PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

Silver_Efex

モノクロ化 最終

 いよいよ最終。「トーニング(18プリセット)」を説明して2作品をのせておきます。
 白から黒までの諧調のモノクロも、若干の色をつけると印象も変わります。

・フィルム・モノクロの時代には、印画紙をネガで焼き付けて、現像液や定着液に浸し、乾燥させるという現像プロセスを経ていました。その際に、あえて銀の定着を強いものにすると共に色調を変え、セピア調やブルー調に色を加えた技法を「トーニング」と言っていました。そして、これをデジタルでも再現されるように18種類がプリセットされています。

49

 2作品です。

kansei

017A3655-Edit

 この「Silver Efex」を使えば、カラー画像を容易にモノクロに変換することができます。カラーが氾濫するかのような色彩豊かな世の中ですが、そこにモノクロでの表現の意義の1つもあるやに思われます。


 追加 下記URLに「Nik softwareのクイックスタートガイド」pdf版があります。全てのソフトの説明ですので、お読みください。

   http://yokensaka.com/blog/wp-content/uploads/Complete-Collection-Quick-Start-Guide.pdf

モノクロ化 6

 今回は、モノクロ化するLRのプラグイン・ソフト Silver Efexのコントロールポイントの説明です。


mono7
 LRでの円形フィルターといった感じです。調整できるのは、効果範囲の大きさ以外に下記のものがあります。

・二重丸のスライダーで大きさを決めます。
・Br =明るさ、露光量
・Co  =コントラスト
・St =ストラクチャー(明瞭度)
・AW =アンプリファイホワイト 白つぶれをさせることなく明るくする
・AB  =アンプリファイブラック 黒つぶれをさせることなく暗くする
・FS =ファインストラクチャー (少し不明)
・SC =部分的にカラーにする 


部分的カラーの例 
IMG_0842-Edit-Edit

 カラーを部分的に残す場合は便利かもしれませんが、個人的には部分的な補正、修正はLightroomに戻してから行っています。保存すると、Jpeg形式よりもはるかに容量の大きいTiff形式の画像ファイルとなりますので、修正による画質の劣化も少ないようです。


モノクロ化 5

 調整機能の一部紹介です。今回は、カラーフィルターです。


mono8

・カラーフィルターは上画像の赤枠の中にあります。6つの色ボタンがあります。灰色ボタンは標準で、フィルターのない「元に戻す」という意味になります。したがって、フィルターは5つということになります。

 カラーフィルターを使うと、カラーフィルター効果というものが得られます。
 ある特定の色を吸収して、残った色を透過させ強調させる効果をえることです。たとえば、モノクロ・カメラ時代は黄色のフィルター(オレンジに近かったかも)がありました。これは、空の青が強調され青が濃い黒として表現されます。

31


 狐の画像(緑の背景とオレンジ色の毛の狐)で試してみたのが上の画像です。レッドからイエローのフィルターでは、やや白っぽくなります。グリーンだと、背景の緑が少し明るくなったようです。ブルーだと、全体的に濃くなった感じになりました。私的にはグリーン。ブルーにしてから、調整ということも考えられます。

 次に、イラストの虹の画像での変化をのせておきました。虹色の中で、ノーマルよりも何色が強調されるか見てみてください。一般的には、暖色系のフィルターを使うと寒色系が強調され、寒色系を使うと暖色系が強調されるようです。

39


モノクロ化 4

 プリセットから選ぶだけでも、随分迷うでしょうか。選んだとしてもそれは、すぐに変更もできますし、調整パネルで細かく追い込んで行くことができます。

 ・モノクロですので、まず明暗がキーとなります。スライダーでは「明るさ=LR露光量」と「シャドウ」「ハイライト」しかありませんが、下画像のように「トーンカーブ」があります。

mono6

・トーンカーブ  初めは斜めの斜線ですが、その線上のどこかにカーソルを当てて上下にドラッグすると明るさが部分的に変化します。右上の方だと画面上では明るい部分、左下だと画面上の暗い部分が変化します。上にドラッグすると明るく、下にドラッグすると暗くなっていきます。上の例だと、明るい部分は少し明るく、暗い部分を少し暗くという操作です。操作した箇所は点になって表されます。これらはLRと同じです。


モノクロ化 3

mono5


 プリセットは38種類
 表示を選択することもできます。このプリセットパネルの一番上の枠(下の画像)のグループを選んでクリックします。

01

 最初は「すべて」で、どんなプリセットがあるのかを試してみてください。この中からどれかを選ぶと、調整パネルのスライダー等も連動して変化します。従って、このSEでどんな調整ができるのか、どの調整で何が変わるのかを体験的に学習することができるかと思います。プリセットの一部内容を画像にしておきます。

44





モノクロ化 2

mono3


 Silver Efex起動の直前の画面


 このステップが終わるとSEが起動します。灰色のウインドウが出ましたが、LRでの画像をどのようにして、SEで編集するかを選択する場面となり、3つの方法があります。

 ほとんどは1番上の「LR調整でコピーを編集」を使います。LRで現像され、補正が施された画像が自動的にJpegファイルとして保存されて、それを元画像としてSEで編集したものが上書きされて残ることになります。

 ・LRでRAWファイルを現像する場合は、これしか選択できません。

 LRで、JpegやTiffなどのファイルを現像した場合は、チェックされた以外の上から2つ目や3つ目の項目を選択することができます。

 ・2つ目の『コピーを編集」というのは、LRでJpeg等を補正した場合に、それをコピーしたものをSEで編集することになります。つまり、何度もSEで現像した結果を残すことができるということです。

 ・3つ目の「元画像を編集」というのも、LRでJpeg等を補正した場合に、その画像を元画像として編集することになります。この場合は、元画像がSEで編集された結果で「上書き」されますので、SEでの様々な編集結果が残りません。

mono4

 自動保存が終わると、SEが起動して、この画面が現れます。

 すでに標準のモノクロで「ノーマル」(プリセット)に変換されて起動されます。

 プリセットパネルが左、調整パネルが右側となります。プリセットは30種類上あります。調整パネルのスライダーや選択項目も多いです。プリセットはクリックするだけです。

 調整パネルでは、「グローバル調整」として露光量やコントラスト、ストラクチャ(明瞭度)があります。円形のみですが「部分調整」ができます。これはLRの円形フィルターに似ています。カラーフィルターやフィルムタイプ、モノクでも若干色をつけたようなトーニングといったモノクロならではの編集項目もあります。

 次回は、パネル項目の若干の紹介です。




 

モノクロ化 1

mono1


 Lightroom画面


 モノクロ制作には、Lightroom(以後LR)のプラグインソフトの「Silver Efex(以後SE)」が良いということで紹介しましたので、7回ほどに分けて、大まかな使い方を画像入りで紹介します。
 
 ・上の画像はLRです。元画像をこれで調整してから、SEを起動します。例では、ホワイトバランスを調整しただけですが、カラーでも納得のいくように細かく調整してみてください。


 いよいよSEの起動ですが、(狐の)画像上を右クリックします。そうすると新たなウインドウが現れます。この中から、「他のソフトで編集」→「SE・・」をクリックします。


mono2

 SE起動画面1

 「えっ? ない!」という方は、以前書いたように「環境設定」から「外部編集」へといき、「追加外部エディター」で、アプリケーション欄の「選択」をクリックしてからSEのソフトを探して登録しなおかなければなりません。まず、プラグインとしての登録が先となります。

 登録して、再度、上画像にして「SE」をクリックすると下画像のようになります。

mono3

 SE起動画面2

 次回はこれ以降を説明します。
 以前はLRで仮想コピーをとってからと書きましたが、そうしなくてもいいようです。



Silver Efex 続き

 前回紹介したSilver Efexの若干の説明です。


34

 Lightroom右クリックから、このソフトを起動すると、まず保存が行われてからこの操作画面になります。


 まずは、プリセットから完成イメージに近いものを選ぶことになります。この画像の場合だと、元画像は太陽の光条の印象が弱いということで、これが強調されるものーフルコントラストーを選びました。光条の周囲がやや暗くなっているのは多めに見ます。調整パネルでも全体的に色々と調整できますので、スライダー等を動かして調整します。細かな調整は、保存後にLRで行うということにします。

 元画が下記のカラー写真で。その下の画像は、カラーをただモノクロにしただけのものですので、かなり違うと思います。3枚目はまだやり残しはあるのですが、Silver Efexで保存して、その画像をLRで部分的に補正したものです。LRだけでの簡単なモノクロ化よりも、このSilver Efexを使うことでかなりの時間短縮ができています。これが無料で使えるのですから、ぜひ、インストールして活用してはどうでしょうか。

20170803-DSC08763

 クリスマスツリーの木


20170803-DSC08763-Edit




20170803-DSC08763-Edit-2


優れものソフト Nil Collection 

14



 Lightroom単独でもモノクロームはできるのですが、「Silver Efex」というプラグイ・ンソフトが便利ということで紹介します。元々は、独自の会社の有料ソフトでしたが、大手のGoogleが買収して無料で使用できるソフトになったようです。このソフトの操作画面は下のようなものです。

33


 名称は「Google NIk Collection」といい、7つものソフトを含んで、その1つがモノクロ専用の「Silver Efex」ということになります。ダウンロードすると、7つの個別のソフトとしてパソコンにインストールされます。
 実際に使う場合は、あらかじめ、Lightroomの環境設定「外部エディター」のところで、必要なソフトを登録しておく必要があります。そうすると、LRの画像編集画面で、右クリックして「他のツールで編集」から、登録しておいたソフトを使うことになります。このプラグイン・ソフトを使うと、LRの元画像に反映されますので、元画像の「仮想コピー」を作成しておき、そのコピー画像を調整・編集した方がいいでしょう。

 残り6つのソフトも紹介しておきます。

・Dfine             ノイズ低減のソフト
・HDR Efex     HDR作成ソフト
・Color Efex    色補正ソフト
・Analog Efex  フィルム時代のカメラやフィルム、レンズの雰囲気を再現するソフト
・Viveza          部分的に色や色調を変えるフォスト
・Sharpener    シャープをかけるソフト

 モノクロの場合は、30種類以上のプリセット画像がありますので、それで選んで、詳細をスライダーを動かして決めていくことになります。モノクロを深めるならば、さらに「Analog Efex」もいいかもしれません。
記事検索
Photohito

Recent Photo