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 <手順12 「スポット修正」でゴミを取り除く>

 カメラを長く使っているとカメラの中にゴミが入り、それがセンサー上に付着して、画像に現れるようになります。こうした時にそれを取り除くのが「スポット修正」です。

 画像のように、丸に矢印のある部分をクリックすると、左上のパネルになります。サイズは、大きさです。ぼかしは、周辺をきちっとするのか、ぼかしながら修正するかの大きさを決めます。風景で雲の中にゴミがある場合は、周辺部との違和感を無くするためには「ぼかし」は必要です。「不透明度」ですが、ゴミを取り除くということでは100にして、完全に除くようにしています。 

 スポット修正時のコツ 
 色彩のある画像ではよくわからない部分も、上画像の下にあるように「スポットを可視化」にチェックするとモノクロ画面に変わり、その度合いもスライダーを動かすことによって見えてきます。画像下はかなりのゴミ量で、カラー現像時には10個ほどしか確認できませんでしたが、こうすることによって見やすく補正しやすくなります。

 ゴミは、ドーナツ状の輪や一部欠けた輪として浮かび上がってきますので、そこを修正していきます。修正後は綺麗な円形となって修正箇所を表示します。

 「コピースタンプ」と「修復」の違いについてはよくわかりませんが、ほぼ「修復」で使用しています。こちらの方が周囲に馴染んでいる感じがします。