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 極寒の落葉松 

 「霧氷」と個人的には使いますが、樹氷でもいいのかもしれません。この日は、車の温度計ではマイナス19℃でした。今日も、マイナス9℃で少し霧氷がありましたので、この付近から霧氷が発生するものと思います。もちろん、空気中の水蒸気の量にもよるかと思います。

 現像では、落葉松の黄葉色も混じったもの、影の部分の青味、はたまた、印象としての白さとあり、そのバランスが難しいところでした。元データは、撮影時のホワイトバランスも5400Kと少し高めでしたので、朝焼けの色が残っているものでした。これはこれで綺麗なのですが、寒いという感じを出すために、朝焼け色を少なくした現像にしてみました。冬景色の現像の難しさは、このあたりの白と微妙な色彩の調整でしょうか。
 
 ホワイトバランスのカメラ設定は、例の太陽マーク、曇りマークなどがありますが、ほとんどは太陽マーク使用です。K値では5200となっています。しかし、「K」設定で数値を変え、色合いなども確かめていくと、晴天(雲があっても)でも、その5200ケルビン値から、プラスマイナス200〜300の幅があるようです。まあ、これは現像時に調整できるのですから無駄といえばそれまでですが、jpeg画像での色の信頼性を高めるということで、試行しているところです。