オータム・グリーン

 美瑛9月 新栄の丘から 

 約2週間ぶり,退院後の撮影となりました。病室の窓から見えるわずかな緑と空を見ては美瑛を思うこともあり,これも一つの薬と思いながら点滴治療してきました。病状としては平行線で悪化を防ぐ程度の入院結果で,これからもまずい液薬などを飲みながら回復を待つというような長期戦になりそうですが,撮影にはまったくの支障はありません。

 予約していた10月の東川町の写真塾も,天人峡の旅館が過日開業(台風で幹線不通)で実施されるという案内もきて安心しました。3日間,美瑛の写真家:高橋真澄氏の講師ということで,秋の東川や美瑛,富良野方面の撮影や夜の講座が楽しみです。 

 久しぶりの撮影では,雲間からの光に眩いほどの秋蒔き小麦や牧草の緑が鮮烈でした。マイルドセブンの丘の奥には,丘上の林に伸びるひまわり畑がきれいでした。豆葉もいい感じに色づいて収穫が近づいているようで,ニオ積み光景が楽しみです。

 さて,フルサイズ機での新レンズですが,第一印象では発色が鮮やかな感じがします。また,描画性もAPS-C機70-300mmレンズよりもかなりいい感じですし,ボケもきれいです。これだと,ダイヤモンドダストがきれいに撮れるのではないかと期待大です。これを主役にしないということはないなぁという,初風景撮影でした。
 新システム的には,フルサイズ機70-200mm,APS-C機で17-40mmレンズ(フルサイズ換算27-64mm)もしくは,70-300mmレンズ(フルサイズ換算112-480mm),フルサイズミラーレス機16-35mmレンズとなりそうです。標準ズームの24-105mmは冬眠になりそうな感じです。