

雪上のダイヤモンドダスト

土曜・日曜,そして本日火曜日と,早朝撮影の狙いはダイヤモンドダスト。寒い日が続き,特に今日は,晴天の夜空での放射冷却現象があって,今期最低気温のマイナス23℃。美瑛ではそれよりも,2,3℃低めとなり,ほのかにダイヤモンドダストを期待しました。いつもの場所は,日曜日で車が30台ほど,今日も同じくらいで,まさしく人気スポットとなってしまったようです。
自宅を出るときには薄暗い中でしたが,LEDの街頭下ではダストが見えました。しかし,美瑛に入っても,樹木の霧氷が土日よりも少なかったのですが,もしや?ということもありますのでいった次第です。結果は小発生で,3度目のハズレでした。連日の低温で,空気中の湿度がなくなっているということになります。

その後,上富良野・中富良野・富良野まで走ることになります。背景は写真のようにイマイチですが,ダイヤモンドダストが発生しています。車の気温計では,マイナス26℃と美瑛よりも寒いところがありますので,先に書いた条件の場所に行けば撮影できる可能性があります。また,特に,富良野は街中を一級河川が走りますので,空気中の湿気はいつも十分で,街中でも綺麗な霧氷・樹氷が見られるところです。

さて,マイナス20℃以下となると,顔がピリピリしてきますし,耳も冷えて痛くなってきます。ナイロン系の衣服だと,硬くなって動くたびに音がしてくるといった感じとなります。これに風がでてくると,体感温度は更に低くなります。防寒は必須です。今日撮影待機中に見かけた中で,いいなと思ったのは,大きめの手袋を首から下げて,その中に手袋をはめた手を入れて寒さを防いでいました。この中に使い捨てカイロを入れておくと,外での待機用にはいいかもしれません。