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 積丹 神威岬

 ここの夕陽にも憧れますが、両側崖と海で照明なし、強い風の中を帰る勇気が出てきません。


 美瑛中心の撮影ですが、北海道内も色々と撮ってみたいところもあって、6月から美瑛を離れて車中泊での撮影に挑戦しています。

 朝夕の撮影となると、旅館・ホテルに宿泊しても、チェックインは日没後、チェックアウトは早朝3〜4時ですので寝るだけの宿泊ということでは料金ももったいない感じです。それと、撮影は天気次第ですので、近々の予報をみて決める撮影は車中泊が必須という判断でした。

 とはいえ、車中泊が簡単にできるかと言えば、セダンでは無理で、街中用の軽自動車しかありません。とは言え、軽の方はフロントシートが180度倒れますし、リアシートから165cmほどのスペースがあります。また、平とは程遠い凸凹のシートです。お尻の部分のシートも、座りやすいように傾斜がありますし、フロントシードの背もたれ部分は凹凸状態です。まずはこれからなんとかしなければなりません。

 まず考えたのはコンパネを敷くことですが、そのままではやはり安定しません。やはりシートの凸凹をある程度なくすことが必要となります。シートの両端にものを置けば、コンパネを置けることにはなりますが、コンパネをどんと敷くことになると、それをどこにしまうかということになります。やはり、2つか3つに切って、運転に支障のないようにしなくてはなりません。保管しやすい大きさというものがあります。したがって、一応寝れることを考えると、狭いながらも助手席側をベッドにするのが、作るものも小さくていいということになります。ここで、フラットしにした座席の各寸法や凸凹の高低差を測り、図面に落としました。

 凸凹を埋める素材となりますが、ちょうどいい具合にDIYのセンターに座布団用のウレタンマット(硬目)がありました。大きさも助手席側にぴったりでした。これを切りはりすればいいことになります。必要枚数やカット方法も考えていく中で、このマットだけでフラットにすれば、コンパネが不要になるということになりました。バラバラのマットを接着剤でつけて、妻にカバーをつけてもらいました。