

LRの右側のパネルの中に「HSL/カラー/B&W」というのがあります。
「色温度」や「色かぶり補正」では画面全体にその効果が適用されてしまうため、一部の色に対してのみ調整を行いたい場合はHSLやカラーを使用するというわけです。「B&W」はモノクロで使います。
ホワイトバランスで全体の色調を補正した後に,一部の色が上手く補正できないという場合に,HSLやカラーの補正ということになります。HSLもカラーも、
・色相(色味) ・彩度(鮮やかさ) ・輝度(明るさ) の3項目があります。
補正できる色は8色となっています。色毎にそれぞれの色相、彩度、輝度を調整できますから、例えば木の緑や青空を補正したいというように一色に対する補正を行いたい場合は、HSL・カラーによって色調を補正することができます。 「HSL」と「カラー」の違いは,パネル上の表示関係だけだと思います。前者だと,8色同時に色相,彩度,輝度毎に変更できます。後者だと,1色を指定して,その色の色相,彩度,輝度を変更するということになります。
これも色毎とはいえ,例えば,画像にある空の青も,海の青も,青い服の色も同時に変えるので,本当に部分的にとなると,補正ブラシでの「ホワイトバランス(色相)」「露光量(輝度)」「彩度」の変更で対応していくしかないと思います。