PHOTO MEMO by FES

写真についての個人的メモ

青い池ライトアップ 2

 今回は同じ構図で、光の変化が見える写真を紹介します。

 約10分ほどのサイクルで一定の照明パターンが繰り返されます。どこが始まりかはわかりませんが、前回紹介したブルーのスポットライトが現れる時や、入口付近からの逆光による影ができる時を始まりとおさえて、気に入った箇所で撮影するといいかもしれません。

 私の場合は長時間露光ですので、照明の色の違いがある時には重なりあいますので、見た目とは違った画像になることがほとんどです。見た目を撮影する場合は、ISO感度をあげてもいいかもしれませんが、画像の荒れ具合を考えると400〜800(L判など小さければもっと上でも構いませんが)までです。これに絞りを開ければほんの2、3秒というのも可能にはなります。

まずはブルーから…
017A5218

そして、パープル
017A5216

これは、混ざっています
(黄金色的なものも見えましたが、もっと露光時間を短くすればいいですね)
017A5217

 最後は、ピントの話です。暗い中での撮影ですし、降雪時は雪にピントが会うこともあり、AFは有効ではありませんので、フォーカスはマニュアルが原則です。ピントを置く立ち枯れの木を決めて、丁寧に合わせてから撮影ということになります。もちろん、暗い中では合わせにくいですので、照明が明るい時に合わせるわけです。これが済めば、あとは照明のタイミングでシャッターをきっていくことになります。


青い池ライトアップ

39

 イルミネーション・ライン (青い池 ライトアップ)

 青い池のライトアップが始まって、やっと撮影に行ってきました。ほぼ氷結状態で少し雪がのっている状況でした。今年の特徴は上の写真のように「ストライプ」的なものでした。左上は通路からの照明で林の幹が水面・氷面に映る演出です。右上はスポット的なライトがリズムを奏でるような感じです。左下は、駐車場から青い池への通路奥の林にあるもので、逆光と幹のシルエットが楽しめるものです。(これは少し絞りすぎて光条が汚くなってしまいました) 右下は、右上と同じような際の別の場所からの撮影です。幹への光の反射が氷面に写っています。今後積雪が考えられますので、これは結構貴重な1枚になりそうです。

 さて、上の写真撮影のあとに降雪がきました。そうなるとどこの場所でよく降雪光景が撮影しやすいか、これまた移動しながらの撮影になります。

 今年は多いかなぁと思ったのは「フラッシュ」です。手持ちの方はもちろんですが、一眼・三脚の方もフラッシュを使って撮影していました。私は長時間露光で雪の流れを撮るのですが、その光が邪魔にならないかと心配しながら撮影しました。現像して見ると案の定、小さな点が写っていたり、流れる雪との予期せぬ合作も出来上がっていました。20〜30秒の長時間露光ですので、ライトアップの光の変化や、どの時点でのフラッシュかで、状況が変わってきます。私がフラッシュを使うなら、カメラにはつけずに手持ちで発光させた方が面白いかと思いました。充電が早ければ2度3度と発光できますので、発光回数とタイミングなどで楽しめるでしょう。


017A5184

 降雪のイルミネーション

デザイン的切り取り …

 景色、風景、光景 …。
 自分では風景かと思って撮っているのですが、どうも説明しすぎで、余分なものまで入れてしまいます。狙いきれていない、写したいものが明確ではないというような感想をもっています。

 最初に書いたいろいろな語句は、いずれも「鳥瞰」的なもので、広い視野で見ることになります。心情的にも、田園や自然の中にいることが好きなので、そうした中に抱かれていることに内心甘えているのかもしれません。したがって、余分なものまで入り込んでしまうような感じかもしれません。

 そんな甘えを捨てて、写したいものは何なのかをより突き詰めて行かなければならないと思います。そんな中で、1つのヒントは、以前の「睡蓮の池」を写したものや、前回の「青い池」での撮影ですが、造形的、デザイン的な光景ではないかと思っています。

静冷の池

 今回の写真もそうです。自然が作る造形に、青い池ということがわかるように、少しだけ、降雪で垂れ下がった枝を入れたり、立ち枯れの木の写り込みを入れました(入れましたというより、切り取りの関係でどうしても入ってしまうもの。配置できないのが自然物です。)。氷結した水面の違いでの面白さもあるかと思ったわけです。
 この場合は、ダイナミックさやインパクトには欠けますが、微妙な薄氷の変化や淡い色彩による自然が造る形状の妙と言った地味なものの中にも活路があるのかと思っています。あとはやはり色彩でしょうか。前にも書きましたが、この青い池の「微妙な青さ」を、色調や彩度、明度、そして、明瞭度やコントラスト等でどう表すかです。

 昨日、青い池に行ってきましたが、過日の雨で氷結はなくなっていましたが、今日から来週は雪です。こうした造形が見られるのもあとわずかかもしれません。
 

青い池 結氷

 現在、旭川は雨。せっかく凍りかけた青い池も溶けただろうか。


017A5070


017A5082

 結氷しつつある青い池

 2枚とも同日撮影ですが、光の当たり方によって色が変わります。また、方角や画角によっても違ってくるようです。2枚目は、薄雲からの朝光が写り込んでいるものです。両写真とも、結氷の仕方に違いがあってからか、模様が違います。細いブツブツなのは、シャーベット状から凍ったもので、多角形の集まったものは、水が徐々に凍ったものと考えています。

 青い池の防護策の上にも手製の雪だるまが3つほど飾ってありました。水曜日から来週いっぱいにかけて、雪マークだらけの天気予報ですので、完全結氷から積雪の青い池となるかもしれません。

季節の狭間もラストに

 マイナス気温の朝を迎える日が少しずつ増えてきました。降雪があってもまだ湿気が多くて枝や葉にくっつき、枝も重そうに垂れ下がってきます。また、風があると幹にもつき、風の方角がわかるということになります。

017A4989


017A4984


 共に曇り空の下での撮影です。絞りをマイナスにすると暗くなりますので、プラスにしています。1/3〜2手前までの間で白とびを注意して撮影しています。

 上の写真は背景が明るいので、枝や葉の雪が少し暗めになります。下のようなどんよりの暗い曇り空では、光が少し弱目で柔らかいために、雪の明暗が細かく出るようにして、立体感が出るようにし、下の写真では落葉松白樺林が主なので、地面上の雪は白とびさせるくらいの感じで調整しました。
 しかし、ファインダー内で雪原の割合が多い場合や、雪原の表情(狐の足跡があったり、キラキラ輝く場合など)を出すときは、マイナス補正となります。

 現像に関すると、曇り空の場合はすんなりと雪の白さを出しやすいかと思います。光が弱いために、雪同士での光の反射が少なく、青さが少ないと感じています。 


弥生霧景3

 昨シーズン3月 日の出直後と朝霧発生時のもの

 光があると影が青くなりますし、その周囲では雪も青味を帯びます。さらに、光を直接受けるところでは朝焼けの赤い光となっています。カメラではホワイトバランスを「K(ケルビン値)」にでもして調整しなければ出ない微妙な色と思っていますが、現像でうまく出していけると思います。ただ、記憶ではやや濃い目ですし、カメラ内でのピクチャースタイル(キャノン)設定次第では、見た目以上に鮮やかな色のJPEG画像となりますから、注意が必要です。
















記事検索
Photohito

Recent Photo