PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

朝霧

朝焼けの霧景 画面構成

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 朝焼けの霧景 美馬牛小の三角の塔と大雪山系旭岳

 昨日の写真の続きとなります。曇り空からの朝焼けで景色全体が紅色に染まりました。焦点距離300mm(フルサイズ換算では480mm)だと,美馬牛小中心の切り取りとなりますが,200mmだと少々きついところです。そうなると,やはり前景から遠景までのグラデーションをねらうことになるかと思いますので,前景の濃い色の林から,旭岳までという画面構成となりました。

 あと考えられるのは,この前景から上を撮影することも考えられます。中央民家の林の上から,美馬牛小の塔を前景にもっていき,空を多く入れて,現像の際にアスペクト比16:9でトリミングすることです。これだとかなり整理できるのではと思いますが,問題は,塔の鮮明度やすぐ手前の林の濃さ,グラデーションがどうなるかでしょうか。

 こうしてみると,手前の民家,電柱もあって整理しきれていない光景です。前景あたりにもう少し霧が濃ければいい感じになるのではと思っています。今思うのは,この撮影位置を変えて,中央の民家を前景の林で隠れる位置まで移動して撮影することがよかったかもしれません。

 レンズの焦点距離の選択,そして,撮影位置の選択も難しいものです。折角の自然の妙に会えたのに,それをものにする思慮が足りないですね。こうなると,ベストまでは言わなくても,ベターな写真は次回に撮るものとなります。だから,通うことになるのです。
 
 明日は,いよいよ高橋真澄氏講師による東川写真塾です。天気の方は台風の影響でよくないようですが,ひょっとして紅葉に初冠雪というのも撮影できるかもしれません。宿泊は天人峡でWiFiもあるようですが,夜の講座もあって写真アップの時間がないかもしれません。2日目の夜は,参加者の写真講評で一人3点の提出。こちらの話も興味深々です。 

最低気温6℃ 晩秋の装備

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 霧照の芒 美瑛

 前日が雨で星の見える夜。そして、朝霧。気温も低く、旭川から霧模様でした。この撮影場所の背後にも霧が立ち込めてきて、かなりの濃霧といった感じでした。そうなると、丘上の木々も隠れてしまい、十勝岳連峰や大雪山連峰の尾根だけが見え、少し粘ったのですが木々がつくる光芒も見えないという状況でした。そうなると、やはり近景が主役にということで、この写真となりました。
 そして、今朝は朝靄程度で、上富良野からは這うような霧がありましたが、伸びてこなかったという状況で、やはり気温10℃以下なのでしょうか。

 10月となり季節は中秋から晩秋へと移ります。例年だと下旬には初雪ということですが、台風がもたらす暖かい空気が10日〜2週間ほど、季節の進度を遅らせているとのことです。とはいえ、初雪に備えて冬タイヤの装着を来週あたり予定しています。豆も一部刈られているようですが、これからどこにニオ積みがされるか、日々楽しみです。上記写真の丘は、今年は秋まき小麦ですので、違う場所での「ニオ積み朝霧光景」の予想を立てたり、秋まき小麦の曲線のある畝を探して、初雪での撮影を予定しています。そして、初雪の青い池も楽しみとなります。また、これから落葉松の紅葉もどんどんと進みますので、冬前の最後の彩りを味わう短い時期となります。

 これから寒くなりますので、早朝撮影には、手袋、フードのついた上着、朝露で濡れる草地用の防水靴・長靴が必要になります。手袋は、釣り用の親指や人差し指が出るものが、カメラ操作には便利です。もし、用意していなければ、釣り店に行くか、東川町道の駅付近にモンベルがありますので、そこにあります。また、カメラ・レンズも濃い霧の場合に濡れたりすることもありますので、何かかぶせるもの(レジ袋、タオル、手提げ袋でも)があればいいかもしれません。  

霧の丘

長月藤野霧景

 霧上から日の出を見る 美瑛の藤野地区の丘上から
  右に見えるのは十勝岳連峰の1つで,特徴的な角のあるオプタテシケ山です。

 この日は,かなりの濃霧でした。ここが標高380mですので,ここが覆われるとなると400m近い標高までの霧となります。ちなみに,美瑛各地の標高です(国土地理院の地図で)。
 ・美瑛市街 240m  ・ケンメリの木 280m  ・親子の木 260m
 ・セブンスターの木 250m  ・マイルドセブンの丘 280m  ・新栄の丘 270m
 ・クリスマスツリーの木 300m  ・青い池 500m

 これを見ると,ほとんどが霧の中だったということになります。 霧といえば白虹ですが,根元のほうしか確認できませんでした。やはり標高が高くて霧の上のほうにいたからでしょう。霧散するのも早く,木影のような光芒もわずかな時間の出現でした。

 光芒といえば,過日,北海道の東にある津別峠の写真を見ましたが,すごいですね。旭川から約240kmで屈斜路湖の西です。屈斜路プリンスH宿泊で行くか,展望台駐車場での車中泊しかないような感じです。と,計画だけはするのですが,霧の発生という自然現象が相手なので,当たり外れが気になるところです。

久々の朝詣

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 ブロッケン現象

 日の出も午前5時過ぎとなって、退院後初めての朝詣。出発時は星も見えない曇りかと思っていましたが、旭川空港前から霧で、美瑛市街も霧という状態でした。いつもの朝霧の丘は諦めて、久しぶりの美瑛藤野からのスタートとしました。その後、復旧となった青い池、拓真館、三愛の丘、新栄の丘、マイルドセブンの丘、親子の木、セブンスターの木と、6時間ほど回ってきました。
 霧はかなりの 濃度で、美瑛北部の藤野も霧に覆われるという状態でした。日の出は霧の中で迎え、その後霧が少なくってきて、白虹を追っている時に、写真にあるブロッケン現象を撮影しました。確か二度目の撮影かと思いますが、このようにある程度明瞭なものは初めてです。中央のこけしのような影が私となります。光輪、グローリーとも言って虹と同じような現象かと思います。

 藤野の後の青い池では霧もなく、秋らしい雲のある青空でした。青い池の復旧は意外と迅速に行われ、11月1日からのライトアップも実施となるようです。拓真館、三愛の丘は霧の中で、新栄の丘では、東西南北いわば低い雲のような状態で太陽は隠れたままというような様子でした。
 それと、セブンスターの木駐車場側では、菜の花に似た「キガラシ」が咲いていました。
 

8月の霧

葉月霧景

 葉月霧景  北海道の屋根 大雪山連峰の日の出前

 久々の美瑛朝詣。
 今日は30℃越えの気温予想と,前日が祝日だったことからの早寝での3時起き。久々の日の出詣でというところです。ようやく日の出時刻も4時半を過ぎてきて,到着しても日の出までは少々余裕があると頃となったこともあります。薄暗い中での出発後は霧には気づかずにいましたが,美瑛市街に入る前あたりから霧の発生に気づき,予定変更をしての霧撮影としました。気温の高い日が続いていましたし,空気中の水分は十分とあって,霧発生となったかと思います。 日の出後の木々がつくる光芒や白虹にも期待しました。この写真の時点では,写真右側は完全に霧の中で遠目に山々が見えるという状況でした。従って,ここで少し時間をとって,霧が弱まってから移動しての本格撮影と思っていましたが,日の出が近づくに従って急速に消えだしていきました。まさしく霧散していくのです。少々霧の多い地点まで追いかけてみましたが,今度は多すぎて山々も見えなくなるということで,違う丘にいって眺めると,そこだけが霧に包まれているという様子でした。霧の発生や流れ方,溜まり方というのは,予想以上に難しいと思いました。日中の気温が高めでも,朝夕少々涼しくなった北海道。そして,美瑛を含む上川盆地,ということで,これから霧発生も多くなってくるかもしれません。

 

トリミング

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 光芒 青と朱の対比で光景を強調

 せいぜい16:9の横長トリミングが普通ですが、上記のような対比を意図したために変なトリミングになりました。
 アスペクトサイズの16:9のいいところは、モニター画面にいっぱいに映し出されることです。スライドにしても見やすいですからね。それと隠れた意図もあります。以前、盗用されたことがあってウォーターマークもいろいろ調べて入れてみたのですが、やはり腑に落ちないため、撮影した画像全面を投稿せずにトリミングすることで、オリジナルの存在とそれとの整合生で、盗用を防ぐことを狙ったものです。これは実際に裁判となるとどんな実効性があるのかは不明です。

 さて、トリミングの話に戻します。トリミングは現場でしっかりと切り取れば、その必要性は少ないかと思います。しかし、ファイダーや液晶ビューモニターでは、なかなか確認しにくいところがあるのが事実です。小さいからです。モニターで現像すると、こんなのが写っていたんだと驚くこともあります。画像の主要な部分にあればそのままにしますが、切り取りしきれなかった周囲の状況が見えてきます。特に近景と遠景での周辺にある林や森、丘をどこで切り取るか、左右のバランスはどうか、中央部はどこにするのかなど、仕上げとしての最終工程がトリミングだと思っています。
 それと今回は、撮影の意図としては、光芒とそれ以外の対比が面白いということでの撮影でしたので、人工物を含めて撮影して、後で取り除くということでのトリミング例としてみました。

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 上の写真の元画像(撮って出しJPEG)です。人家も電信も写っています。これは既にファインダーで確認できたので、あとは現像後にどこでトリミングするかを決めればいいということで撮影しました。希少な現象ですが、自然は場所を選びませんので、こうしたことになってしまいます。それと,
トリミング以外に考えられるのは、アンダーにして見づらくするという方法です。これは違和感がないようにしなければならないと考えています。 上と下では色調や明度も若干異なっていますが、トリミングを含めての補正・加工が現像の面白みです。
 

ドラマ

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 光芒、朝霧の丘を朱に染める 

 久々に大きなドラマを見たような感じでした。
 少し寝坊して外に出ると大雪・十勝岳連峰には雲がかかっていて、日の出が遅れるという幸運。また、昨日は雨だったので、空気も湿気っていて朝霧発生のチャンスでもあります。また、日の出前であれば、青い光景も撮影できます。到着するとプロの個人撮影ツアーの先客。意外と霧は少なかったのですが、山の雲に切れ目が出始め、赤い光が見えだしました。そして、上のような光のドラマが始まりました。雲の動きと太陽の上昇に伴い、狭い範囲から広がり、途中で2箇所に光芒が当たり、それが移動していき一つに繋がるといったような変化を見せていきます。より遠景での似たような光景は見たことがあるのですが、森や林、樹木の1本1本が見られるのは初めてとなりました。

  こうなれば望遠レンズの独壇場です。太陽の高度も少し高く、少し外せばフレアー等も出ません。
ズームインやズームアウトを繰り返しながら、また肉眼で変化を確認しながら休みなく撮影します。光芒が横に移動することもあり、MFで光芒で明るい部分の手前にピントをおけば、ほぼそのままでシャッターを切るだけです。私の場合、三脚は自由雲台なので左手でダイヤルの緩め・締めとズーム関係、右手はシャッターとカメラアングルということで操作します。

 かなりの枚数を撮りましたが、30枚ほど選んで現像。PHOTOHITOへのアップはその中でも10数枚になる予定です。
  

My favorite

目覚め行く丘

  朝霧の美瑛の丘 日が出て霧が染まりゆく頃

 前々回からこんなモヤっとした画像ばかりとなります。しかし,私にとってはこれが結構気に入っている光景の1つなのです。朝霧の動きは予想もできません。どんな濃さで,どのように流れていくのかは神のみぞ知るところですが,不動の大地に,太陽光とともに変化を与えるものだからです。光と霧が織りなすドラマといっていいかもしれません。
 未明から日の出にかけてのブルーアワーからゴールデンアワーという光線の変化は,まさにマジックショーのように私には映ります。それにモヤっとしたフィルターが幾層にもかかっている状況となります。ダイヤモンドダストのような派手さはないものの,広大な大地で繰り広げられる光景は静かなスペクタクルショーです。
 ここで使うレンズは,多くは望遠です。逆光も考えるとPLフィルターは不要。大地を主に太陽を入れるとなると広角ということになります。もやっとした感じで薄暗いので,オートフォーカスが効かなくマニュアルフォーカスとなります。三脚も不可欠になります。フレア,ゴースト防止には傘などもいるかもしれません。全体の変化を見ながら,注意深く部分部分を追っていきます。霧が薄い時は特に遠景に気をつけることになります。濃くなると近景から中景というような見方になるかと思います。

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