葉月霧景

 葉月霧景  北海道の屋根 大雪山連峰の日の出前

 久々の美瑛朝詣。
 今日は30℃越えの気温予想と,前日が祝日だったことからの早寝での3時起き。久々の日の出詣でというところです。ようやく日の出時刻も4時半を過ぎてきて,到着しても日の出までは少々余裕があると頃となったこともあります。薄暗い中での出発後は霧には気づかずにいましたが,美瑛市街に入る前あたりから霧の発生に気づき,予定変更をしての霧撮影としました。気温の高い日が続いていましたし,空気中の水分は十分とあって,霧発生となったかと思います。 日の出後の木々がつくる光芒や白虹にも期待しました。この写真の時点では,写真右側は完全に霧の中で遠目に山々が見えるという状況でした。従って,ここで少し時間をとって,霧が弱まってから移動しての本格撮影と思っていましたが,日の出が近づくに従って急速に消えだしていきました。まさしく霧散していくのです。少々霧の多い地点まで追いかけてみましたが,今度は多すぎて山々も見えなくなるということで,違う丘にいって眺めると,そこだけが霧に包まれているという様子でした。霧の発生や流れ方,溜まり方というのは,予想以上に難しいと思いました。日中の気温が高めでも,朝夕少々涼しくなった北海道。そして,美瑛を含む上川盆地,ということで,これから霧発生も多くなってくるかもしれません。