PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

写真

青い池ライトアップ

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 イルミネーション・ライン (青い池 ライトアップ)

 青い池のライトアップが始まって、やっと撮影に行ってきました。ほぼ氷結状態で少し雪がのっている状況でした。今年の特徴は上の写真のように「ストライプ」的なものでした。左上は通路からの照明で林の幹が水面・氷面に映る演出です。右上はスポット的なライトがリズムを奏でるような感じです。左下は、駐車場から青い池への通路奥の林にあるもので、逆光と幹のシルエットが楽しめるものです。(これは少し絞りすぎて光条が汚くなってしまいました) 右下は、右上と同じような際の別の場所からの撮影です。幹への光の反射が氷面に写っています。今後積雪が考えられますので、これは結構貴重な1枚になりそうです。

 さて、上の写真撮影のあとに降雪がきました。そうなるとどこの場所でよく降雪光景が撮影しやすいか、これまた移動しながらの撮影になります。

 今年は多いかなぁと思ったのは「フラッシュ」です。手持ちの方はもちろんですが、一眼・三脚の方もフラッシュを使って撮影していました。私は長時間露光で雪の流れを撮るのですが、その光が邪魔にならないかと心配しながら撮影しました。現像して見ると案の定、小さな点が写っていたり、流れる雪との予期せぬ合作も出来上がっていました。20〜30秒の長時間露光ですので、ライトアップの光の変化や、どの時点でのフラッシュかで、状況が変わってきます。私がフラッシュを使うなら、カメラにはつけずに手持ちで発光させた方が面白いかと思いました。充電が早ければ2度3度と発光できますので、発光回数とタイミングなどで楽しめるでしょう。


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 降雪のイルミネーション

デザイン的切り取り …

 景色、風景、光景 …。
 自分では風景かと思って撮っているのですが、どうも説明しすぎで、余分なものまで入れてしまいます。狙いきれていない、写したいものが明確ではないというような感想をもっています。

 最初に書いたいろいろな語句は、いずれも「鳥瞰」的なもので、広い視野で見ることになります。心情的にも、田園や自然の中にいることが好きなので、そうした中に抱かれていることに内心甘えているのかもしれません。したがって、余分なものまで入り込んでしまうような感じかもしれません。

 そんな甘えを捨てて、写したいものは何なのかをより突き詰めて行かなければならないと思います。そんな中で、1つのヒントは、以前の「睡蓮の池」を写したものや、前回の「青い池」での撮影ですが、造形的、デザイン的な光景ではないかと思っています。

静冷の池

 今回の写真もそうです。自然が作る造形に、青い池ということがわかるように、少しだけ、降雪で垂れ下がった枝を入れたり、立ち枯れの木の写り込みを入れました(入れましたというより、切り取りの関係でどうしても入ってしまうもの。配置できないのが自然物です。)。氷結した水面の違いでの面白さもあるかと思ったわけです。
 この場合は、ダイナミックさやインパクトには欠けますが、微妙な薄氷の変化や淡い色彩による自然が造る形状の妙と言った地味なものの中にも活路があるのかと思っています。あとはやはり色彩でしょうか。前にも書きましたが、この青い池の「微妙な青さ」を、色調や彩度、明度、そして、明瞭度やコントラスト等でどう表すかです。

 昨日、青い池に行ってきましたが、過日の雨で氷結はなくなっていましたが、今日から来週は雪です。こうした造形が見られるのもあとわずかかもしれません。
 

青い池 結氷

 現在、旭川は雨。せっかく凍りかけた青い池も溶けただろうか。


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 結氷しつつある青い池

 2枚とも同日撮影ですが、光の当たり方によって色が変わります。また、方角や画角によっても違ってくるようです。2枚目は、薄雲からの朝光が写り込んでいるものです。両写真とも、結氷の仕方に違いがあってからか、模様が違います。細いブツブツなのは、シャーベット状から凍ったもので、多角形の集まったものは、水が徐々に凍ったものと考えています。

 青い池の防護策の上にも手製の雪だるまが3つほど飾ってありました。水曜日から来週いっぱいにかけて、雪マークだらけの天気予報ですので、完全結氷から積雪の青い池となるかもしれません。

季節の狭間もラストに

 マイナス気温の朝を迎える日が少しずつ増えてきました。降雪があってもまだ湿気が多くて枝や葉にくっつき、枝も重そうに垂れ下がってきます。また、風があると幹にもつき、風の方角がわかるということになります。

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 共に曇り空の下での撮影です。絞りをマイナスにすると暗くなりますので、プラスにしています。1/3〜2手前までの間で白とびを注意して撮影しています。

 上の写真は背景が明るいので、枝や葉の雪が少し暗めになります。下のようなどんよりの暗い曇り空では、光が少し弱目で柔らかいために、雪の明暗が細かく出るようにして、立体感が出るようにし、下の写真では落葉松白樺林が主なので、地面上の雪は白とびさせるくらいの感じで調整しました。
 しかし、ファインダー内で雪原の割合が多い場合や、雪原の表情(狐の足跡があったり、キラキラ輝く場合など)を出すときは、マイナス補正となります。

 現像に関すると、曇り空の場合はすんなりと雪の白さを出しやすいかと思います。光が弱いために、雪同士での光の反射が少なく、青さが少ないと感じています。 


弥生霧景3

 昨シーズン3月 日の出直後と朝霧発生時のもの

 光があると影が青くなりますし、その周囲では雪も青味を帯びます。さらに、光を直接受けるところでは朝焼けの赤い光となっています。カメラではホワイトバランスを「K(ケルビン値)」にでもして調整しなければ出ない微妙な色と思っていますが、現像でうまく出していけると思います。ただ、記憶ではやや濃い目ですし、カメラ内でのピクチャースタイル(キャノン)設定次第では、見た目以上に鮮やかな色のJPEG画像となりますから、注意が必要です。
















冬へ向かう「青い池」

 青い池のライトアップが始まったようですが、まだ行っていません。雪が降っていないことや、枝の雪も溶けてしまったからです。

 私のお気に入りの一つは、水面に雪模様がある時期。水面が完全凍結する前です。青い水と白い模様の対比が面白いと思っています。もちろん、そうなるとライトアップの色も効果的になってくると思っているのです。

ホワイトアイランド



 今年の照明の位置が少し違っているようです。今年はライトアップ時期の通路に、池を取り巻く林の上くらいの高さで、2箇所に大きな照明があります。おそらくは、降雪時の雪を照らすものと思われます。今までも池淵の照明で上を照らすものがあったようですが、より広範囲に降雪を捉えることができるのではないでしょうか。

 今年の開催は3月31日まで。現地に簡易トイレはありませんので、2km手前のビルケの森のトイレを利用することをおすすめします。

 雪模様は来週からのようです。しばらく振り続けると、水も冷えてきて、降った雪が溶けきれずにシャーベット状になり、緩やかに凍結状態となっていって、白い雪が降り積もって行くのではないかと思います。



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 今年の 降雪青い池


 

残秋 4 睡蓮

 PLフィルターによる池と睡蓮、落ち葉の撮影は非常に面白く、来年はシーズンを追って撮影してみたいと思います。今年の撮影ツアーの大きな収穫です。

 今回は、モノクロが1点、それと、色の再現と背景を暗くするというよりも、PLフィルター調整の中で面白いものを2点紹介します。

 モノクロは、睡蓮や落ち葉の色がよく出ているものをあえてモノクロにし、かつ大胆なトリミングを行いました。他は、水面は暗くなっているのですが、睡蓮や落ち葉の反射がきつくて本来の色以上にメタリックに近い色を出しているものを現像してみました。この2点は、PLフィルターの使い方の中で、水面や太陽との角度、偏光のかけ具合で変わって来るだろうと思います。



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 残秋 モノクロ(日本画を意識して)



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 残秋 カラー 
 紅葉の色が残りつつ、睡蓮がメタリックがかっているもの

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 残秋 カラー
 睡蓮への光が強くよりメタリックになっているもの

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 残秋 カラー
 ホワイトバランスも変えて、よりメタリックにしたもの。

 こうしたカラーは肉眼ではみられないものですが、PLフィルター+現像で作られるカメラ、写真の世界の1つだと思います。あとは好みの問題でしょうか。





残秋 3

 本当に久しぶりの水面撮影です。太陽も見え隠れしていましたのでPLフィルターを使いました。
いわゆる偏光フィルターなので、水面等の光の反射を調整するので、水面が輝くような状態から、暗くなる状態までを調整しながら使いました。

 今回は池の睡蓮と落ち葉の撮影で使用しました。元画像は次のものです。反射を抑えたために、紅葉の色がよくでています。睡蓮の葉もいい色になったかと思います。しかしながら、水面の光の反射が少なくなったために、浅い池底に沈んだ葉や泥なども見えてイマイチの写真となりました。

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 これではせっかくの水面に浮かぶ紅葉の色も台無しです。これらを主役にするには背景を暗くするしかありません。黒レベル、シャドウ、そして、露出補正、はたまた、白レベルやハイライト等で、背景を暗くしながら、紅葉や睡蓮の葉も暗くならないようにしていきました。

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 相当に暗くなったようですが、全体的に暗くなって紅葉の赤も睡蓮の緑も暗い感じになります。
 そこで、主役となる、葉一つ一つを補正ブラシで調整します。上の写真では右の睡蓮を少し調整してみました。明るさが少し戻っています。

 さて、これでもまだ水中の葉が気になります。そうなると、補正ブラシしかありません。これで一気に消すものは消すというような補正を行いました。

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 小さなゴミのようなものを消しましたが、ついでに、画像右上の明るく光っている葉を消したり、暗くしました。まとまって落ち着いた感じになったかと思いますが、睡蓮の右上すぐの紅葉を暗くしたのはどうでしょうか。明るいままの方が、動きやリズムを作るのではないかとも思っています。
 そして、作成したのが以下の写真です。暗くした部分の葉をもう少し増やし(トリミングの変更)、左にあるぱっきりと写った紅葉の左端をカットしました。木の葉は非常に鮮明なので、視線がすぐに行くことを考えると、まだ中途半端なカットでしょうか。

 (と、あれこれと現像しながら、トリミングの変更も考えながらの現像です。画像下部分のピントのあっていない部分もどうしようかというのも課題でしょうか。)

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 今回は、補正・修正をかなりきつめに行いましたが、いかがでしょう。見たままに表現するというよりも、印象を強める方向での現像です。かなり見た目よりも変わりましたが、そもそもPLフィルター使用の段階で見たままではないこともありあり、許容範囲かと思います。また、こうした作業工程を示さなければ撮影者しかわからないことになります。

 現像の学習として求める「見た目」や、リアル性を出すための「見た目」を大切にしながら、構図的にもより整理され、印象に残る「表現」への一歩でもあるかと思っています。写真である以上、ノンフィクションですが、印象を込めたフィクション的な要素も加えて、ノンフィクションにおける事実表現から、フィクションを加味してより真実、真理に近づけるような表現を行って行ければと思います。

 次回も、この睡蓮の作品を紹介する予定でいます。

残秋 2

 10月も今日で終わります。秋と冬のはざまのこの時期、雪が降ると秋が可愛らしく残り(初めの写真)、晴天になると秋が眩しく光ります(次の写真)。


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 小麦畑の降雪に落ち葉

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 落葉松林



残秋 その1

 もう11月の声。いよいよ根雪になって本格的な冬の到来する月です。今夜も3度目の雪が降っています。

 さて、過日は3日間にわたる写真ツアーに参加して、久しぶりに写真三昧の日を送りました。晴天の中、冠雪した大雪山と十勝岳の両連峰を眺めつつ、美瑛、東川、旭川、中富良野、富良野と巡りました。

 降雪も2回ほどあって紅葉の盛りが過ぎたとはいえ、カラマツの黄金色の綺麗なのが印象的でした。

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 美瑛の丘

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 カラマツを前景に冠雪した大雪山連峰

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 夕陽のカラマツ

 いたるところカラマツの紅葉が目につきました。上2つのものは日中のものですが、下1枚は日没間近のもので、夕陽の赤い光に照らされて濃いオレンジ色になっていました。









 

降雪青池2

 北海道は大雪をもたらした台風21号。昨年の台風による被害で度々放映された南富良野町では19cmも降ったようです。旭川市街でも夜から降った雪は5cmほどありました。前日に冬タイヤを履き替えたので、勇んで早起きし、曇り空の中2度目の青い池に向かいました。到着したものの雪の気配がなく、しばらく車の中で待機して撮りました。

 青い池はすでにライトアップの機器も設置されてはいましたが、夏季間の通路が使えます。入り口付近の浅い箇所ではうっすらとシャーベット状となっていました。

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 今回も降雪をどう青い池の中で現像することができるのかということで練習しています。やはり、白い雪には背景は暗い方がいいということですが、背景は湖面の青しかないので、色の濃いところを見つけて撮影しています。色彩的には湖面の青さもあって、降ってくる雪には青みが加わってきます。それを白にするのは今の所は難しいです(雪の1つ1つのラインを補正ブラシでなぞる方法ですが、超根気のいることでしょう)。実際的に「雪は白」という観念で見ているかもしれません。以前にも書きましたが、白雪の中では青い影ができるので、青い湖面の色もあって青い光が雪を照らしていることも考えられるからです。

 そんな中、下のような少し明るくした作品を作ってみました。これでも雪がたくさん降ってる感じが出せそうな気もしています。だたし、これはまだ枝の雪が青みを帯びているのを修正しなくてはなりません。私のモニターは調整していますが、普通のPCモニターだともっと青く見えるかもしれません。
 

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