PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

写真考

肉眼とカメラ 2

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 同じ図となりますが,今回は,赤丸部分のことです。

 前回までいろいろと書いたのですが,「人間の視覚は視点を合わせた部分をつなぎ合わせて,光景全体を認識している。」こと,また,個々部分部分に見ているので,カメラのように,1つの露出,1つのホワイトバランスで撮影したイメージにはならないと思います。従って,人間の方がカメラよりも勝っているということになります。

 露出でいうと,逆光での人物を普通に撮ると,背後の光が強く,カメラの方が勝手に暗く写していまい,せっかくの人物が暗く写ってしまいます。そこで,そうした場合のコツとして,露出補正をプラスにして撮影すると,人物は明るく写りますが,背後にある青空も白飛びかそれに近い明るさとなってしまいます。この写真違う! と思っても,そこは肉眼とは違い機械の仕事というわけです。人間の認識では,人の顔も逆光でありながらも暗くは感じませんし,空の青さも見えるのですが,それは個々に見て認識しているからです。頭脳では,どちらもよく写っている状態なのです。

 そこで,この人間の「見た目どおり」に近づけるのが「現像ソフト」を使った現像の1つの目的になります。上記では露出のことでしたが,明るさが異なると色にも違いを及ぼします。つまり,空や大地・農地,農作物などの諸々のものの色にも違いを及ぼすものですので,露出の補正だけでだめな場合は,ホワイトバランスを変えることも重要になってきます。ところが,その現像ソフトが,全画面を一律にしか補正できないとなると,カメラと同じです。前にも書いたように,どのカメラも元となる光のデータを解析したものをもっているのですが,液晶画面で確認などをする画像は,カメラ内ですでに均一の補正を行った(つまりカメラ内現像して)ものです。

 そうなると,上記の逆光・人物の画像の現像だと,人物の部分とその背後の部分と別々に補正をしなければなりません。ここで重要なのは,使っている現像ソフトが,「部分的に範囲を指定して補正をかけられる現像ソフト」かどうかということになります。どうでしょうか。(まあ,大体が写っていればよしとすれば,それでいいのですが。)
 まさに,人間が個々を見て,明るさや色を確認したように(見たように),写真データを部分・領域ごとに現像できるソフトを使ってこそ,人間の見た目,見た目どうりになるのだと思います。

 肉眼,眼球から書き続けて,やっと1つの結論となります。カメラは人間の認識どおりには写せない。従って,部分・領域毎に補正のできる現像ソフトを使って補正しなければ,「見た目どおり」の写真には近づけない,ということになります。

 このシリーズというか,この写真考は,これから,その見た目どおりに現像することの難しさ,そもそも見た目の色をどう再現するのか,そのためにどうするのか,といった方向へといくことになるでしょうか。テーマ,モチーフなどとともに,厄介でありながらも,ステップアップには必要な考察事項だと思っています。
 
  

求める写真(2)

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 求める写真(1)の続きです。

 プロと同行して撮影しても、やはり見所が違いますし、写真としての出来が違います。焦点距離も、カメラ設定も違い、構図になる場面を切り取っていて、描画性も違います。

 眼前の風景は変わらないのですが、素人とプロとでは違います。見る視点、切り取る視点、それにカメラ設定や現像が違うのだと思っています。そこをなんとかして埋めたいものです。何がしらの学習や工夫、感覚等の練習、訓練(この言葉は高橋氏でした。中西氏は修行と言っていました。)で、Essenceまでとはいかなくても、「Essenceを含んだScene」の範疇の光景を見出して写真が撮れるのではないかと思うのです。

 まだ、View、Scene、Essence、それぞれの概念は漠然としていますが、Sceneあたりから、構図やカメラ設定、焦点距離の選択、Raw現像技術などの写真技術の巧さが加わってくると考えます。無論、風景ですので、時間や季節といった状況の選択が大きいかと思いますが、それに巡り合うこと(さらにいうと積極的に撮りに行くこと)が大切かと思っています。そして、それらが全て整ったベストのものが「Essence」ある写真ということでイメージしています。まあ、これは難しいでしょうから、Essenceを捉えきれなかったScene、あるいは、Esseneを含んだScene写真あたりだと可能性はありそうだと思っています(構図的な切り取り方の点で)。

 「Essence」について。
 おそらく、構図的には意外とシンプルで明確かもしれません。風景では安定感が要素の1つですが、大胆さや動き、勢いが感じられるものも含まれるでしょう。派手な色彩もあるかもしれませんが、グラデーションの美しさをも含むもの。やはり描画性は高く、繊細さもあること。そして、何よりも、写真としての新鮮さ、誰かに似ているのや、かって見たことのあるような、オリジナリティーのないのはダメでしょう。まあ、これについては、感覚や感性が人と同じになるわけではないので、突き詰めていけば、オリジナリティーとなるのではないかと思います。

 求める写真としてのEssenceの大きな要素については、自然条件や光,あるいは地形的などの条件が重なり,普段は見られない非日常性という点だと思います。極端な例としては,まさに自然界の奇跡的光景というところです。美瑛・その周辺であり得るのでしょうか。この意味では,時々出かけて出会う光景にいつもEssenceがあるわけではないかと思います。従って,朝夕の斜光,逆光,雲間のスポットライトといった光や,パッチワークといったパターン,そして,四季の変化など,ある程度写真を撮る方々だったら選ぶであろう条件の中でEssenceに近いものを追いかけるということになります。そして,運が良ければ,その中で偶然か,先読み移動してEssenceを撮影できるという幸運に巡り合えるかもしれないということになります。
 もう一つの可能性として。Essenceには本質,真髄,基本要素(エキス),精などの意味があります。写真としては,上記に述べたように,まさに誰も見たことがないものを撮るのが写真の本質であり真髄です。奇跡的光景,絶景というようなことですが,日常的にも誰もが見過ごすような,誰もが気づかないような事象をとらえるのも写真の本質,真髄かとも考えます。この意味では,常識的なものの見方や考え方から離れた感覚,視覚からの撮影というのも,このEssenceに含まれてくるのではないかとも考えます。
更に「精」という意味からも,撮影し現像できるかどうかは不明ですが,心象的な風景の描写もありかとも考えます。
    (つまらないかどうかは分かりませんが,読んでいただいてありがとうございます。でかける毎に,Sceneを選び,Essenceを問い直しながら写真を撮るようにしています。)
 

求める写真(1)

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 自分の写真はどこを?目指すのか。  英語ですみません。ニュアンスとして近いか、自分なりの意味合いも込められるかと思い英語にしてみました。

 いつも写真を撮り、それを選択してRaw現像を行っていますが 、私自身は写真で一体何を求めているのかということに、写真から離れた時間にフッと思うのです。撮影技術はもちろんですが、写真の仕上がりやその内容への満足がイマイチなのです。「楽しければいいじゃない」というのも聞きますが、それだけでは満足できない自分がいます。とは言っても最終的には感覚的に満足するわけなのですが。思考的にも、願望的にも満足するような方向性もなければ、という,これまた感じなのですが。

 今まで、3人のプロの方と写真を撮ったり、様々な本も読んだりして、自らの写真とは何なのかということで、また考えたことを書きたいと思います。
 直接的には,過日の東川写真塾講師の上富良野在住のプロ写真家の高橋真澄氏のお話がきっかけでもあります。高橋真澄氏の「状況写真」という,ありふれた,行き当たりばったり的な写真,構図にも甘い写真というご指摘から始まり,プロの写真でも博物館所蔵ではなく,美術館所蔵にしたいと語っていた思いも加味してみたいと思いますが,氏からはこうした英語の概念もでていません。あくまでも個人的な位置付けということで書きます。

 まずは、この図全体の意味合いから。
 これ全体が風景、光景と呼ばれ、肉眼的に「綺麗!面白い!」と目に入るものです。そして、その中には、「写真として優れたものが撮影出来る光景」が含まれているということを表しています。ただ見て綺麗という感じが強い「View」から、写真としても美しいものが撮れる光景である「Scene」。そして、ハイレベルな人やプロの人達が撮るような光景の「Essence」,と位置付けてみましたが、それらが同時に含まれているということを表します。詳しく言えば,空間的・地形的,時間的に優れた光景を含んでいるということで,それを如何に捉えるのかということが課題となります。以前に使った言葉だと「フォトジェニック」というのが「SceneからEssence級」という感じです。  (2)に続く。

 

 


 
 



 

虹と雲4

 虹

 今回、東川の撮影ツアーである東川写真塾に参加して、いろいろなことを学びました。講師の高橋真澄氏のご自身の作品の解説と、参加者提出作品の講評がとても参考になりました。今、記憶を辿りながら印象的な文言をメモしているところです。今回の写真はその塾後の撮影ですが、一応の成果を極端に表しています。

 ・虹が主役としたら、「主役を強調すること」ということで、手前のグリーンが雲で隠れ暗くなるまで待ったこと(明暗差による強調)。しかも、主役にピントが来ることで、グリーンや林にはピンがあっていません (ピントによる強調)。ピントの方は、主役へのピンボケがダメということで、あえて他はピンボケになるようにしていますが、自然風景はパンフォーカスが主流ですが。

 撮影ツアーも、こうした講評などがあると、参加者が同じような写真を撮っていますので、たとえ自分が提出した写真でなくても、講評が得られるということでは、大変に良いものです。撮影だけのツアーもプロの目による撮影スポットの追跡方法がわかるのがいいですが、撮影した写真のプロによる評価が聞けるというのが最高だと思いました。

 今までのメモでは、「半径2mの写真」とか、「状況写真」とか、「雰囲気は感じる写真」など、「アマチュアらしい写真」の評価の言葉も多く聞くことができました。少々汗ものなのです。半径2mというのは家族に見せて、どこに行ったかなどで、いいねと言われる写真。状況写真というのは、例えば、たまたま虹に出会って、それを撮影したというようなその場の状況を写した写真で、普段では見られないような光景・状況を撮影した写真ということ。いずれも、旅行写真的なものかもしれないということでしょうか。雰囲気というのは、撮影者が何を撮りたいのかは感じれるようなものということでしょうか。やはり、何を撮りたかったのか、不明な写真ということです。

 東川写真塾では、たまたま虹の出る状況をかなり追跡しました。虹の撮影では世界一と豪語してもいる高橋真澄氏ですので、その一端を学ぶことができ、上の低い虹を追いかけることができました。その後、再度、天人峡や十勝岳に出向き復習をしながら、塾当時を思い出しています。 
  

写真とは? 

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 20日は朝から絶え間のない雨。午後6時半頃には土砂災害警報が発令。一部地区には避難勧告も出たとのことです。自宅位置は市内でも高いところにあるとはいえ、庭と自宅の間には一時5cm程のプール状態にもなり、家の土台が半地下の車庫と部屋があるということで、雨水の排水ポンプがフル活動しています。明日も台風が来るようです。

 こんな雨の日はということで。「写真の性質」を考えていくうちに、写真には撮影者と鑑賞者の2つの立場があることや、撮影者として写真の性質を考えると、その断片性と表現性には撮影者の意図が深く関与していることに気づきました(当然のことですが)。どんな被写体をいつどう切り取るか、さらに、カメラ設定や現像を含めての写真技術を駆使してつくられた写真ですので、撮影者の感性や知的な動機による意図が込められていることを「写真の性質」に加えました。
 ・写真の性質 記録性、二次元・平面性、複写性(デジタルということで追加)、そして、断片性、表現性。 時間的断片にフレーミング・構図を関連させましたが、撮影時刻を選ぶことも「時のフレーミング」ということです。その前までは、シャッタースピードや長時間露光をイメージしたのですが、風景写真としては、時刻の方がより現実的かと思います。
 ・表現性について これも「断片性」に関連づけできそうですが、撮影者という立場からは、独立させた方がわかりやすいかと思いました。表現性から記録性への矢印を付けたのは、作品としてよりも、思い出や記念写真的なことを想定したものです。
 ・左の鑑賞者側は、参考までにということで、写真を見た際の印象や鑑賞の方法、評価を簡単にえがいたものです。中に「文化的背景」とあるのは、おそらく外国や、関東・関西、都会と田舎等の文化的違いで、受け取り方が異なることもあるかと思ったからです。

 写真の性質を考えていくうちに,このマインドマップからは,「うまく撮る写真技術」から「表現のための写真技術」への意識転換が重要かと感じました。風景の場合は,撮影者が人為的に被写体を動かしたり加えたりして構成できないので,フォトジェニックな被写体の出会いと,その際のフレーミング(焦点距離も含め)が重要だと改めて考えさせられました。

また写真における表現について きっかけ

IMG_1426 smart copy

 遅れた日の出 強い光芒に期待したのですが,これが限度でした。
 本日も雲で遅れた日の出となりましたが,期待したところには強い光はきませんでした。

 日々の撮影紹介のようなことが続きましたので,少々「写真考」を。

 過日はモノクローム写真を載せましたが,モノクロームということでは,投稿しているサイトでのハンドル名「Fuyuhiko.N」さんの作品を思い出します。もう2年以上も投稿されていないのですが,彼の作品を改めて見直すと,現実(被写体)を超えるようなところでの「心象的な風景写真」がモノクロームで可能なのかなと考えさせられます。とはいえ,過日述べたように,結構難しく,より鮮明なモノクロというコンセプトでのテーマが必要かもしれないと思います。

 <まずは写真の特性について> 写真というのは絵画とは違って,眼前の現実としての被写体が基盤になっています。被写体が持つ形状や明暗,色彩等を写し込む訳ですから,現実と密接な関係をもっているのが写真ということです。この意味で特化されるのが報道写真ということになるのでしょうか。もちろん,非日常的な事件や出来事という被写体があるからこその価値を持っているのが報道写真でしょう。さて,その現実の被写体から,色彩を除くということで表現されている著名なモノクロ作家もいますが,美瑛とその周辺ということでのモノクローム表現は,自分にとってどうなのかと考えるところです。自分の表現したい部分とモノクロがシンクロするような点があるのかどうかとうことですが,今の所は,かなり限定されるような感じがしています。というのも,色彩に惹かれているものが多いからです。まあ,これは「自分の表現」というよりも,「自分の好み」という面が強いからでしょう。しかし,「写真表現」も考えてみたい,というところです。

 また改めて,「写真表現とは何か?」ということですが,まずは,「写真」の特性から。ここから何か見出せないかと思っています。

 写真は現実の被写体とは無関係にある訳ではなく,その被写体に拘束されているという「記録性」がつきまとうように思います。絵画ならば,初めからハンドメイドで創り出さなければなりませんが,写真の場合は,被写体の前に立ちパシャっと撮ることから始まります。

 さらにその記録性については,自然風景写真では,どんな天候状況や自然現象の下なのか,光の当たり方はどうなのかなど,状況の選択(出会い)という重要なものがあります。自然風景では,人々があまり目にしない「非日常的な光景=非日常性」が重要だといいます。報道写真での「決定的な瞬間」というのと同じような意味でしょうか。

 こうなると,「非日常的な光景を記録する」とまとまるようですが,そもそもが現実を写すということからの 「記録性」と,より珍しく鑑賞に堪えられるという自然風景写真での「非日常性」を分けておきたいと思います。 ※ この非日常性の狭い意味では個人的な経験上のものも大いに含まれるかと思いますし,多くの人たちの日常性にあっても見過ごされたもの,ということも含まれてくるでしょうか。


 あとは,現実を写すとはいえ,一部が切り取られるということで「空間的な断片」と,一瞬の出来事を捉えるということでの「時間的な断片」という「断片性」があるかと思います。これについてはもっと細かく言うと,焦点距離(画角)やアングルといった切り取り方も含まれてくるかと思います。これがあることで,個人個人の切り取り方があるのだと思います。
 
 これらが写真の特性かと,今の所のおさえです。次は「表現」ということですが,すでに「非日常性」を「断片的(断片性)に捉えるということでは,その基盤ができているかと考えています。なぜならば,めずらしいこと,稀なことが,個人的に記録されるわけですから,「どう撮るのか」,「どう現像するのか」という表現領域に入ることができると考えるからです。すると,ここからどう考えるのかということになるのかということです。以前に,肉眼に近づけるとか,印象を強調するということでの表現ということで考えたのですが,何か他にはないのだろうかと思っています。
 これら記録性・断片性・非日常性から,何かでてこないのかと思っています。この先は,またの機会ということに。
 
 

写真の膨張…の中で

春への夜明けss

 赤い屋根の家 3月中旬撮影 今は土も出てきて、寒くて長い冬が終わろうとしています。光景としては、汚れた雪や、緑のない土なので、撮影時期ではないのかもしれません。市街地の庭には、フクジュソウの黄色、日光に当たった黄金色が見え始めています。花咲く春は、もう少し待たなくてはならないようです。
 雪がなくなるのも少し寂しいような感じもしています。雪のホワイトバランス調整からも開放されるのも‥です。とはいえ、そうしたことが、これからの現像にどういかされるのかたのしみなところでもあります。

 さて、また、写真考です。現像方法も触れていきたいのですが、もう少し、お付き合いください。

 写真は、スマホになってSNSとの連携もよく、新聞や週刊誌、写真集以上に、膨張しているようです。私の写真をSNSに投稿しても、次々と投稿が続き、忘れ去られるものとなっています。写真を公表するということは、ある面、実に刹那的です。それゆえに、私の写真になにがしらの共感をいただいて、お気に入りやコメントをいただくのは、この小さな心に心許ない存在感を与えてくれる貴重なものとなっているのも確かです。
 しかし、この写真が心を満たし、新たな課題と思考を生み出すとしたら、「生き甲斐」の重要な部分を占めていることは否めない事実です。そこで何を求め、精神的な充足・満足を得るのかが、こうした思いや考えを巡らせる要因でもあるでしょう。
 意外と面倒くさい自分がいるようです。しかし、普段はそうではありません。一日に、自分以外の写真を200枚以上見ていますが、「いい!」と判断するのは一瞬で、その後、数十秒ほどかけて(?)、部分的に見回し、また全体を見て終わりという感じです。つまり、長い時間をかけて分析・批評・評価をしている訳ではありません。どちらかというと「好み」主体で、色彩、色調、意外性‥で判断しているようです。
 そうした繰り返しの日々ですが、こうしたことをあらためて考えること‥分析・批評らしきこと‥から、自分にとっての「写真」が見え、将来の「写真」が拓けてくるのではないかと思っています。例えば、気楽に「美しい」だけもいいということもありますが、その「美しさ」は、どんな要素をもって、自分が美しいと感じているのかを分析してみることで、今感じている美しさが分かり、これから撮ろうとする美しさが見えてくるかも知れないと考えるのです。まるで自分探し・見つけのようです。これも写真へのモチベーションを高める1つの要素でもあるかのようです。

 「写真が上手くなりたい」は、撮影技術的なものもありますが、撮影する時の「印象」をどう反映(フレーミングや現像)させ、どう現像するかというのもあるかと思います。また、シャッターを切らせる「感性」の範疇にある心の眼も必要でしょう。それらが上手く高まってかみ合っていくようなところに「上手く」が達成されていくように思います。写真表現は、撮す前から撮した後まで続き、完成写真として結実していくものだと思っています。しかも、その中で見えてくる課題が次の写真表現の種子となるかも知れないのです。

  ・カメラ設定で、ある程度見た目に近い撮影できる。
        これはホワイトバランスをケルビン値でやると、もっとも近くなります。 
  ・フレーミングや構図を工夫し、印象が強まるように撮影できる。
     これは、多くの写真、それもプロの写真がいいかもしれません。
  ・印象が強まるようなレンズを選び撮影できる(レンズ味の活用)
                      ※これは機材選びで費用もかかりますので、私はなしです。
  ・同じ被写体でも、焦点距離やアングルを変えて撮影できる。  
  ・現像で、印象を強めた調整ができる。(RAW現像ソフトの機能を理解、活用できる)
  ・多くの写真を見る。
  ・写真について考える時間をつくる。
  ・自分の写真をSNSなどで公表し、見てもらう。
  ・そして、プリントアウトへ。これもまた新たな技術領域かと。機種と印刷用紙選びで躊躇している今。おそらく、エプソンの顔料系で、アート紙系でしょうか。このあたりは、プロ、ハイエンドアマチュア並に背を伸ばそうかとおもいます。

 
 
 

気まぐれな青空

やさしの雪丘s

 やさしの雪丘 やや紫色の雪原に。降雪から青空が見えだして、美瑛北方面に移動して撮影。

 降雪からの青空。希望の光を見るような感じなので嬉しいのですが、北の方角で、日没方角ではありませんでした。降雪のこの日はあえて午後2時頃から日没にも期待して出かけたので、まあまあ、これでよしとしなければなりませんね。

 青空を中央に配した写真はPHOTOHITOに投稿しました。これが青空への喜びを表したものといえます。青空を中央に配して、雪原はややコントラストを高めたものです。今回ここに投稿したのは、除雪機で飛ばされたような雪の凸凹をいれて、曇りとは違った陰影が見えたので、雪面を柔らかく処理してみました。その分、青空部分が上に位置し、更に空・雲部分をカット(16:9)しました。何を主役にするかで、フレーミングをかえているということにもなります。撮影時は、通常4:3の画面アスペクト比で撮影しますが、状況によっては、16:9を意識して撮ることもあります。

 16:9の画面比は最近のパソコンやTVの画面アスペクト比でもありますので、画面一杯に迫力や奥行きのある画像を見ることができる特質があると感じます。
 印刷の場合は、紙サイズの関係で3:2、4:3の方がややいい(紙にあったアスペクト比がない)ということになります。そして、写真印刷専用サイズL、2L=1.42:1)だと、3:2の場合は左右が切られますし、4:3だと上下が少し切られるようです。できるだけ切られないでプリントしたい場合は、3:2の場合はLW、KGサイズ、4:3の場合は、DS,DKGといったサイズが無難(完全ではない)かもしれません。
 A版やB版といった印刷用紙の場合は、それらの比が約1.41:1となるので、多分、 似たようなことになると思います。日常的には、このサイズは印刷していません。 実は‥まだ、写真専用プリンターの購入を渋っています。大型机、色評価用蛍光管、部屋の除湿器等の購入、部屋の移動があるからです。また、なによりも、この部屋に引きこもり状態になりそうな感じです。これにはクレームがつきそうです。
 
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