PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

釧路湿原

釧路湿原 何もないが

 釧路湿原 秋

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 何もないが、この画一性のない不規則で多様なグラデーションの生物の生き方こそが大自然であると感じる。そして、フォログラファーはそこに微かな規則性を見つけて、光景を切り取るように思います。

 この場合、湿原に立つ1本の木が目につきました。この木だけの撮影には、バズーカ砲のようなレンズがいるでしょうが、あいにく200-480mmしか望遠の範囲でも届かないので、周囲を写し込む必要があります。どこまで入れるのかというのが問題となります。そこで下にある木々で三角形の構図を見つけました。上の写真では一本の木の上に微かな林が見られるので、これを入れると遠近感が出るのではないかと考えました(ただ、左上に薄暗い林の線がどうしても入ってしまいました。)手前の林はカットとしました。この場合の規則性、構図の着目は三角形ということになります。


 下写真が元画像です。林が続くところは、おそらく釧路川や支流が流れています。奥には白い水面も見えます。この写真には写ってはいませんが、手前には山の木々と山近くは林が帯のように湿原を囲んでいるようです。その林の一部が左下に入っています。また、遥かには雌阿寒岳などの山も見える壮大な景色です。どこをどう切り取るかを、常に考えながら


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 上の写真の元画像

釧路湿原 その4 鹿の続き

 鹿も身近に見ると、非常にかっこいいものです。細い脚に、お尻の白毛がいいですね。これが駆けると、ピョンピョンと跳ねるように走るのですから、非常に大きな脚力があるようです。

 秋の紅葉の中だと、茶色の毛並みが目立たないようです。夏季の緑の中だとカラーでもいいかもしれませんし、積雪の中もいいかもしれません。

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 角の枝分かれが2つ(2又)なので2歳でしょうか。これが3つ、4つと増えてくるそうです。しかも、春には抜け落ちて成長していって、秋には骨化して立派な角になるそうです。この鹿も来春には抜け落ち、成長して3又の角になるのでしょう。角は最終的に4又で終わり、それ以降はそれが大きく立派になってくるそうです。

 さて、カラーからの現像ですが、上のカラーはそのままの現像に近いものです。2つ目のモノクロも、カラーをそのままモノクロにしたものです。3枚目は、カラー現像の際に、背景の奥側をブラシで
暗くし明瞭度も落としたものです。明瞭度もマイナスにすると形状がボワっとしてきて、ボケの効いた中で暗さを調整できます。本当に真っ黒から、よく見ると幹や枝がわかるような暗さまでの幅が出てきます。鹿の背中部分の枝がわかる部分は、そのままに近い明るさですので、対比がわかるかと思います。

 これは鹿の背景を暗くする方法ですが、もう一つは、全体を暗くして、鹿を明るくするという逆の方法もあります。この方法だと脚の後ろの茂みも暗くなります。

釧路湿原 その3 鹿

 まずは前掲の地図の3、4番の地点について。

 3は塘路湖の北側にある「サルボ展望台」です。ここは眼下に線路が走っているので撮り鉄さんにはお薦めの場所です。簡易トイレもあります。ここから先、舗装道路が曲がる場所から未舗装の細い道があるのですがこの先もいい場所だそうです。少し奥まで行きましたが、「熊出没」のことを思い出して引き返しました。

 4番目の地点は、一部それこそ湿原の中を通る道で、左右は鬱蒼とした葺が生えている場所です。川沿いということもあり動物との遭遇が期待できそうなコースです。親子の鹿に会いましたが、さすが親子連れなので、すぐに茂みへと隠れて行きました。


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 今回出会った2頭の鹿


 いずれも距離は最短で10mほど。下の写真は、細岡展望台から駐車場に戻った時は気づかず、車のエンジンをかけて帰路方向を見るといた鹿の写真です。エンジンも切らずにそっと降りて近づいて行きました。

 やはり、上のカラー(訪問地点の4)では鹿が目立ちませんし、上はまだ1歳ということで角も短いので、メインは細岡展望台近くで出会った鹿となりました。この写真は、森の中に移動した時に、「ポーポー」と声をかけて、振り返った際に撮ったものです。この「ポーポー」という掛け声は馬用のものなのですが、驚いて逃げずにうまく振り向いてくれました。


釧路湿原 その2 泊まり

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 今回、キャンプ場に行ったのは、もし、天候がよければ日の出、日没の撮影に好都合かと考えたからです。方角からすると夕日が綺麗な達古武湖キャンプ場、朝日は塘路湖キャンプ場ということになるでしょうか。ただし、開設期間があり5/1から10/31ということでした。

 今回は下見でしたので、宿泊はこの展望台から40kmも離れている「しらぬか恋問」道の駅でした。
1時間はかかりますが、ここはコンビニが隣接していますので、24時間飲食には困らないのがいい点です。また、隣接のラーメン屋さんもあり、午後9時までやっていたようです。

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 釧路での夜の飲食を楽しんで撮影というのなら、幣舞橋近くの釧路河畔駐車場(有料、24時間営業)という手もあります。管理事務所にトイレもあります。午後10時までは30分108円、午後10時以降翌朝8時までは1時間108円という料金体系です。午後6時から翌朝5時まで駐車すると1640円程ですが、『24時間で最高限度1620円』というのがあり、この料金かもしれませんし、これだと朝食をどこかでとってお昼近くまでゆっくりしていてもいいかもしれません。

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釧路湿原 その1 細岡展望台

 曇りという生憎の天気予報でしたが、ようやく釧路湿原に行く機会ができました。

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 今回は、1泊2日とも曇り空でしたので、湿原東部の事前調査といった感じとなりました。赤い矢印地点が訪問地点です。

  湿原に来たという感じでは、やはり「細岡展望台」がよかったでした。また、幹線道路から離れて行く途中も、達古武湖と若干の湿原光景を横目にしながら、狐にも出会えた細道がいい感じでしたし、湿原を流れる釧路川を目の前にできるカヌーの乗降場?もありました。

 細い道を行くと展望台手前に駐車場・トイレがあり、そこに停めて徒歩で行ったのですが、入り口近くには3台ほど車が駐車していて、まだ2、3台ほどは駐車できるようなスペースがありました。
 入り口からすぐに展望台でしたので、数年前に行った湿原西側にある釧路湿原展望台よりもはるかに楽でした。ここは、釧路川が蛇行した前景や中景に湿原が広がり、その果てに雄阿寒岳、雌阿寒岳などを望むことができる場所です。

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   秋色の湿原

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 翌日も曇りということで帰路に向かおうと思ったのですが、午前4時半に目をさますと日の出方角がわずかに赤くて、雲が薄い状態なので、急遽細岡展望台を目指しましたが、到着する頃には朝焼けもなくなり曇りと行った状況でした。
 さらに、駐車場付近で若い雄鹿に出会い、近づいても逃げないようでしたので、森に帰るまで30分間ほど撮影することができました。


 この細岡展望台は、晴れの朝夕の光でどうなるか、はたまた、霧発生でどうなるか、行きやすい場所なので、またの機会を楽しみにしたいと思います。


 キャノンのAPS-Cに70-300mmレンズでの撮影。APS-Cカメラということで、フルサイズ用レンズを装着すると、レンズ倍率が約1.6倍になりますので、約110〜480mm相当となります。このぐらいで切り取らないと、手前の林や空までも余計に写ってしまいます。
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