<いつも民族や市民、国民>
今回のウクライナ軍事侵攻での両国をみても、傷つき痛めつけられるのは、政治家・軍人よりも圧倒的に多い人口の国民です。ロシア政府はいくら侵攻の理由をつけようとも、政府・政治家がそうした人の不幸を招く権利は一切ないと思います。ましてや、ウクライナは形としては自己防衛の防衛戦です。しかも、旧ロシア帝国やソ連での悲惨な戦争での、侵攻中や占領後の略奪、性的暴行、惨殺、強制労働を経験するウクライナは、当然に拒否するでしょう。
ウクライナ人が語った「命よりも守るべきものがある」という言葉は非常に深く重いと思います。それは国土でもありますし、たった一つのことばでは「自由」です。そうしたら亡命しても避難しても自由があればいいだろうというようなことをいったらしい、コメンテーターが日本にいたらしいです。全くバカな平和ボケで攻めてきても逃げますという、一般人よりもお金のある人の本音でしょうか。この自由でさえ西洋人は、奴隷をつくってきたことえの反省であればいいのですが、絶対的な王権からの自由は、上層階級、知識人という特権的な地位にある人々が中心になり、市民、農民たちも含め、それこそ血を流して勝ち取ったものです。自由イコール、闘争=内乱・内戦=殺し合い=言論闘争=思想闘争などが、組み込まれ、歴史と経験が詰まった言葉だと思うのです。これに命を捧げた人が大勢いるのが西洋人の記憶、経験です。「命は地球より重い」といったバカな政治家もいましたが、全くの世界史知らずです。
自由が日本人にはあったのはいつでしょうか。言葉がでたのが明治です。一応享受してくるのは戦後からです。その真の意味と重みを感じているのかは疑問ですが。
1789年のフランス革命が最初としても、日本では明治維新が第1歩1868年(こんなこと言ったら帝国時代だろ! ある訳ないと言われそう)、本格化(?)し始めたのが戦後1945年、大国アメリカの占領下です。戦争で敗戦国なので、「自由とは戦っていません」が、それを西洋と日本を比べると、160年以上も心情や歴史認識の深さが違います。
「自由は命よりも重い」というのが、実は西洋史上は正しく、国家防衛戦争では正当なのだと思うのです。「命を投げうってまでも」というのは最高の善であり、美であるのです。これを決めるのは個人の判断というのもあり、銃は取らないが情報戦に加わる市民がいるのです。
さて、私の好きな古代日本ですが、自由という言葉がなくても、古い時代に自由があったのはと思います。上下関係の強い権力者もいない1万数千年間の「縄文時代」だったかもしれません。稲作が入り鉄器が入り、武力を持つことで、上下関係ができたころは、どうだったのでしょう。日本の弥生・古墳時代は、内戦時代でもあったのではと思います。そして、鎌倉・室町時代は明らかに政権をめぐる内戦ががありました。しかし、それは権力者間の戦いであり、農民や商いをする人々の生命はほぼ守られていました。占領して西洋のように殺しても、土地や商品等の生産力が落ちるだけであるです。さらには、古墳時代の仁徳天皇の「民のかまど」における、民を守という精神が理想像として、貴族や武士に引き継がれてきたのだと思います。いわゆる神話中の初代天皇である神武天皇でさえ、「国の民は『大御宝(おおみたから)』」と伝えられているのです。確かに、為政者と比べて貧しい暮らしをしていましたが、残虐な仕打ちをすることはなかったと思うのです。
おそらく、共産主義史観では、全ての時代においてなかったと指摘するでしょう。なぜなら、共産主義実現こそが「自由」を獲得することだとしているからです。ソ連の正式名称は、「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国」と言います。共産主義とは書いていませんが、簡単に言えば「社会主義の進化が共産主義」ということです。また、「連邦、共和国」とはあっても、併合された民族は悲惨な目に遭っていたそうです。この「社会主義」とともに、多くの飢餓者、貧困、殺戮をひきおこしたのがソ連の体質でした。「民主主義」を標榜していても、そうしたことがある国もあります。
EUが、ナチズムの非難をしたように、共産主義も非難した決議をだしています。その根底は、個人の自由が侵害されるからです。正当な理由なき拘束、強制労働、いわれなき殺人など、日本では砂糖のような甘い「基本的人権」が自由の1つですが、血流と命をかけて勝ち取った自由は、計り知れない歴史の重みがあるのです。「命よりも守るべきものが自由」というのは、まさしく、子孫とそれらの友人のためにも守るべきものであると言えます。
しかし、歴史は戦の繰り返しです。何を学んでいるのでしょうか。政治家、政府関係者などに、なぜ、侵攻・戦争という考えを生み出させるのでしょうか。本当に疑問です。
大勢の国民の自由を脅かし、戦をさせるものは何なのでしょうか。プーチンのような指導者や政府関係者、政治家、その取り巻き? ロシアの財閥?
この争いも、実はプーチンではなく、アメリカが仕掛けたという仮説が強烈です。それはソ連解体時の約束として、ベルリンの壁を壊してドイツを統一したり、他の併合した国の非共産化による解放・独立とともに、「ドイツから東の国をNATOに入れない」というものがあり、それを、破ったということにあるといいます。だったら、ウクライナが自主的にEU加盟とNATO加盟を求めたら仕方ないという国家主権の問題もありますが、それを大国であるアメリカが勝手に約束をして解体ということになったということができます。今回の侵攻原因も、そこには当然のように、アメリカによるウクライナへの情報戦、陰謀戦(EU加盟やNATO加盟をそそのかすアンダーグランドの侵攻)がありり、侵攻前のアメリカの軍事介入はしないという罠にはまって、プーチンが侵攻判断したと言います。
これも大国の傲慢さのように思いました。NATOに入るかは要らないかはその国の自主的な判断であるのを、アメリカが勝手に約束したという傲慢さが先ず見えることです。そして、アンダーグランドでEU加盟とNATO加盟をそそのかし、国家主権を盾に解体時の約束を反故にするという汚いやり方です。元芸人であるという現在の大統領の選出、あるいは、教師が大統領になるとうテレビ番組さえも、そうしたアメリカのアンダーグランドでの主導的役割をはたしていたのかもしれません。とにかく、ウクライナの政治は、賄賂、買収という汚い国でもあったといいます。
ここからは私見です。「ウクライナは日本と似ている」と数年前に指摘したジャーナリストがいます。まさに、ウクライナはスパイ天国であり、アメリカとロシア、中国などの闇組織が暗躍していたと言います。まさにウクライナ国土は超限戦の場であったということです。NATOの当初の対応が変わったのも、やはり、アメリカやイギリスの圧力があったかもしれないのです。それは、ロシアを崩壊させ、新たな大国になる隣国への次への戦いに備えるという世界情勢への恐怖をちらつかせたのかもしれませんし、他にもあるのかもしれません。
隣国も国際法を無視するような国です。これは今までのアメリカがしたことを、露骨に行っているのです。台湾も地隣国が侵攻・併合はしなくても公然と自国領土であること言っいて欧米も認めていました。しかし、アメリカは議会もそろって、台湾の主権をみとめる法案を可決させ、急速に接近しました。ロシアが崩壊したあとは、「新冷戦」から[真の冷戦=2大勢力の戦い]へと、危険レベルがあがることになると思うのです。
<日本人の抹殺、滅亡>
こうしてみると、アメリカは「本当に台湾を守るのか」、さらには「日本を守るのか」という問題になります。
日本がウクライナになり、ロシアが隣国になりうることが懸念されてくるのです。つまり、アメリカは、第三次世界大戦、核戦争の可能性という大義名分のある理由から、軍事同盟を突然破棄するのです。欧州もそれに賛成するのです。これは欧米の戦争の歴史からは、当然の公理というのが真実です。
こうしたことを真剣に考えている専門家はどこにいるのでしょうか。いるとすれば、自民党の一部?、自衛官の一部? 隣国への必死の抵抗でしか、欧米の市民、国民には伝わらないでしょう。今回のウクライナのような悲惨な日本人の姿を見せなければ、同情と支援はえられないでしょう。ウクライナの状況を隣国が判断したならば、一気に、それこそ大量破壊兵器を大陸から発射したり、戦闘機、潜水艦で発射すれば、それこそロシアの言った24時間以内、あるいは48時間以内に全ての重要な軍事、政治、産業システムを破壊するという方法をとるでしょう。しかも、電子破壊武器もあり、携帯の使用もできなく、悲惨な状況をSNSで発信もできない闇の中ということさえ、最新兵器は可能とされています。ある真夜、突然の停電が起こり、なぜか携帯も使えなくなって、爆発音がし、翌朝には生き残った自衛官を乗せた車両が走り回るという事態になります。日本の戦闘機等を破壊すれば、隣国との地上戦です。隣国は第1陣の落下傘部隊で自衛官を排除、やがて、海上からの海兵隊での制圧です。政府要人が生き残れば、会談? 交渉ができますが、いなければどうなるのでしょうか。臨時政府を残った政治家でつくり交渉するのでしょうか。交渉の中でも、戦いが進みます。
これを知った欧米は、隣国首脳とどんなやりとりをするのでしょうか。島国の日本には、ウクライナのように武器の支援はできません。物資の支援もできません。何もできず、ただ見守っているだけです。攻撃を受けなかった、アメリカ艦隊も見ているだけです。援助物資も船で届くころには、完全に占領下にあります。隣国の許可を取らなければ、入港さえできません。物資が入ったとしても迅速に日本人に配られるでしょうか。先ずは隣国兵でしょう。そうして、国内での日本人による略奪の可能性はあるのでしょうか。隣国の留学生、研修生、商社マン、在日の隣国人は、どんな行動をするのでしょう。
親「隣国」派は、どう考えているのでしょうか。いざ、戦うと言うことでは、日本で内戦を起こして、隣国の傀儡政権でもつくるのでしょうか。リベラル派や共産党はどうなのでしょうか。共産党は堂々と隣国批判もしますが、昔は同志の関係でした。口先だけの批判も、実は…ということで傀儡政権のトップ層につこうとしているかもしれません。自民党の親「隣国」派と共産党らの内部闘争が起こりそうですし、それを口実に本格的日本支配を隣国は狙っていそうです。隣国の反日思想は、民衆にも浸透していますので、男性は強制労働・臓器提供者、子は親と隔離されて隣国化教育、女性は中国人との結婚を強制され、日系中国人の生産・育児マシンとして生きて行くことになるかもしれません。そして、そこでも、こびへつらって、うまくすり抜ける日本人=売国奴がでてきて、裕福な奴隷として生きる者も現れれるのでしょう。そして、ある日スパイ容疑で逮捕され、行方不明。日本の元国土はあっても、こうして日本人が地球上から抹殺、滅亡させられるのです。
よくても、尖閣、沖縄の領土は盗られるでしょう。
やはり、政治家のウソを見抜き、そこから引きづり降ろすような智恵をもたなければ、誤った政治家は国民は不幸になるのです。日常から日本でもマスコミを筆頭に情報戦をしかけているのでしょう。もちろん敵対する仮想敵国にしても、日本人の政治家や官僚、企業、言論の自由を盾にするマスコミなどをも抱き込んで、情報戦をしかけ続けているのです。ひょっとして、あのコメンテーターや芸能人も彼らの使い走りなのもしれません。日本〇〇士協会の抗議表明もよく読めば、国連憲章をまずだし、次に例の採択決議の多さを言い、国際人道法、最後には基本的人権、社会正義をかざしている教条的なもののようである。以下にも国の難関試験を取った〇〇の専門家という自負が感じられるもの。中にはさすがリベラル派を自負するのか、日本の核武装化の一部の意見をも封殺すようなものまである抗議です。〇〇士協会の名称がなければ、どこかの政党のようです。しかも、全17行声明中、重要かつ「ウクライナ国民の生命・安全・自由」に対しては「深く憂慮する」で終わっていますし、この文面の段落のある行はたったの3行です。ウクライナ市民に寄り添っているのは形式的にもみえます。これまた不思議。
経団連会長が、犠牲者を悼む言葉からはじめたのは極めて常識的でもあり、温情的な組み立てかたです。JA発行新聞のものは、人命の尊さを過去の戦争と原爆という歴史から語り、侵攻反対、即時停戦を訴えています。よっぽど心に響きます。
前にも、プーチンの交渉ぶりはきわめて冷静であるといったのも、あの顔から発せられる言葉は情報戦の一部であり、ウソも誇張も含めて巧みであるととのこと。実は隣国もつかう、悪の論理のしたたかさです。
さて、世界中の情報戦でみらる構図は、いたって簡単で「ウクライナ=善」「ロシア=悪」という二極化で、明解です。この情報戦ということでWebで顔をだして説明しているある方は、こうした当事者としての言い分はもちろん、世界でもそうした分かり易さで国際世論を二極化させるのも問題がある。そうした勢力があって、それがマスコミを動かして拍車をかけさせているとの指摘があります。そこで何が悲劇かというと、敗れて被害を被った国民・市民が、敗戦後もかなりの期間にわたって世界中の差別にあうということだと言います。これがまた、次の争いを生むのではないかと言うことです。
ここからは私見です。戦争の当事者は政治家、政府関係者、追加して、それを支える頭脳的、思想的立場の人たちです。軍隊はそれに従っているだけです。戦争に勝つことを喜ぶ国民ではなく、平和の到来の兆しと未来に喜ぶ国民を育てなければなりません。他の国においてもです。
そうであるためには、やはり歴史の教訓というものを多くの国で共通認識できる機関が、国連にも必要だと思うのです。世界の義務教育の教科書も分析し、その国の欠陥をも暴きながら、いわゆる決めつけの主義主張の思想を排除してでもです。世界の戦争の史実から、平和を差し示す歴史を共同で作りあげ、世界宣言とするのです。「希望ある歴史認識条約」とでも名称すればいいでしょうか。批准しなければ、どんな変更があるのかを提出、公開させ、拒めば、それこそ何らかの制裁を加えることでもいいのではないでしょうか。勿論、主要な国連ポストにはなれないというのもいいでしょう。各国のそうした歴史認識の違いとその教育によって悪が再生されているのではないかと思うのです。破壊された文明や文化もあります。あの国はよくないという教育や、自分の国は過去にとんでもない悪いことをしたとして自国を卑下するような卑屈な国…ではなく、悪いこともしたし、あったが、それを受け止め、他国を過去においての罪を非難し攻撃することなく、誇りある国、未来ある平和の世界に向けての歴史館のある教育でしかなしえないと思います。たしかにたやすいことではありません。教育が行き渡るには数十年かかるかもしれませんが、値のある目標だと思うのです。
これこそ平和への教育における未来の平和に向けての情報戦争を、多くの国々が勝ち取ることで達成される「悪意、覇権、征服、侵攻の元凶」との戦争です。
今回のウクライナ軍事侵攻での両国をみても、傷つき痛めつけられるのは、政治家・軍人よりも圧倒的に多い人口の国民です。ロシア政府はいくら侵攻の理由をつけようとも、政府・政治家がそうした人の不幸を招く権利は一切ないと思います。ましてや、ウクライナは形としては自己防衛の防衛戦です。しかも、旧ロシア帝国やソ連での悲惨な戦争での、侵攻中や占領後の略奪、性的暴行、惨殺、強制労働を経験するウクライナは、当然に拒否するでしょう。
ウクライナ人が語った「命よりも守るべきものがある」という言葉は非常に深く重いと思います。それは国土でもありますし、たった一つのことばでは「自由」です。そうしたら亡命しても避難しても自由があればいいだろうというようなことをいったらしい、コメンテーターが日本にいたらしいです。全くバカな平和ボケで攻めてきても逃げますという、一般人よりもお金のある人の本音でしょうか。この自由でさえ西洋人は、奴隷をつくってきたことえの反省であればいいのですが、絶対的な王権からの自由は、上層階級、知識人という特権的な地位にある人々が中心になり、市民、農民たちも含め、それこそ血を流して勝ち取ったものです。自由イコール、闘争=内乱・内戦=殺し合い=言論闘争=思想闘争などが、組み込まれ、歴史と経験が詰まった言葉だと思うのです。これに命を捧げた人が大勢いるのが西洋人の記憶、経験です。「命は地球より重い」といったバカな政治家もいましたが、全くの世界史知らずです。

1789年のフランス革命が最初としても、日本では明治維新が第1歩1868年(こんなこと言ったら帝国時代だろ! ある訳ないと言われそう)、本格化(?)し始めたのが戦後1945年、大国アメリカの占領下です。戦争で敗戦国なので、「自由とは戦っていません」が、それを西洋と日本を比べると、160年以上も心情や歴史認識の深さが違います。
「自由は命よりも重い」というのが、実は西洋史上は正しく、国家防衛戦争では正当なのだと思うのです。「命を投げうってまでも」というのは最高の善であり、美であるのです。これを決めるのは個人の判断というのもあり、銃は取らないが情報戦に加わる市民がいるのです。
さて、私の好きな古代日本ですが、自由という言葉がなくても、古い時代に自由があったのはと思います。上下関係の強い権力者もいない1万数千年間の「縄文時代」だったかもしれません。稲作が入り鉄器が入り、武力を持つことで、上下関係ができたころは、どうだったのでしょう。日本の弥生・古墳時代は、内戦時代でもあったのではと思います。そして、鎌倉・室町時代は明らかに政権をめぐる内戦ががありました。しかし、それは権力者間の戦いであり、農民や商いをする人々の生命はほぼ守られていました。占領して西洋のように殺しても、土地や商品等の生産力が落ちるだけであるです。さらには、古墳時代の仁徳天皇の「民のかまど」における、民を守という精神が理想像として、貴族や武士に引き継がれてきたのだと思います。いわゆる神話中の初代天皇である神武天皇でさえ、「国の民は『大御宝(おおみたから)』」と伝えられているのです。確かに、為政者と比べて貧しい暮らしをしていましたが、残虐な仕打ちをすることはなかったと思うのです。
おそらく、共産主義史観では、全ての時代においてなかったと指摘するでしょう。なぜなら、共産主義実現こそが「自由」を獲得することだとしているからです。ソ連の正式名称は、「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国」と言います。共産主義とは書いていませんが、簡単に言えば「社会主義の進化が共産主義」ということです。また、「連邦、共和国」とはあっても、併合された民族は悲惨な目に遭っていたそうです。この「社会主義」とともに、多くの飢餓者、貧困、殺戮をひきおこしたのがソ連の体質でした。「民主主義」を標榜していても、そうしたことがある国もあります。

しかし、歴史は戦の繰り返しです。何を学んでいるのでしょうか。政治家、政府関係者などに、なぜ、侵攻・戦争という考えを生み出させるのでしょうか。本当に疑問です。

この争いも、実はプーチンではなく、アメリカが仕掛けたという仮説が強烈です。それはソ連解体時の約束として、ベルリンの壁を壊してドイツを統一したり、他の併合した国の非共産化による解放・独立とともに、「ドイツから東の国をNATOに入れない」というものがあり、それを、破ったということにあるといいます。だったら、ウクライナが自主的にEU加盟とNATO加盟を求めたら仕方ないという国家主権の問題もありますが、それを大国であるアメリカが勝手に約束をして解体ということになったということができます。今回の侵攻原因も、そこには当然のように、アメリカによるウクライナへの情報戦、陰謀戦(EU加盟やNATO加盟をそそのかすアンダーグランドの侵攻)がありり、侵攻前のアメリカの軍事介入はしないという罠にはまって、プーチンが侵攻判断したと言います。
これも大国の傲慢さのように思いました。NATOに入るかは要らないかはその国の自主的な判断であるのを、アメリカが勝手に約束したという傲慢さが先ず見えることです。そして、アンダーグランドでEU加盟とNATO加盟をそそのかし、国家主権を盾に解体時の約束を反故にするという汚いやり方です。元芸人であるという現在の大統領の選出、あるいは、教師が大統領になるとうテレビ番組さえも、そうしたアメリカのアンダーグランドでの主導的役割をはたしていたのかもしれません。とにかく、ウクライナの政治は、賄賂、買収という汚い国でもあったといいます。
ここからは私見です。「ウクライナは日本と似ている」と数年前に指摘したジャーナリストがいます。まさに、ウクライナはスパイ天国であり、アメリカとロシア、中国などの闇組織が暗躍していたと言います。まさにウクライナ国土は超限戦の場であったということです。NATOの当初の対応が変わったのも、やはり、アメリカやイギリスの圧力があったかもしれないのです。それは、ロシアを崩壊させ、新たな大国になる隣国への次への戦いに備えるという世界情勢への恐怖をちらつかせたのかもしれませんし、他にもあるのかもしれません。
隣国も国際法を無視するような国です。これは今までのアメリカがしたことを、露骨に行っているのです。台湾も地隣国が侵攻・併合はしなくても公然と自国領土であること言っいて欧米も認めていました。しかし、アメリカは議会もそろって、台湾の主権をみとめる法案を可決させ、急速に接近しました。ロシアが崩壊したあとは、「新冷戦」から[真の冷戦=2大勢力の戦い]へと、危険レベルがあがることになると思うのです。
<日本人の抹殺、滅亡>
こうしてみると、アメリカは「本当に台湾を守るのか」、さらには「日本を守るのか」という問題になります。
日本がウクライナになり、ロシアが隣国になりうることが懸念されてくるのです。つまり、アメリカは、第三次世界大戦、核戦争の可能性という大義名分のある理由から、軍事同盟を突然破棄するのです。欧州もそれに賛成するのです。これは欧米の戦争の歴史からは、当然の公理というのが真実です。
こうしたことを真剣に考えている専門家はどこにいるのでしょうか。いるとすれば、自民党の一部?、自衛官の一部? 隣国への必死の抵抗でしか、欧米の市民、国民には伝わらないでしょう。今回のウクライナのような悲惨な日本人の姿を見せなければ、同情と支援はえられないでしょう。ウクライナの状況を隣国が判断したならば、一気に、それこそ大量破壊兵器を大陸から発射したり、戦闘機、潜水艦で発射すれば、それこそロシアの言った24時間以内、あるいは48時間以内に全ての重要な軍事、政治、産業システムを破壊するという方法をとるでしょう。しかも、電子破壊武器もあり、携帯の使用もできなく、悲惨な状況をSNSで発信もできない闇の中ということさえ、最新兵器は可能とされています。ある真夜、突然の停電が起こり、なぜか携帯も使えなくなって、爆発音がし、翌朝には生き残った自衛官を乗せた車両が走り回るという事態になります。日本の戦闘機等を破壊すれば、隣国との地上戦です。隣国は第1陣の落下傘部隊で自衛官を排除、やがて、海上からの海兵隊での制圧です。政府要人が生き残れば、会談? 交渉ができますが、いなければどうなるのでしょうか。臨時政府を残った政治家でつくり交渉するのでしょうか。交渉の中でも、戦いが進みます。
これを知った欧米は、隣国首脳とどんなやりとりをするのでしょうか。島国の日本には、ウクライナのように武器の支援はできません。物資の支援もできません。何もできず、ただ見守っているだけです。攻撃を受けなかった、アメリカ艦隊も見ているだけです。援助物資も船で届くころには、完全に占領下にあります。隣国の許可を取らなければ、入港さえできません。物資が入ったとしても迅速に日本人に配られるでしょうか。先ずは隣国兵でしょう。そうして、国内での日本人による略奪の可能性はあるのでしょうか。隣国の留学生、研修生、商社マン、在日の隣国人は、どんな行動をするのでしょう。
親「隣国」派は、どう考えているのでしょうか。いざ、戦うと言うことでは、日本で内戦を起こして、隣国の傀儡政権でもつくるのでしょうか。リベラル派や共産党はどうなのでしょうか。共産党は堂々と隣国批判もしますが、昔は同志の関係でした。口先だけの批判も、実は…ということで傀儡政権のトップ層につこうとしているかもしれません。自民党の親「隣国」派と共産党らの内部闘争が起こりそうですし、それを口実に本格的日本支配を隣国は狙っていそうです。隣国の反日思想は、民衆にも浸透していますので、男性は強制労働・臓器提供者、子は親と隔離されて隣国化教育、女性は中国人との結婚を強制され、日系中国人の生産・育児マシンとして生きて行くことになるかもしれません。そして、そこでも、こびへつらって、うまくすり抜ける日本人=売国奴がでてきて、裕福な奴隷として生きる者も現れれるのでしょう。そして、ある日スパイ容疑で逮捕され、行方不明。日本の元国土はあっても、こうして日本人が地球上から抹殺、滅亡させられるのです。
よくても、尖閣、沖縄の領土は盗られるでしょう。

経団連会長が、犠牲者を悼む言葉からはじめたのは極めて常識的でもあり、温情的な組み立てかたです。JA発行新聞のものは、人命の尊さを過去の戦争と原爆という歴史から語り、侵攻反対、即時停戦を訴えています。よっぽど心に響きます。

さて、世界中の情報戦でみらる構図は、いたって簡単で「ウクライナ=善」「ロシア=悪」という二極化で、明解です。この情報戦ということでWebで顔をだして説明しているある方は、こうした当事者としての言い分はもちろん、世界でもそうした分かり易さで国際世論を二極化させるのも問題がある。そうした勢力があって、それがマスコミを動かして拍車をかけさせているとの指摘があります。そこで何が悲劇かというと、敗れて被害を被った国民・市民が、敗戦後もかなりの期間にわたって世界中の差別にあうということだと言います。これがまた、次の争いを生むのではないかと言うことです。
ここからは私見です。戦争の当事者は政治家、政府関係者、追加して、それを支える頭脳的、思想的立場の人たちです。軍隊はそれに従っているだけです。戦争に勝つことを喜ぶ国民ではなく、平和の到来の兆しと未来に喜ぶ国民を育てなければなりません。他の国においてもです。
そうであるためには、やはり歴史の教訓というものを多くの国で共通認識できる機関が、国連にも必要だと思うのです。世界の義務教育の教科書も分析し、その国の欠陥をも暴きながら、いわゆる決めつけの主義主張の思想を排除してでもです。世界の戦争の史実から、平和を差し示す歴史を共同で作りあげ、世界宣言とするのです。「希望ある歴史認識条約」とでも名称すればいいでしょうか。批准しなければ、どんな変更があるのかを提出、公開させ、拒めば、それこそ何らかの制裁を加えることでもいいのではないでしょうか。勿論、主要な国連ポストにはなれないというのもいいでしょう。各国のそうした歴史認識の違いとその教育によって悪が再生されているのではないかと思うのです。破壊された文明や文化もあります。あの国はよくないという教育や、自分の国は過去にとんでもない悪いことをしたとして自国を卑下するような卑屈な国…ではなく、悪いこともしたし、あったが、それを受け止め、他国を過去においての罪を非難し攻撃することなく、誇りある国、未来ある平和の世界に向けての歴史館のある教育でしかなしえないと思います。たしかにたやすいことではありません。教育が行き渡るには数十年かかるかもしれませんが、値のある目標だと思うのです。
これこそ平和への教育における未来の平和に向けての情報戦争を、多くの国々が勝ち取ることで達成される「悪意、覇権、征服、侵攻の元凶」との戦争です。
