PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

車中泊

写真についての個人的なメモです!

車中泊 荷物

20170618-DSC08221

 能取岬灯台の朝
  再挑戦の時は改修工事で通行止めでした。

 車中泊の荷物編です。

 荷物は7つ。1つ目は、電灯やガスバーナー、一人用食器、小さなテーブル、洗顔用品等を入れるボックス。2つ目は、EVAマット、携帯スコップ、雨具、防虫スプレーを入れる横長のボックス。3つ目は、シュラフ、インナシュラフ、フリース上着、フリースブランケット等の袋。シュラフ等は、収納に手間取るので、いちいち専用の袋には入れていません。起床すれば適当に丸めて袋に入れると出発もスムーズです。4つ目は、サンシェード。5つ目がバッテリー。6つ目が、サンシェード。最後が、撮影器具のバッグとなります。
 シュラフの袋とカメラ、バッテリーは家の中、それら以外は、車庫に保管し、出かける際に積みます。手作りマットは、いつも車の中となっています。


 これら荷物を積み込むと、運転席の後ろが主な荷物置き場で、助手席にカメラバッグを置いて移動しています。これ以上は増やせないのが軽自動車というところです。しかし、4WD・ターボ車で、長距離燃費が20km/l以上なのが魅力です。

 道の駅で車中泊をしているといろいろなキャンピングカーを見ます。過日は初のバスコン=バスをキャンピングカーにしたものを見ました。長さ12m以下、定員10名以内なら、普通免許でオーケーだそうです。あとは、900万円はするだろうキャブコンのリバティーも。目立つのはやはりキャブコンですが、バンをキャンピングカーにした通称バンコンも結構見かけます。大きいものではトイレもついていました。一番狭そうでできないと思った車中泊は、軽のコペンでした。2人用の車なので、もちろん座った形での睡眠でした。思っただけでも腰が痛くなりそうです。
 キャンピングカーはやはり高価格です。バンコンでも2000〜2700cc程度で、4,500万円以上が普通のようです。どう考えても、既存の車を車中泊用に改装するのが安上がりでしょう。




 

 
  
 

車中泊 泊まり

20170705-017A3117

 積丹ブルー       神威岬から



 車中泊の続きです。宿泊はトイレのある「道の駅」です。

 第1回目に「網走 流氷街道網走」で泊まった際は、6月にも関わらず夜の気温は意外にも7℃。寒いと感じて、夏用シュラフにフリースの上着を着てで寝ましたが、背中側から冷えていく感じでしたので、EVAマットを敷きました。これはインフレータブルマットよりも断熱効果が高い感じで、背中からの熱を逃さなく暖かくなるという感じでした。シュラフも大事ですが、背中からの放熱を防ぐのが大切だと痛感しました。

 食事はコンビニ、スーパーで買って車内ですが、ウレタンマットを敷くと室内高がなくなり窮屈ですので座席のまま食べます。外食という手もありますが、できるだけ道の駅でのいい場所確保のために早く入ります(とはいえ日没後になります)。やはりトイレの近くで、海風を避けるために建物の陰、隣の車との間隔が空く身障者用駐車の隣などを狙います。他の道の駅では、出来るだけ大型車両の駐車場所から離れたいい場所ということも考えます。バスが止まることはありませんが、大型トラックが止まってエンジンをかけたままで仮眠するというのがあるからです。耳栓も考えたのですが、これだと早朝の目覚ましが聞こえなくなり、日の出を見逃すことにもなりかねません。

 食事後は寝床を作ってシュラフ等を用意して、軽くアルコールです。早朝撮影がある場合はそのまま寝ますが、曇りや雨の場合は、スマホで音楽やビデオ鑑賞して寝ることにしています。狭い車内なので、暑い際は全部の窓を少し開けたまま、タイマー付きの小型扇風機を回します。これは夏場の必需品です。

車中泊 準備 2

DJI_0028 smart copy01 copy

 ドローンでの初撮影 


 シートのフラット化ができれば、次は諸々の準備となります。

 車中泊は、テントなしのキャンプということですので、準備するのは、シュラフ(寝袋)、インナーシュラフ、EVAマット、車窓の遮光のためのサンシェード、LEDライト、車内用のテーブル、リチウムイオンバッテリーなどです。準備するものやその下調べ・購入で2ヶ月ほどかかりました。

・シュラフは夏用のもので、寝やすさから収縮できセンターにジッパーのあるもの、両腕が出るものを購入。冬用はやはりダウンにしましたが、これで北海道内のマイナス20℃以下の気温に耐えられるかは疑問です。

・インナーシュラフはフリース製で、シュラフのカバーや中に入れて使うものですが、真夏時はこれだけでも。寒い時はこれをシュラフに入れて使います。

・ウレタンマットだけでもいいのですが、就寝時の体温はどうも下から抜けていくようです。このEVAマットは優れもので、床の冷たさを遮断し、背中の体温を逃さない断熱性能です。銀マットよりもいいです。

・遮光用のサンシェードもいわば必需品でしょうか。布製カーテンという手もありますが、遮光性や断熱性ではこちらの方が上だと思います。
 ネットを調べたら、車種によって適切なものがありましたので、これを購入しました。ほぼぴったりで、暑い際は、窓を少し開け、サンシェードの上を曲げて冷気が入りやすいようにしています。これでも暑い場合は、寝る前までドアを開けるか、コンパクトな換気扇・扇風機を使用すればしのげると思います。
 虫が多い場合、「網戸」も考えたのですが、今のところ行く道の駅では心配なしです。これをつかいう場合は中が見えることもあって、カーテンとの併用がいいかと思います。

・サンシェードをするとほぼ真っ暗ですので、LEDライトは便利です。日没以後までの撮影もあることから、頭につけるものもありますが、暗い中でのベッドメイクや片付けには、こちらの方が便利です。

・車内には意外と平らなところがなく、テーブルがあると食べ物や飲み物を安定して置けます。

・リチウムイオンバッテリーですが、かなり高価でした。カメラバッテリーやスマホの充電。扇風機の電源、ノートパソコン電源として使っています。約400w規格で実際は8割程度は使えるようです。「強」で50wの電気毛布なら5〜6時間は使える計算です。走行中にシガーソケットから充電(80%ほど)もできるものですので、これがあれば何かと安心という感じです。最近はドローンも購入しましたので、飛ばす練習が終われば、いよいよ空撮、そして充電として使うことになります。

・その他、以前からある一人用テントや小型のタープ、携帯用の小型のショベルなども、必要に応じて、車内に持ち込むことになります。

車中泊 遠征撮影の準備 1

20170705-DSC08442

 積丹 神威岬

 ここの夕陽にも憧れますが、両側崖と海で照明なし、強い風の中を帰る勇気が出てきません。


 美瑛中心の撮影ですが、北海道内も色々と撮ってみたいところもあって、6月から美瑛を離れて車中泊での撮影に挑戦しています。

 朝夕の撮影となると、旅館・ホテルに宿泊しても、チェックインは日没後、チェックアウトは早朝3〜4時ですので寝るだけの宿泊ということでは料金ももったいない感じです。それと、撮影は天気次第ですので、近々の予報をみて決める撮影は車中泊が必須という判断でした。

 とはいえ、車中泊が簡単にできるかと言えば、セダンでは無理で、街中用の軽自動車しかありません。とは言え、軽の方はフロントシートが180度倒れますし、リアシートから165cmほどのスペースがあります。また、平とは程遠い凸凹のシートです。お尻の部分のシートも、座りやすいように傾斜がありますし、フロントシードの背もたれ部分は凹凸状態です。まずはこれからなんとかしなければなりません。

 まず考えたのはコンパネを敷くことですが、そのままではやはり安定しません。やはりシートの凸凹をある程度なくすことが必要となります。シートの両端にものを置けば、コンパネを置けることにはなりますが、コンパネをどんと敷くことになると、それをどこにしまうかということになります。やはり、2つか3つに切って、運転に支障のないようにしなくてはなりません。保管しやすい大きさというものがあります。したがって、一応寝れることを考えると、狭いながらも助手席側をベッドにするのが、作るものも小さくていいということになります。ここで、フラットしにした座席の各寸法や凸凹の高低差を測り、図面に落としました。

 凸凹を埋める素材となりますが、ちょうどいい具合にDIYのセンターに座布団用のウレタンマット(硬目)がありました。大きさも助手席側にぴったりでした。これを切りはりすればいいことになります。必要枚数やカット方法も考えていく中で、このマットだけでフラットにすれば、コンパネが不要になるということになりました。バラバラのマットを接着剤でつけて、妻にカバーをつけてもらいました。







 
記事検索