
曇りか晴れかの気象もありますが、広角系や望遠系レンズでも雪面をどれくらいいれるのかで、いわゆる白飛び防止のために露出補正を変えなくてはなりません。カメラは白い部分が多いと暗くして撮影してしまいます。従って、プラスの露出補正をしますが、雪面がまったく白飛びしたりするのは好ましくないことです。そして、さらに立ち枯れがあれば、それが意外と暗くなることもありますのでプラス補正となり、その兼ね合いがむずかしいものです。

前回の写真では、水面への積雪部分がメインなので、その雪でWB(ホワイトバランス)を補正します。しかし、奥にある小枝にのった雪はまだ青いままとなりました。これは陽差しの当たり方で、立ち枯れ群もあってやや暗いということでの青さがでることと、青いシャーベット部分からの色移りもあるかなと思われます。ここにWBを合わせると、水面の積雪部分の雪がやや赤味を帯びますので、やはり、WBのスライダーをわずかに動かして妥協していくことになります。はたまた、現像ソフトLightroomでは、各種ブラシでの補正という方法もあります。
