PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

降雪

写真についての個人的なメモです!

降雪 秋と冬の狭間で

 <今年初の雪撮影>
 先週は平地にも降雪があったのですが、所用があって無撮影でした。そして、昨日は…。
  
 この雨が雪に変わるのを期待して、やや遅い早朝に出かける。暗い中に降雪場所についても光量が決定的に不足するので撮影には不向きと考えたからです。

 美瑛市街に入っても雨。そうなれば向かうところは山方面である。ビルケの森では雪が降っていたが、降雪量と明るさは不十分と判断して1時間ほど様子見する。

 ビルケの森駐車場には、キャンピングカー1台に、2台の乗用車。まだ舗装道路は暖かくて積雪には至らないが、笹や低木には雪が載ってきて久々の雪景色が新鮮に見える。


 青い池には4人ほど先客が。恒例のライトアップ準備のためのコードやちょっとした台がヤグラの上にあって、午前7時を過ぎる頃には、ライトアップ設置の作業員4、5名がやってきた。

 まだ落葉も多くはないので、湖面は綺麗な方である。久々に見ると、立ち枯れの木々がやけに近くにあると錯覚する。風も弱くて、雪粒がつくる波紋がわずかに見えるほど、静的なイメージにあう状況となりました。

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 もう1段回、淡くしてみるとこんな感じです。(30インチモニタで現像しています。画面が小さいと色が濃く出るので、こちらの方がいいかも知れません。)

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 今年も青い池は、台風もなく倒木はなかったようで、ひとまずは安心です。真夏の青い池もいいですが、それよりも紅葉が湖面の色を引き立たせます。そして、それ以上に、紅葉に積雪、降雪が入った光景が好みです。これからは、紅葉も終わって湖面が落ち葉で乱れますので、それを覆い隠すようなジャーベット状態から湖面が完全凍結する前まで、湖面に模様ができるのが楽しみです。とはいえ、駐車場が有料なので、ちょうどいい時期にタイミングよく撮影できるかが問題です。

 さてもう1枚は、降雪にポイントを当てて、少しカリッとしたものです。
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 撮影が終わって見ると、カメラも三脚もカメラバッグ、服もすっかり濡れていました。非常に溶けやすいのが今頃の雪です。気温の低下とともに、降雪と溶解が繰り返されていくうちに地面や水面が凍り付き、ついに溶けなくなる状態となって降り積もってくるのです。 

久々の青い池 2

 青い池は、光の関係で青と緑の間の微妙な色合いを見せます。また、雲のあるなしでの水面の反射にも関わります。どちらかと言うと、薄曇りで太陽光が弱い方がいいですし、日中よりも早朝がいいのではないかと思います。

 前回は、望遠系での部分的な青い池の水面写真です。途中から枝に積もった雪が落下して波紋を作っていたので少し粘っていました。
 全景になると空の明るさが入って水面の色が薄くなりますので、滅多に空は入れません。下写真は5月3日のものですが、明るい青がもっと光って白っぽくなります。こんな天気の方がいい感じの青さが出るようです。こんな光景を見ると本当に季節が逆戻りした感じです。

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 この後、望岳台はどうかと向かいましたが、如何せん夏タイヤなので諦めて、これも久々の白髭の滝を撮影してきました。

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降雪 って難しい

 降雪が続く日々。予期せぬ合間に青空と光が雪原を通り抜けることもある。これが2月かもしれない。降雪が続くと、どう、どこで雪を撮るのか考える。
 風を待つ場合もある。そして、雪の粒の大きさもある。あまり小さいと絵にならない。大きさが必要なのである。


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風がまだなく垂直に降るので、粒として捉えた降雪。

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 風が出てきたので、線としての降雪。

 2枚は別な斜面の林で、移動しながら風を待った感じです。線として見せるには、シャッター速度を遅くするのがコツ。絞り優先モードが普通の風景ながらも、シャッター速度優先モードで。絞りが32までいってもハイキーで雪が見えなくなる。降雪のラインが見えない時はNDフィルターの登場。これはもうカメラ設定の試行錯誤しながらの撮影。そのうち、冷やしておかなかったカメラは濡れて来るので、早々に車内にもどる。

残秋 2

 10月も今日で終わります。秋と冬のはざまのこの時期、雪が降ると秋が可愛らしく残り(初めの写真)、晴天になると秋が眩しく光ります(次の写真)。


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 小麦畑の降雪に落ち葉

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 落葉松林



降雪青池2

 北海道は大雪をもたらした台風21号。昨年の台風による被害で度々放映された南富良野町では19cmも降ったようです。旭川市街でも夜から降った雪は5cmほどありました。前日に冬タイヤを履き替えたので、勇んで早起きし、曇り空の中2度目の青い池に向かいました。到着したものの雪の気配がなく、しばらく車の中で待機して撮りました。

 青い池はすでにライトアップの機器も設置されてはいましたが、夏季間の通路が使えます。入り口付近の浅い箇所ではうっすらとシャーベット状となっていました。

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 今回も降雪をどう青い池の中で現像することができるのかということで練習しています。やはり、白い雪には背景は暗い方がいいということですが、背景は湖面の青しかないので、色の濃いところを見つけて撮影しています。色彩的には湖面の青さもあって、降ってくる雪には青みが加わってきます。それを白にするのは今の所は難しいです(雪の1つ1つのラインを補正ブラシでなぞる方法ですが、超根気のいることでしょう)。実際的に「雪は白」という観念で見ているかもしれません。以前にも書きましたが、白雪の中では青い影ができるので、青い湖面の色もあって青い光が雪を照らしていることも考えられるからです。

 そんな中、下のような少し明るくした作品を作ってみました。これでも雪がたくさん降ってる感じが出せそうな気もしています。だたし、これはまだ枝の雪が青みを帯びているのを修正しなくてはなりません。私のモニターは調整していますが、普通のPCモニターだともっと青く見えるかもしれません。
 

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雪ふるふる 丘に

降雪

 美瑛 赤い屋根の小屋で

 出発は曇り空でしたが,状況検分(?)も含めての美瑛詣でとなりました。北空にはわずかな青空もあったのですが,美瑛の南,上富良野方面から降雪となり,久々に降雪をねらってみようときめました。林を背景にとか,クリスマスリーの木をとかうろうろしましたが,拓真館の裏の丘にある道の両側にある林を思い出して,ブロッコリーの木までを往復,待機しながら待っていた時の撮影です。

 雲間からの光が漏れ,丘に光が小走りに通っていきました。赤い屋根の小屋も光り,降雪自体も太陽の光に照らされていました。初めて撮るような現象であったかもしれません。たまに行くと,「また,おいで。」というようなラッキーな光景にであえるものかもしれません。また,パッチワークの丘から,東方面に移動した直感的なものにも感謝の1枚でした。

 この写真の背景は雪雲で,実際にはもう少し明るかったのですが,降雪が光って明るくなり,その影響で背後が暗くなったかと思います(これはフラッシュの場合もあります)。暗くすると雪が明確になってきますが,不自然かと。この辺りの暗さを残しておきました。

 追記です。降雪時の撮影で気をつけるのは,ピントです。AFだと降る雪にピントがあって,風景写真としてはピンボケになることがあります。MFにしてしっかり過焦点距離をきめて,絞り込んで撮影した方がいいです。

5月前の降雪 

冷たい畝4月 smart copy

  4月の降雪 これは4月中旬のものです。

 明日から5月と言うのに、降雪がありました。体の方は、やっと暖かいことにも慣れてきたのですが、この久々の寒さに身震いするほどでした。トラクターでの畑起こしも本格的に始まったというのに、この雪で、耕作作業も一休みとなりそうです。

 さて、モニター2台が乗る机移動と、PC2台・プリンタ−2台収納の棚購入で、部屋の模様替えが終わり、待望の写真専用プリンターを始動させました。無線LAN設定で四苦八苦しましたが、Lightroomのプラグインからでも、プリンター専用のソフトが無事起動しました。また、補正等もできる上位のソフトも使えるようになり、早速、アート紙に印刷してみました。 やはり、印刷用のキャリブレーションがまだなので、モニター画面との相違はあるものの、顔料による精細さは格別なものです。いずれ、Lightroomも含め、どのソフトが使いやすいのかも試していくことになりそうです。 
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