最近、現像について考えています。どんな仕上げがいいのかということです。

 RAW保存なので、現像ソフトは必須です。カメラメーカーのものは基本使いません。3社のカメラを持っていることもありますし、カメラメーカーのものは機能的には簡単ですが、細かい補正には向いていないようです。
 
 最初に書いた疑問の点ですが、現像ソフトについては

 ・「補正」という意味での、元データを撮影時に見たようなものにする機能はもちろん、さらに突っ込んでいけば、「加工」という見た目以上の効果を増すこともできる力さえあります。下記の写真は、このブログの5月にあげたものから、現像例を更に付け加えてみました。好き嫌いはあるでしょうが、これ以外にもいくつもできるというのが、現像ソフトの力と言えます。

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 ・その分、どのような現像をするのか、どの範囲?!で補正を行うというのが、現像時に思うことなのです。私の中のスタンダードがないということです。基本的には「見た目に近づけたい」と思ってもいますが、それも案外難しいというところです。

 ・何しろ見た目とはいえ、その記憶は、絶対音階ならぬ絶対色調のようなもののない限り不明瞭です。したがって、RAW保存以外に,カメラ設定でのホワイトバランスを変えてjpeg保存もして参考にはするのですが・・。
 ・撮影時のホワイトバランス、その色はどうきめるのでしょうか。ホワイトバランスの中にある,太陽や雲などは大変おおまかです。
  Canon   太陽=5200K  くもり=6000K 日陰=7000K

 従って、重要なホワイトバランスさえあわせれば、複数枚のpeg画像を比較しながら正しい色を見つけるこがができると考えますま空、木、地面、物でそのホワイトバランスが違うようですので、これが今のところベターでしょうか。
 
 題名に「現像の妙」とは書きましたが、この様々な加工ができることが、何となく表現の幅でもあるかと思っていますが、自分なりに正しい色と、それに基づく自分のスタンダードを持ちたいと願っています。