PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

冬霧

3月弥生の霧

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 桜や梅便り、菜の花便りも本州から届いています。羨ましいです。
 北海道は、たまに日中の気温がプラス1℃ということもありますが、まだマイナス気温の日が多いです。幹線道路は雪も溶け舗装道路も見えてきていますが、裏道は雪氷と舗装の轍に雪解け水が溜まった凸凹道となっています。

 上記の写真の日は3月ですが、マイナス12〜15℃という朝のものです。さすがダイヤモンドダストは出ないだろうと美瑛近くまで行ったところ、パノラマロード方面に「霧」が発生していたので直行して撮影したものです。場所は三愛の丘展望台の手前です。

 このポプラは結構目立つのですが、すぐ下に倉庫などがあって構図が取りにくいものでしたが、ちょうど霧がそれらを隠していました。どう撮ろうかと気になっていたものを1つ解決できたような光景となりました。この日は久しぶりの快晴で、三愛の丘では3名が朝日の方角にカメラを向けて撮影していました。

  

冬の日の出 F4.5

新栄冬の朝

 新栄の丘 冬霧で赤い屋根の家が隠れる

 先の「マイナス12℃」の写真よりも,少し前の写真です。雲のような冬霧が,赤い屋根の家を横切るときを狙ってみました。ずっと外で待機している人もいましたが,三脚とカメラを設置して構図を決めらた車の中で様子見をしてからの撮影です。零下10℃を下回ると,やはり寒くなります(まだ,慣れていません。極寒時は零下10℃が少し暖かく感じますが。)。足元は底厚の防寒靴でいいのですが,特に指先で,3本の指がでる手袋ではやはり冷たくなります。これが零下20℃を下回ると,冷たさを超えて痛くなってきますので,極寒時は使い捨ての小さい懐炉があるといいです。

 さて,この写真はいつもの風景写真のカメラ設定とは異なります。F値が4.5というものです。逆光なので絞りこむというのが通常ですが,開放よりも数段上で解像度もいいと言われる数値で,どうなるかを試してみました。
 フォーカスは手前の木の先です。直線距離で100mと読んだので,レンズ約90mmの焦点距離なので,被写界深度は手前37,38mからの雪原,奥は山の稜線で無限大ということになります。いわゆるパンフォーカスということです。
 絞り込んだ際との違いは,太陽とその周辺の描写かと思います。絞りこむと光条が出てきたり,そのために太陽周辺に筋状の模様と周囲とのコントラストができてくるのですが,開いた分,意外と柔らかな感じがでています。いつもは,逆光専用のα7rでがっちりと絞って,光条をだしたものが定番なものですので,これはこれで,逆光で太陽を入れる際の参考になるかと思いました。

 もう一つ。風景写真というとパンフォーカスで,絞りこむのが常道です。しかし,絞りこむと,光とレンズの性質から,回析現象が起きて,ブレたような写真になるということで,F8からF14,15ぐらいまでというのも聞きます。絞り込みについては,ナショナルジオグラフィックでの技術書では,ブレが判明でるまでの大きな印刷はしないことから,F22,F32と最大に絞りなさいとありますので,回析現象は肉眼の識別能力を度外視した理論であるかもしれません。
 著名な女流作家の人はF16で撮影とか言っているそうです。心意・論拠は不明ですが,素人向けには「F値の設定をあれこれと悩むよりも,パンフォーカスはこのぐらい絞り込んで,風景写真を撮ってみては?」ということだと思います。しかし,F4.5でも,F2.8でもパンフォーカスができることも,カメラ・レンズの性質を知るには大事でしょうし,それで何らかの表現が変わるならば,試してみる価値があるということでしょうか。
 次回から、被写界深度やパンフォーカスについて復習してみます。
 

冬霧 美瑛マイナス12℃

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 日の出後から湧き上がる冬霧  美瑛新栄の丘から

 今朝は、久しぶりの寒さの中、途中で冬霧も見え、丘の上ということで新栄の丘へ直行しました。冬の時期になると冬季不通の道も多くなり、丘の上となると限られてきます。到着時の日の出前にはすでに3台の車で三脚にカメラということで日の出を待っている人、そして、私の到着後にも2台ということでした。

 本日の撮影では、久しぶりに70Dに70-300mmをつけていきました。上記にも書きましたが、不通の道もあり、容易に近づけないということもあって、標準系ズームを外してのことです。今回の写真は、70Dでの撮影で、実質は400mm以上となるでしょうか。日の出前は、軽めの朝焼けでしたが、日の出直前から、冬霧が立ち始め、地吹雪のような光景となったところを捉えてみました。やはり逆光なので、傘で遮光しての撮影です。これがないとおそらく立ち上がる霧は、明るさのために捉えられないと思います。冬も必需品です。
 久々の70-300mmでしたが、逆光や、レンズ口径が小さいなどもあって、AFが遅いと感じました。それほど70-200F2.8は優れもので、手放せないレンズだと思いました。

 本日の気温について。
 北海道の上川地方で観測所が23か所ありますが、全てで今季最低気温を観測しました。12月並みの寒さで、16か所でマイナス10℃以下、旭川が7.7℃と一番暖かだったようです。美瑛をあちらこちらと回りましたが、車についている車外気温計ではマイナスの12℃から15℃ほどになっていました。一面の霧氷にも期待したのですが、空気中の湿気が足りなかったのか、昨晩遅くまでの曇りが影響したのかもしれません。
 こんな感じで寒さの厳しい冬ということになると、ひょっとして12月あたりから霧氷やダイヤモンドダストという可能性もあるのではないかと期待しているところです。

 
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