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 燃えるような夕焼けと夕陽の木 同じ写真を3つのモニターでだして,キャプチャーしたものです。
違いがありますね。上は雪面が紫ですね。夕焼けもそれぞれに赤さが違います。皆さんのモニターでは,どのようにみえるのでしょうか。

 さて,今回は,新購入のiMac,マザーボートとCPU交換のWinとなり,1台しかのらないパソコンディスクも長いテーブルとの交換が必要となりました。まだ,移動は行っていませんが,MacBookProも載せることになると,3つのモニターが同時に見える 環境となることから,キャリブレーションの件をメモっておきます。

 ウエブでの写真はPC等のモニターで見ますが,PCに何もしなければ,みなさんが同じ色彩,明暗で見るということはありません。モニターでは,白く見える色温度と明るさを設定して出荷しているのですが,時間の経過とともに,赤味がついたり暗くなってきます。また,大量生産なので個体差もあるとのことです。新品もメーカーによっては,きれいに見えるということで青味がかったものもあるようです(テレビも同じ)。折角,苦労して現像調整をしたのに残念な感じですし,作者の描いた写真が(厳密に)見られないということになります。


 そして,これを防ぐのが,「(モニター)キャリブレーション」ということです。このためには,専用のソフトとモニターの色温度や明るさを測定するセンサーが必要となります。また,出費ですね。ノートPCやモニター一体型では別途購入となります。デスクトップ型でモニターが別の場合は,多くの出費となりますが,キャリブレーション内蔵のモニター購入が最適だと思います。


 私は,Datacolor社のSpyderを購入してキャリブレーションを行っています。価格的には中位ほどのものです。実際は,CDソフトを入れて,画面の指示通りに,センサーをモニター中央にぶら下げたりすれば,あとは自動的に修正し,そのデータに名前をつけると,次回起動の際にそのデータ(モニタプロファイル)を自動的に読み込んでくれます。また,一定期間放置しておくと,「キャリブレーションしてください」の旨の表示もでてきます。どのくらいの期間かは不明ですが,200〜300時間毎には必要らしいです。ちなみに,色温度は6500k,輝度は100cc/cm2,ガンマ2.2が推奨値だそうです。そして,プリントする場合は,商業印刷で色温度5000k,輝度80cc,ガンマは同じだそうです。そうなると,自家製印刷の「写真」となると…。どこかに書いてあった5500kとのことです。プリントアウトの際は,商業用は3原色ですが,自家用となると6〜9色なので,この違いがでてくるのでしょうね。