロならではの編集項目もあります。

 次回は、パネル項目の若干の紹介です。